2009年02月08日

西表島学校

竹富町観光協会の「ぱいぬ島ストーリー」のHPによると、今年もやるみたいです、・・・・「西表島学校」。昨年の様子は、こちらのページをご覧ください。

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西表の自然や島人の生活、そして自然と人がいかにして共存していくのかを楽しみながら考えていく目的で、昨年から始まった「島学校」だけど、今年と昨年の違いがある。

  1. 昨年は西部だけだったけど、西部分校と東部分校に分かれること。
  2. 西部分校では、星砂海岸でのスノーケリングがなくなって、代わりに高那温泉(西表島温泉)に行くこと。去年はウェットスーツを着てのスノーケリングだったけど、さすがに寒かったからなぁ・・・。
  3. 卒業式が、イルマーレウナリザキから、西表島温泉から程近いレストランたかなに変わっていること(たぶん西部と東部の中間的な場所だからでしょう)。

もしこのツアーにちょっとでも興味がある人だったら、そして3月上旬の日程がOKな人だったら、ぜひぜひ参加をオススメしたい。島の人たちも商業ツアーとは一味違った熱心さで迎えてくれるし、その中からいろいろなものが感じ取れると思う。私も時間があったら、東部分校に参加したいのだが、今年はムリ(爆)。でも今年の夏には、また西表に行きたいなぁ。

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2009年01月07日

宮古島へ その11 〜最終回・今度は夏に〜

1月4日(日)、長かった今年の正月休みもこの日でおしまい。宮古諸島の9泊10日の旅も今日で終わりだ。ペンションたきなかで、この2日間一緒だった人たちともお別れ。天気は今日もイマイチ。ホントに天気が良かったといえる日は、この10日間の中でたった1日だけ。まぁ、この時期は仕方がないけど。

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朝食後の、バイクで島の中を一周。そして10時過ぎにペンションを出発した。

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まずはバイクを返すためにサーウェスト宮古島のショップへ向かう。返却時の距離計は4,605.5km。12月26日に借りてからしばらく走った後にチェックしたときは4,124.6kmだったから、この10日間(雨で一日は走らなかったけど)での走行距離は、480.9km+α。給油量はは約11Lだから、だいたいの燃費は45km/L、さすがに4サイクルはよく走る。ただ、教訓的には、100km走ったら念のため給油したほうがベター。特に年末年始は・・・(爆)。レンタル料金は雨の日もあったので一日分だけ割引してもらって12,000円也。長期に借りたため、HPに掲載されている料金よりも安くしてもらっているし、空港への送迎もしてもらってこの料金はとっても良心的だ。

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そして11時過ぎには宮古空港に到着。ゆっくりと売店を見たり、お茶したりで、離陸するまでの時間をまったりと・・・。

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宮古島で過ごした10日間。後半、特に池間島以降は風邪気味になって、咳が出るようになった。さらに最終日はちょっとだるくなってしまい、風が悪化しそうな気配。事実、帰ってきてからダウン気味。原因は、たぶん雨の中、強風の中でも防寒対策不十分でバイクで走ったことかな。

やっぱり今度は夏に行きたい。今度行くとしたら、伊良部島で離発着訓練を思う存分見て、今回いけなかった多良間島でのんびりして、そして池間島のビーチでスノー家リングしてというイメージでスケジュールを組みたいなぁ。

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2009年01月06日

宮古島へ その10 〜激走!宮古島〜

1月3日、天気は相変わらず雲が多いけど、風が収まったのが救い。特に来間大橋を渡るときの風の強さはコワイくらいだったからなぁ。まずは7時半の朝食タイム、沖縄の宿としてはちょっと早めの時間設定だし、量が多いので、ちょっと残してしまったけど、味は文句なしに美味しい。

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実質的には、今日が宮古島を周ることができる最終日。空は曇っていたけれど、早速バイクで出発! 途中、宮古島では良く見かける警官の人形をパチリ。相変わらず情けない顔ですなぁ(爆)。

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インギャー・マリンガーデン。ダイビングの講習が行われていた。波がないので、初心者の講習にはぴったりなんだろうと思う。

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東平安名崎に行く途中の道路わきの海岸線には、立ち枯れている木を良く見かける。たぶん6年前の巨大台風のときにやられた樹木だろうと思う。

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保良泉(ぼらがー)ビーチにて。海宝館の近くの急峻ながけの下にあるビーチで、アクティビティもそろっている。

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ハイボシカス。保良泉(ぼらがー)ビーチでこの写真を撮っていたら、とつぜんワンワン吼える犬っころが走ってきて襲撃されそうになったが、一喝したらキャンキャン鳴きながら逃げていった。猫パワーをなめるんじゃねぇ!(爆)

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東平安名崎に立ち寄った後、年末に行こうと思って行けなかった宮古島温泉に行くことにした。入浴料1,000円+貸タオル100円。茶褐色の本格的な温泉で、源泉かけ流し! いやー、宮古島でこんなにスゴイ温泉があるなんて思っても見なかった。西表島温泉は、塩素臭が強くて温泉気分は希薄だけど、宮古島温泉はスバラシイ。残念ながら展望は期待できないのだが、これできれいな海を見ながら入ることができたら極楽じゃ!

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与那覇のほうを走っていたら突然の雨。サニツビーチの公園の巨大な馬の下で雨宿り。

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雨宿り中のヒトコマ。

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ふたたび前浜ビーチ。うまそうな鳥にゃ。

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ホントに前浜ビーチの砂浜はきれいだ。

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ちょっと遅めの昼食は、来間島に戻って「楽園の果実」で薬膳カレー。島野菜を使った独特の風味がある。

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ちょっと青空が見えてきたので、展望台から来間島大橋を写す。

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ちょっと夕暮れモードの長間浜。ため息が出る美しさ・・・。

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ペンションたきなか。台風対策で、ずいぶんと外観が変わってしまいました。

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このあと、バイクのガソリン補給で大変なことがあったんだけど省略(爆)。とにかく、この日はバイクで宮古島を激走した。

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たきなかの夕食は宮古そば付き。ボリューム感抜群!

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2009年01月04日

宮古島へ その9 〜6年ぶりの来間島〜

1月2日、10時ちょっと前に池間島の凸凹家をチェックアウトし、曇り空と強い北風の中、次の宿泊地の来間島に向かった。ノースフェイスのダッフルバッグMを背負い、前のカゴにはパシフィックアウトドアのポートランドといういでたちで走っているので、客観的には原付ではかなり重たい感じだと思うが、これでも荷物は超軽量化しているのだ。ダッフルバッグはコンプレッションベルトを思いっきり〆て、本来の容量の半分しか使っていない。どちらのバッグも、バイクでの移動と防水性を考えて選んだ選択だ。

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途中、小雨に振られながらも11時過ぎに来間島に到着した。宿泊はペンションたきなか、これで3回目の宿泊になる。建物の外観が変わっていて、最初はえっ、ここだっけ?という感じ・・・・、道に迷ったかと思った。さすがに6年も間が空くと、私のことは覚えていてはくれなかったようだ(爆)。

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まずは昼食。新しい食事場所もできているみたいだったけど、正月で開いていたのは「楽園の果実」だけ。ここはアジアンテイストの内装と、センスが良いメニュー、そして味も美味しく、お気に入りの店のひとつ。メニューの中から、宮古牛のステーキ丼1,050円+セットメニューの豆乳プリン&コーヒー250円を注文した。12時前に店に入ったんだけど、あとからお客さんがたくさん入ってきて、順番待ちの状態。他の店が開いていないという事もあるんだろうけど、なかなか人気の店になっているみたいだ。

そして、バイクで来間島をい一周。しかしこの日も雲が多く、色彩感が乏しかったので、開き直ってモノクロモードで撮影。まずはこの島で一番のビーチ、長間浜から。

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来間島の竜宮城展望台から栗間大橋を望む。

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橋を渡って宮古島に戻り、前浜ビーチから栗間大橋を望む。雲の切れ間から光る太陽がちょっと不気味!?

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川がない宮古島でもマングローブがあって、ヒルギが生えている場所が2ヶ所あるということで行ってみた。規模は小さいけど、昔からの湧き水が出ている場所が汽水域になってマングローブを形成しているらしい。

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写真は、たぶんヤエヤマヒルギ。もちろんオヒルギ、メヒルギもあって、代表的な三種類がそろっている。でも、・・・やっぱ林に生命感が少ないのは否めない。八重山のマングローブだと、その周りにキバウミニナやシオマネキ、トントンミーなどの生き物がたくさんいるのに、ここにはそういった生き物の姿を見かけることができなかった。カニの生息している穴はあるんだけどね〜。

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ふたたび与那覇前浜。ここは本当に美しい浜辺だ。この輝くように白い砂浜は、宮古諸島のビーチの特徴だ。

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夕食は、もりだくさんの正月料理。この宿の料理はとっても美味しいんだけど、量が多すぎ(汗)。

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この日は正月ということで、泡盛飲み放題。宿のお父さんもハイテンションで飲んでいたけど、ついていけないので(爆)、先に失礼しました。飲みすぎ注意ですよ。

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2009年01月03日

宮古島へ その8 〜晴れのち曇り時々雨、風強し〜

今年の新年は池間島で迎えた。前日にこの島での初日の出ポイントを聞いておいたのだが、池間大橋の池間島側のたもとであれば、大神島と宮古島の間のあたりに日が昇るとのこと。7時前に起きてバイクに乗り、池間大橋に向かうとすでに数人の観光客が来ていた。日の出の時間は7時22分くらいとのことだったが、雲が厚く、太陽がどの方向から昇ってくるのかもまったくわからない状況。昨日の天気から考えて初日のでは拝めないとは覚悟はしていたので、帰ろうかなぁ・・・と思っていたとき、厚い雲の合間からほんの少し光るものが見えた。初日の出だ。

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そしてさらに15分後くらい。雲の切れ間から光跡が伸びて、さらに太陽が見える一瞬が現れた。しかも宮古諸島でもっとも神聖な島である大神島にのびる光が神々しい。

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厚い雲で初日の出は無理だと思っていただけに、これだけ見ることができて満足!宿に戻ると、お正月の朝食が待っていた。写真には写っていないけど、このほかに茶碗蒸しもあった。

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沖縄ではお雑煮を食べる習慣がないのだけど、この宿ではアオサ汁にお餅を入れて、オリジナルの沖縄風雑煮をだしてくれた。美味しかった!

風は相変わらず強かったけど、今日は部屋を替わることになっていたため、昼間は部屋を空けなきゃいけない。天気が不安だったけど、やむなく(爆)バイクで出発〜。まずは池間島を一周。このしまのまわりには、たくさんのキレイなビーチがある。周回道路から海側に延びる細い道があったら、それはビーチに続く道だと思って間違いない。

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池間島灯台。

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池間大橋を渡って、宮古島側に渡ったところにあるビーチだが、流れ着いたゴミがたくさん打ち上げられている。

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西平安名崎にある風力発電所。さすがに風が強い場所に建っている。

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2002年の台風のときに破棄されたけど、現在は3基が復旧している。

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さらに南下いたら、こんな標識が・・・。「ぷらかす笑顔」ってどんな顔?「うむやす運転」って?ナゾだ。

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この地域の治めていたと思われる豪族の墓地。このあと、大神島に向かう船の出発地の島尻の集落にも行ったけど、天気も良くなかったし、風も強かったので大神島には行かずにここから引き返すことに。途中、パラパラと雨が降ってきた。

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昼食は、池間島まで戻っておみやげの売店で宮古そば500円?を注文。このときは晴れていたけど、食べ終わって宿に向かう途中にまた雨が降ってきた。ホントに変わりやすい天気だ。

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13時過ぎ、宿に戻ってでっかい風呂に入ってから、狩俣の売店で買ってきたサーターアンダギーを食べて昼食の足しにした。そして昼寝ZZzzzz....。

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夕食は、凸凹家。メインはとんこつのスープで豚肉のなべもの。さらに、島ラッキョウ、ぜんまい、宮古牛の刺身、マグロのぶつと山芋&紅山芋のすりおろし。なべが2人前くらいあって、お腹いっぱい。満足にゃー。

そして、部屋に戻ったら、バレンボエム指揮ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。やっぱり新年は、これを見ないことには始まらないノダ。

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2009年01月01日

宮古島へ その7 〜雨風の中、池間島へ〜

12月31日、「ニャンくるないさ〜」でのすき焼きパーティの翌日は、この宿を離れる日。こういう宿を離れるときはちょっとした寂しさが付きまとう。それは、この宿が良い宿だったなぁという思いの証拠でもある。

ただ、天気は曇り時々雨、そして強い北風が吹いている。典型的な先島諸島の冬型の天候だ。こういう日は観光する気分にはならないし、大晦日なので食事をできるところに不安がある。昼までは平良市街地に残って昼食を食べ、それから次の宿泊地=池間島に向かうことにした。

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昼食は繁華街で探したんだけど、空いている店がなく、やむなく宿の近所で空いていた「じんく屋」という店で宮古そば定食550円を注文。お店の中は地元のおじさんたちばかり。味は、まぁ普通。

そして、12時過ぎ、猫たちに別れを告げて、曇り空の中を池間島に向けて出発。途中、雨が降り始め、折からの強風とあいまって、バイクにとってはかなりの悪条件となってしまった。レインウエアの上下を着ていたけど、かなり寒い。ゴーグルもないから視界が悪く、道を間違えて遠回り・・・、結局、池間島まで1時間もかかってしまった。それにしても池間大橋を通るときの風の強さは強烈!姿勢を低くして時速20kmで安全運転で逆風の中を渡りきったときにはほっとした。

そしてガソリンを補給して、大晦日の宿となる凸凹家(でこぼこや)に到着。1時過ぎと早かったにもかかわらず、チェックインすることができた。今回の旅行中、もっとも宿泊代金の高い宿で、一泊朝食つきで7,800円+夕食代2,000円。大晦日と新年くらいはと思って、ちょっと奮発。

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建物の外観は、予想に反してシンプル。向かって左側の1階が食堂で2階がオーナーの住宅。右側が宿泊棟で3部屋ある。

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2階の洋室はこんな感じのツインルームで、とっても広い。奥にはソファーと液晶テレビがある。あと冷蔵庫とポット付き。

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オドロキは浴室。浴槽の広さがハンパじゃなく広くて、たぶん160×160cmくらい。お湯がいっぱいになるまで1時間近くかかるのだ!窓からは海が見えるー! ただし1階の車庫には、老犬が一匹・・・・。この島は、イヌが多いにゃ!

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この宿は、朝食のみが基本だが、希望により夕食つきも選択可(+2,000円)。外で食べるところも少ないので、夕食付を選択したのだが、大晦日ということでスペシャルバージョンの夕食が出た。

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泡盛(多良川)とさんぴん茶は無料。

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島豆腐とぜんまいのサラダ。ドレッシングはゴマ風味。

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マグロとイラブチャーの刺身。

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宮古牛の刺身。わさび、ニンニク、醤油で食べる。

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ふーちゃんぷる。

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島野菜の天ぷら。紅いも、うりずんまめ、ゴーヤ、島ラッキョウ。

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最後は、年越しの宮古そば。飲んだ後にやさしい超あっさり味。満足にゃー。

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2008年12月31日

宮古島へ その6 〜晴耕雨読〜

12月30日、朝、フトン(毛布?)の中でうとうとしている時から聞こえてきたのは雨だれの音、そして濡れた路面を走る車の音、・・・・今日は雨だ。しかも降り続きそうなしとしと雨。昨日の予報では、曇り時々雨だったのだが・・・・。

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曇りの予報だったので、2006年にオープンした宮古島温泉に行こうと思っていたんだけど、温泉に入っても帰りに雨に打たれたんじゃ楽しくない。予定を変更し、今日は何もしない日にすることにした。長い旅程なのだから、こういう日が一日あってもおかしくない。そんなワケで、お昼ご飯を近くの料亭「桜亭」で幕の内のランチ(1,050円)を食べに行ったほか、外出しなかった(爆)。あ、コンビニにも行ったか。でも、桜亭のランチはお得かも。ごく普通の和食の定食なんだけど、刺身、揚げたての天ぷら、煮物、酢の物、荒汁などがついてこの値段。しかもウマイ。東京で同じものを注文したら、1,500円は下らないと思う。

料亭の帰り道に写したブーゲンビリア。

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宿の猫も退屈そう。

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こうやって起きるとライオン風で凛々しい。でも、そろそろ散髪しないと、むさくるしいかも。

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ハードボイルド風。超小型でありながら超強力なLEDライト=Gentos Superfire X SF-502XPをレジ袋でディフィーズしてライティング。比較的、デイライトの色温度に近いので使いやすいライトだ。

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泡盛を守る猫。

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夕食はみんなでお金を出し合ってすき焼きを作った。チーフは長期滞在中のけんちゃん。材料を仕込み中。

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仕込み完了。

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猫肉のすき焼きははじめてだにゃぁ(ウソ)。

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総勢10人+αでのにぎやかな夕食ですた。

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2008年12月30日

宮古島へ その5 〜ニャンくるないさー〜

12月29日、実はこの日から2泊は予定が未定だった。当初は多良間島に行こうと思っていたんだけど、天候の様子を見て予定を考えようと思っていた。で、天気予報は思わしくなかったけど根拠もなく「やっぱ多良間に行こう」と思って、某民宿に電話をしたところ、いつ泊まるとも言ってないのに「うちは年末年始は休みです、ガチャン!!」という感じ。そんなワケで、宮古島に留まることにしたのだ。さて、宮古でどこに泊まろう、・・・ここまで「ゆんたく」できないところに泊まっていたので、今回はドミトリーに泊まることにした。

そこで前々から気になっていた「ニャンくるないさー」に28日に電話したところ、個室に空きがあるとのこと。翌29日にホテル・プレミエをチェックアウトしてすぐに「ニャンくる」にチェックイン。建物は古いけど、手入れはそれなりにされているし、和室6畳の広々とした個室で素泊まり2,500円。個室にはテレビ(無料)とエアコン(100円/h)、共用の冷蔵庫にフリードリンク。キャパシティの割りにトイレが1ヶ所しかないところが気になるけど、スコティッシュフォールドの猫4匹がカワイイっ!これなら雨でも猫と遊べるにゃー。

下の写真は、ホテル・プレミエのベランダから見た朝7時ちょっと前の景色。まだ夜明け前だ。

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ホテル・プレミエの朝食。超シンプルにゃー(猫語)。

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「ニャンくる」に荷物を置いて、バイクで出発。まずは市街地のパイナガマビーチに立ち寄った後、空港方向に走り、そこから島の反対側へ抜けるルートを選択、そこから比嘉ロードパーク、新城(あらぐすく)海岸、吉野海岸、東平安名崎をぐるっと周って来た。

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まずは島の反対側の道路は、思ったよりも見通しが悪くて海岸線を走っていると実感できるところはほとんどない。ドライブそのものを楽しめるルートではないだろう。新城海岸に到着したが、他に客も少なくて寂しげ。海岸にはゴミもたくさん打ち上げられていて、すぐに次に吉野海岸に向かった。

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吉野海岸は、宮古島で一番のシュノーケリングポイント。それだけに海岸にはそれなりに多くの人が訪れていた。靴を脱いで海の中に入ってみると、最初は冷たさを感じたけど、すぐに慣れる水温だ。泳ぐにはさすがにウェットスーツが必要だけど、波も少ないので安全なビーチだ。泳いでいる人は「カラフルな魚がたくさんいるよ」って言ってた。

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でも、吉野海岸って、車の乗り入れが禁止になったのかなぁ? 上の駐車場には「禁止」と書かれていたけど、そこから海岸までは急な坂道を数分歩かなきゃならない。確かに細い道で、下の駐車場のキャパシティも少ないからやむをえない面もあると思うけど、帰り道の急な坂道はかなりツライと思う。

そして、バイクをさらに飛ばして、この島の最強の景観地=東平安名崎(ひがしへんなざき)。200円で灯台に登ることもできる。灯台の上はさらに絶景。

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ここは初日の出の名所でもある。元旦の総長にはたくさんの人が訪れるのだが、4年くらい前に来たときには、残念ながら曇っていてまったく見ることができなかった。

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13時半ごろ、帰途に。だんだんと空が暗くなってきてヤバイ感じ。ココから帰るのには1時間以上かかるんだけど、・・・・と思っていたら、あと宿まで10分くらいというところでスコール状態の大雨。ゴアテックスのウエアを持っていたから良かったけど、それを羽織るまでの間にずぶ濡れ。雨の中、安全第一に運転して宿に戻った。

宿の猫たちにゃー。

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堕落した猫。

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今日は肉が喰いたかったので、この猫を調理するために(ウソ)、宿の近くの「Shin」というお店に。宮古の新聞に広告が出ていて、期間限定で250gのサーロインステーキが1,000円で食べられるらしい。開店の6時半まで待ってお店に入る。

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店内もなかなかおしゃれな雰囲気。メニューを見ると普段は肉料理のお店じゃないみたい。広島風のお好み焼き、焼きそば、オリジナルのチャーハンなどもメニューに掲載されている。

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生ビール、ウマ!お通しのピクルスもウマっ!

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これがサーロインステーキ。ガーリックの香りが食欲をそそるにゃー!味もウマっ!昨日のイセエビよりも美味いかも。これにライスとスープ、生ビールとお通しで2,000円は安い。

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2008年12月29日

宮古島へ その4 〜伊良部から宮古へ〜

12月28日、朝。窓の外は薄日が差す天気で、雨は降りそうもない。まずまずの天気かな。まずは宿の朝食ナノダ。

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そして何よりもウマイのは、生のマンゴージュース。とろりとした濃厚さと、控えめな甘さ、飲みやすさは秀逸!ウマ過ぎ!

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そしてバイクで出発。今日は伊良部を離れる日なので、軽く散歩程度で下地島を回ることにした。サトウキビ畑は、昨日まで背の高いキビがあったはずなんだけど、すでに数箇所で収穫が始まっていた。30cm程度に裁断され、かごの中に詰め込まれている。この中には、糖分を含んだ水がたくさん入っているので、かなりの重量があるはず。

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渡口の浜にて。この時期の沖縄では、ツバメの姿を良く見かける。

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そして11時40分のフェリーで伊良部島を離れ、宮古島に戻った。今度来るときには、夏に来たいと思う。

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そして宮古島の宿は、ホテル・プレミエ。一泊朝食つきで5,000円。部屋は6畳程度の広さにシングルベッド、デスク、冷蔵庫、エアコンつき。インターネット環境とポットは無し。狭いけど、寝るだけなら十分かも。ホテルにしては珍しく、テラスに出ることができる。港の方向が一望できるので気持ちが良い。

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ただし設備は全体的に古め。水周りはリフォームされているのでキレイだけど、ベランダはなどは手入れが行き届いていない感じ。宮古島の中ではコストパフォーマンスが高い宿かもしれないけど、八重山だと5,000円ならもうちょっと良いホテルがありそう。

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昼食は、古謝そば本店の「うやきそば」800円。肉がたくさんのっているんだけど、豚足は苦手なので、ほかのを注文すればよかった・・・・。そしてバイクを飛ばして、砂山ビーチへ。

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天気がいいうちにたくさん周ろうと思ってきたんだけど、白い砂とエメラルドグリーンの海がほんとにキレイ。下の写真は、砂山ビーチのシンボル的な岩です。

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さらにバイクを走らせて、池間大橋まで。いやぁ、ホントにきれいな海だったなぁ。

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池間島でバイクに給油したところ、3.3Lで429円。これで150kmも走るんだから、原付はホントに安い。そして1時間くらい走って、平良市街地に帰還。ホテルで休憩の後、夕食は「海王丸」という猟師居酒屋へ。

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味は悪くないんだけど、ちょっと微妙な店。従業員が少なすぎて、ぜんぜん手がまわっていない感じ。上の写真は海王丸サラダで、630円。刺身がたくさんのっていて豪勢!

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メインは超奮発して伊勢海老の焼き物。手前がバター焼きで、奥の半身が塩焼き。個人的には、バター焼きがオススメ。時価だったんだけど、たぶん3,000円くらいだと思う。

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2008年12月28日

宮古島へ その3 〜快晴の伊良部〜

12月27日、朝起きて窓を開けると日が差している。雨季の先島では数少ない晴れの日になりそうな気配だ。まずは宿の朝食・・・・朝食そのものは普通の朝食だが、食後のマンゴーの生ジュースはめちゃくちゃウマイ。たぶん冷凍にした果実をミキサーにかけているんだろうと思うけど、これだけでも朝食代700円の価値がある。

バイクのエンジンをかけて、今日は島を右回りで一周する。まずは白鳥崎、フナウサギバナタ、佐良浜港、牧山展望台、豊見氏親墓碑、渡口の浜という伊良部島一周のコースだ。

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上野写真は、白鳥崎にて。波が高く、岩礁に砕け散り、高くしぶきが上がる。

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牧山展望台の近くに、蝶が群生していた。バイクで細い未舗装路を通過すると、両脇から蝶が舞い上がり、蝶の花が咲き乱れる。

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渡口の浜にて。伊良部島のビーチが、どこも砂が白く、そして細かい。太陽光線があたるとコントラストが強調され、とっても美しい。

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今度は、下地島を一周コースに突入。下地島空港の先端にて、愛車TODAYとともに(爆)。

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空港先端の海もホントに美しい。やはり宮古諸島の海は、日本で一番美しいと思う。

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昼食は、民宿まるよしの1階で営業している食堂にてまるよしそば550円を注文。ウマイ。この店はカレーが名物で、となりの座敷で注文していたカレーライスは、普通のカレーの2人分くらいはありそう。圧巻なのはジャンボカツカレー700円で、洗面器くらいの大きさのお皿が出てくる。優に3人分以上はありそう・・・!

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宿に戻って、昼寝ZZzzzz。。。。。 そして5時半くらいにあわてて飛び起きた。夕日の時間だ!すでに日が傾いていて、この島の夕日の名所=佐和田の浜に行ったのだが、季節の関係で夕日が沈む場所が島影になっている。夏場だったらちょうど滑走路の先の辺りに沈むので、この浜がベストポジションなんだが、急いでバイクを走らせて滑走路の先端に到着。何とか間に合った・・・。この日の夕日はほんとにきれいで、水平線に沈む瞬間まで雲に隠れることがなかった。そしてジャストタイミングで滑走路から訓練用飛行機が離陸!この日は年末で訓練飛行は休みだったのだが、飛行機を移動させるためなのか、日が沈む直前に離陸したのだ。このときの写真は、後日掲載予定ナノダ。

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2008年12月27日

宮古島へ その2 〜とりあえず伊良部島に渡る〜

12月26日、宮古島は、厚い雲の下にあった。飛行機は厚い雲に突入するときに、大きく揺れ、その雲の下には重い色合いの海が広がっている。宮古島の海は、たぶん日本で一番美しいエメラルドグリーンのはずなんだけど、太陽光線が届かないとその色は輝かない。どんよりとしたグリーンになってしまっている。JTA021便は、定刻よりも5分くらい遅れて宮古空港に到着した。

空港には今回の行程中、ずっとバイクを借りる予定のサーウェスト宮古島の迎えの人が着てくれていた。9日間で原付のTodayが13,500円と格安。バイクの状態も良いし、カゴに荷台つき。しかも空港の送迎つきナノダ。スタッフも店長も親切でフレンドリーでとってもお勧めのショップである。

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バイクを借りて、まずは昼食。まずはバイクショップからも近い宮古そばの名店、古謝そば店に入る。11時まで待ってそば定食750円を注文。宮古そばとジューシー(炊き込みご飯)、煮物の一品、もずく、香の物、コーヒーまで付いていてこの値段は格安。しかもウマイ。ゆったりと昼食を食べて、次に向かったのが平良港のターミナル。12時20分のはやて海運のチケットを買い、伊良部島に向かうのだ。普通の低速?フェリーだと倍の時間がかかるけど、倍といっても20分で付いてしまうので格安のフェリーを選択。原付バイク込みで、往復1,000円。

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フェリーはかなり古い船だけど、無事に伊良部島に到着。早速バイクに乗って、まずは宿がある佐和田の浜に向かう。地図を見るだけではわからないけど、意外と高低差があって、自転車ではかなり厳しそうな島だ。どんよりとした曇り空のもと、「佐和田の浜」を案内する標識に沿ってバイクを走らせること10分ほど、浜に近い「いなうの郷」と書かれた建物をハッケン。伊良部島で2泊する宿である。1階は食堂、2階が宿になっていて、部屋は1Kのマンション風だ。寝室は8畳くらいの広さにベッドがふたつ、Kはコンロはないものの流しと冷蔵庫が備え付けられていて、ユニットバスもついている。テレビ、エアコンも無料。清潔でそこそこ新しいので、これで1泊朝食つきで4,700円はリーズナブル。

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部屋に荷物を置いて、まずはこの島の一番の見どころ、下地島空港に向かう。ここは日本唯一の訓練用の飛行場で、ジャンボジェットも使用可能な3,000m滑走路を有している。航空写真マニアにはとっても有名な場所なのだ。宿から空港まではバイクで5分程度、近づくと、おおおー、間近にプロペラ機が離発着訓練している〜。すげー! だけど空が曇りだと映えないなぁ。それに冬は北風なので、滑走路北側から離陸し、南側から着陸するコースをとる。写真的には、逆の北側から着陸してくれたほうが嬉しいのだが、・・・やっぱりココは夏に来るべきところだと実感。そして通り池や渡口の浜などに寄ってから、宿に戻ったのだが、どこに行っても恨めしいのは曇空。海の色も映えないし、飛行機の離発着もいまひとつ冴えないなぁ・・・。

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夕食は宿の1階にある食堂で、とうふチャンプル定食500円+刺身500円+生ビール500円を注文。チャンプルは東京沖縄料理店で出てくる量の2倍くらいの大盛りナノダ。ゆんたくとか旅人同士の情報交換は期待できない宿だけど、それ以外では満足。

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2008年12月26日

宮古島へ その1

年も末。22日には新国立劇場の「シンデレラ」の2回目をみたけど、今年の後半はバレエを見に行くことが多かった。いろいろと触発されることがあって、再びバレエを見始めたんだけど、こうやって継続的に見始めるとダンサーによる違いはもとより、劇場による特徴、振り付けによる視点の違いなどがあって面白い。来年も、良い音楽、オペラ、バレエに出会えますように。

さて、ワタシは今日から年末年始にかけて、南の島で過ごすことにした。場所は宮古島をはじめとする周辺の島々だ。宮古島に行くのは、はたして何年ぶりだろう・・・、3〜4年くらいは経っているハズ。石垣島を中心とする八重山には毎年のように訪れているのに、宮古はまだ3回目。海がきれいな宮古は夏に行くのが一番良いんだろうけど、今回は避寒を目的に(爆)行くことにした。まぁ、マイレージの予約のときに石垣空港行きのチケットが取れず、宮古行きは楽々取れたというのも、今回のたびの理由のひとつではあるんだけど・・・。

飛行機は、JTA021便、06:50に羽田を発つ宮古島直行便だ。キンチョーして午前4時過ぎには起床して、今年一番の冷え込みと強風の中を空港に向かい、到着したのは離陸の1時間以上前。ちょっと早すぎた・・・。空港の待合ロビーから眺める滑走路は、まだ夜明け前の暗さ。売店もまだ開店準備中という感じなのだ。1時間ほど空港で時間をつぶし、離陸する飛行機の窓から望む朝日がまぶしい。関東地方は晴れの予報だが、宮古島地方は曇りの予報。この時期の沖縄は雨季なので、好天を望むことは難しいけれど、東京よりははるかに温暖だ。最高気温は22度くらいのハズなので、東京との温度差が一番大きい時期が「冬」なのだ。コートやジャンパーが要らない生活ができる。

今回はバイクでの移動ということで、荷物は極力少なめにしている。何よりも軽減したのはカメラ! 売却したカメラのお金を軍資金にして、新たにPanasonic DMC-G1を買ってしまった(爆)。このWズームに、Zuiko Digital ED9-18mm+マウントアダプタというレンズ3本体制。夏の奄美に持っていったE-3&8mm魚眼&12-60mm&50-200mm&テレコンと比べると、重さは1/3以下じゃないだろうか。もちろんG1は動体撮影においては不安なカメラではあるんだけど、カメラを入れたバックを持ったときの軽さはオドロキである。ショルダーバッグにはカメラのほかにコンピュータも入っているんだけど、重さは3kg以下。これまでは5kg以上あったのでその差は約2kg。ムチャクチャ軽い。

さて、今回はどんな旅になるか??? 現地から連載です。(宮古島 古謝そば屋にて)

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2008年03月09日

JTA074便の中で・・・

3月9日(日)、この旅、最後の日は、早朝から雨音に起こされた。前夜から雲が多かったけど、いよいよ大粒の雨音が聞こえてくる。朝7時半からの朝食の時には石垣ケーブルテレビの天気予報が流されているんだけど、石垣市では大雨注意報、竹富町では大雨洪水警報が発令されている。時々、ピカッと光って雷鳴が響いてくる。まるで私の旅の間だけお天気が良かったかたちになってしまった。

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帰りの荷造りをして、荷物をティダヌファに預けて、9時半から飛行機の時間までちょっと散策。この大雨だから行けるところは限られているけど、丁度よい距離のところにまだ行ったことがない石垣市立の八重山博物館がある。以前にも行ってみようと思っていたら、開館時間を過ぎていたり、休館日だったりして、入ることができなかった博物館だ。傘をさしレインウエアを着て博物館まで徒歩数分。入館料200円を払って見学だ。

外観から想像はできたけど、博物館のフロアーは1Fだけで、あまり広くはない。この小さめの博物館の中に民俗や衣装、石器や土器、農機具やサバニなどを展示しているのだから、体系的な展示は難しい。展示してあるものの解説だけだ。個人的には、文献に登場する以前の八重山の歴史や人々の生活、琉球や薩摩、中国との関係などの歴史をもっともっと知りたかったのだが、そういったものを期待している人には物足りないかも。

宿に戻って荷物を引き取り、730交差点手前でタクシーを拾って空港に向かう。こちらのタクシー料金は以前と変わらず初乗り390円のままで、空港までは870円で到着した。タクシーに乗っている間も、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返している。これから観光する人は、大変だろう。

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そして、JTA074便に乗って宮古経由羽田空港へ。飛行機は20分遅れで石垣空港を離陸した。いま、飛行機の中で振り返って思うけど、いい旅だったなぁ・・・・、そう思う。ただ楽しかっただけじゃなくて、いろいろと島のことについて改めて考えさせられる機会になった。

島々は海に隔てられ、島ごとの独自の文化を作り出してきた。八重山の島々も、宮古や沖縄、奄美も同様だ。同じ島の中でも交通手段が限られた場所では、集落ごとに独自の文化を作り出してきた。決して生活は楽ではなかったと思うが、かつての島の衣食住は、その豊かな自然の中で完結していたのだ。

現在は交通が発達し、貨幣経済の中に巻き込まれ、島を出て行く人たちも増えるとともに、独自の文化も薄れ、失われつつある。そうした状況の中で、島々の文化は「淘汰」されてしまってよいのだろうか。豊かな自然は観光のために「消費」されるだけでいいのか。その文化の中で守るべきものはないのか。考え出せばきりがない、答えのない質問なのかもしれない。

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また必ず、西表に帰ってこよう。そして、これからもいろいろな島々に行ってみようと思う。

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2008年03月08日

西表を離れる日

3月8日(土)、いよいよ西表を離れる日だ。島学校の4日間はスケジュールがいっぱいだったけど、その後の2日間は予定に追われることなく気ままな時間を過ごしてきた。いろいろな思い出ができたけど、ここで一区切り。

話は深夜のことになるが、このペンション星の砂に泊まって不思議なことがあった。深夜、星砂の浜では海の上や中を懐中電灯で照らす明かりがいくつも見えるのだ。何かを探しているかのような明かりの動きだったが、良からぬものを見てしまったのかとも思った(^_^;)。朝食のときにペンションのねーねーに聞いてみた。「あ、あれは海岸で漁をしているんですよ〜」とのこと。この時期はタコがとれるらしい。深夜に行っていたのは、どうもその時間が干潮の時間だったからだろう.

朝食後、借りていたバイクに乗って上原にあるガソリンスタンドで給油(こっちは173円/Lだから東部よりも2円高い)、満タンにして「さわやか荘」に戻ってバイクを返却。総走行距離144.2km、ガソリン消費量3.55L、燃費は40.6km/Lだから古いバイクでもかなり走ってくれた。やっぱり信号がないからかな・・・、私の新品バイクよりも燃費イイかも。ちなみに石垣島では159円/Lくらいらしい。

さわやか荘の若女将(←最初、ヘルパーさんかと思った^_^;)に、車でペンション星の砂まで送ってもらって、ここで宿をチェックアウト。バスが来るまで時間があったので星砂の浜で時間をまた〜りと過ごし、10:52に豊原行きのバスに乗車。そして12時前に大原港に到着。ターミナル近くのお店でブルーシールのパッションフルーツアイスを食べて時間をつぶし、12:50発の八重山観光フェリーで西表島をあとにした。高速船から見る西表島は、みるみるうちに霞の影となって薄れていく。空は一面、厚い雲に覆われていた。

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石垣離島桟橋に戻って、昼食はやっぱり「さつき」。今度はゴーヤチャンプル&八重山そば定食850円を注文。ボリュームがあるしウマイ。

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そして初日にも泊まった音楽と農家の宿「ティダヌファ」に荷物を預けて、おみやげ探し。この時期はフルーツが少ないから、やっぱり今年モノの黒糖だな〜。ティダヌファに戻って昼寝し、起きたら夕食の時間。美崎町を散策してから、やっぱり向かったのは居酒屋「源」、地元の人が多い店だ。

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刺身とトーフチャンプル、生ビールを注文してお腹いっぱい。しかも代金は1,550円なのだ。石垣市街地に泊まるんだったら、こういう地元の人が行く店を選んだほうが、絶対にイイと思う。

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西表島を一周!

3月7日(金)、昨日借りたバイクで、朝、トゥドマリ浜(月が浜)へ。トゥドマリ浜は、西に開けているので背後の木が影になっている。砂がとっても細かくて美しい浜だ。そして、昨日とは反対方向にぐるっと廻って大原方面に向かう。

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途中、船浮湾のところでバイクを止め、そこにやってきた沖縄特有の種類だと思うけどメジロやってきた。かわいかったので一枚パチリ。

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ネコ注意!

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小浜島がよーく見える展望スポット近くの牧場で。警戒心が強いくせに、近くに寄ってきたので記念に一枚。私が帰ろうと思って立ち上がったら、牛さんはびくっとして後退りした。

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そして由布島到着~。潮がかなり引いています。

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由布島に一度行ったことがあるので、まわりのマングローブを観察。ここにはミナミコメツキガニはいない(汽水域じゃないからかな?)けど、多種多様なカニさんがいる。立ち止まってじっとしてると地面に空いた無数の穴からワサワサ出てくる。写真はシオマネキの一種だと思うけど、小さな左のハサミで泥を口に運んでいる。

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その後、西表野生生物保護センターに向かい、ステッカーと絵葉書をおみやげに購入。自分のバイクにも安全運転祈願で貼ろうかな。第4次ヤマネコ生態調査の報告書は、当初の3月から5月以降に遅れるそうだ。

ガソリンが途中で切れるカモと思って、大原まで行って給油。171円/Lという値段でした。このまえ自宅近所でガソリンを入れたら144円/Lだったからかなり」高い。ここまでのガソリン消費量は約2L。

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帰り道にあった由布島近くの「猪狩屋」で食べたお昼ご飯は、「イノシシ汁」1,200円。イノシシのいろいろな部位の肉が入っている。野趣溢れる味、・・・・だけど骨が多くて食べるところが少ないかなぁ。味は好みが分かれそう。この店では、黒糖作りの体験などもできるらしい。この店の黒糖や黒蜜を試食させてもらったけど、かなり味が濃い〜。ちょっと値段が高めだけど、これはウマイと思う。

そして帰り道は、潮がめっちゃ引いている時間帯で、小浜島も歩いて渡れそうな感じ(もちろん、歩いて行けるワケない!)。マングローブもみんな白い砂地の地面が露出している。宿に戻って星砂の浜をみたら、向かいの小島まで地続き状態。ここまで潮が引いているのははじめてみた。さっそくマリンシューズに履き替えて海に入ってみた。藻に絡まっている生きた「星の砂」を改めて観察〜。

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夕食後、暗くなり始めた道をバイクで飛ばして浦内川へ。夕暮れのマングローブの、独特の雰囲気は大好き。

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明日はいよいよ西表島を離れる日になってしまった。あっというまの6日間だった。

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ペンション星の砂

3月6日からの2泊は、ペンション星の砂。星砂海岸を目の前に臨む、西表の中でも絶好のロケーションを誇る。もともと窓からの見晴らしがよい宿が好きなので、オフシーズンの安い機会を逃さずに泊まることにしたのだ。ホントは和室の予約だったのだが、オフシーズンなのでアップグレードしてくれて、1階のツインルームのシングルユースが2食付で7,500円。

で、部屋に入るとこんな感じ。

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かなり広いし、バス・トイレ・冷蔵庫・テレビつき。夏場ならクーラーも無料。しかも窓を開けて外に出ると緑の芝生が広がり、その向こうには星砂海岸が広がっている。これならば7,500円は納得のお値段だ・・・つーか安い。ただし問題もある。インターネット環境はナシ。夕食は6時からとちょっと早め。朝食は8時15分からとちょっと遅め。

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そして上が、3月6日の夕食。レストハウス星の砂の窓際の席が用意された。揚げ物がメインだったので、沖縄色はあまり感じない。ビールはもちろんオプションです。

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で、これが3月7日の朝食。ポーク卵ではなくウインナー卵なので、沖縄色ナシ。。味は全体的に不可もなくという感じで及第点。この値段ならオススメの宿のひとつです。

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ヤマネコ発見の地・船浮

3月6日(木)、西表島学校も終わったので、イルマーレウナリザキもチェックアウト。食事は今ひとつかなと思うけど、部屋はとっても良い。部屋の形はホテルだけど、スタッフはダイビングショップ的でフレンドリー。2日目夕方からは無線LANも使えるようになったし、とても快適な宿だった。でも夏はダイバー中心になりそうなので、その他の人は泊まりにくくなるかも。

9時半頃、車で次の宿であるペンション星の砂に送ってもらい、そこで大きな荷物を預け、レンタバイクをやっている「さわやか荘」に電話して迎えに来てもらう。天気もよさそうだったので2日間借りることにした。代金は6,000円(初日3,500円+2日目以降2,500円)。かなり古いホンダDioだったけど、結構パワーがある。

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バイクのエンジンをかけて、早速、白浜方向に向かう。途中、浦内川で写真を撮っていたら、軽トラックが止まって誰かなと思ったら、バナナハウスの森本さん! 必ずまた島に帰ってきますよー。

そしてバイクは長いトンネルを抜けて白浜へ。ここで島の周回道路はおしまい。この先の船浮という集落に行くには船に乗り換える必要がある。港に行ってみたら、おいおいっ、ちょうど船の出港の時間だっ。あわててバイクの鍵を抜いて船に乗船させてもらう。客室に入ると、意外なほど観光客が多い。一人は一眼レフを持っているし、若い女性二人、母娘、・・・意外と船浮もメジャーになりつつあるのかな。

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船浮小中学校の校庭と、奥に見えるのが体育館、そして犬だ。ここも犬が多い。小学生と思われる子どもたちが堤防沿いで犬と遊んでいたので「こんにちはー」と声をかけると元気欲あいさつが返ってくる。そして、とても人懐こい。でも、君たち、学校に行かなくていいのか(爆)。それとも休み時間だったのか。

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そして集落を抜ける道を10分くらい歩くと、ビーチが見えてくる。ここがイダの浜だ。船浮に来るのは2回目だったけど、前回はシュノーケリングの「しげた丸」での20分くらいの上陸だったので、イダの浜などには行けなかった。この浜は今回が初めて。

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潮が引ききった時間だったので、海の色は今ひとつだったかも。でも、綺麗なビーチだ。暖かくて風も収まっていたので、泳いでいる子どもたちもいた。

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集落に戻って、山猫発見の地! 鶏小屋を襲っているヤマネコを捕まえたらしい。もちろん山猫の存在は島の人にはずーっと前から知られていたけど、学術的な意味ではこの地で捕らえられたヤマネコによって新種であることが証明されたわけだ。当時は20世紀最大の生物学的発見と世界的に騒がれた。

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船の帰りの時間の関係で、12:50の船で帰った。滞在時間は2時間弱。集落を見てイダの浜に行くだけなら、この時間だけでも充分。浮桟橋も出来ているし、堤防の工事も行われている。宿もあるんだけど、日帰り観光客も増えてきたので、泊まってもまったりしにくくなってしまったかな〜。朝夕は静かだろうけど。

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船浮から戻ったら13時でお昼ご飯の時間。レストラン白浜で一番人気という「とんかつ定食300g」を注文(1,200円)。揚げるのに時間がかかったけど、目の前に出てきたらかなりデカイ。これなら200gでも充分だったよー。

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西表島学校 卒業式&交流会

3月5日(水)、第1回西表島学校のすべての「授業」が終わった。シュノーケルが終わって宿に戻り、長かったようで短かった4日間を振り返ってみた。これまでの復習のような内容もあり、延長線上の授業もあり、そして見知らぬ新しい世界を見せてくれる授業もあった。たった2名の生徒に対しても、ホントに熱意を持って教えてくれたと思う。教えてもらった魚や植物、昆虫などの名前は、もしかしたら忘れてしまうかもしれない。でも、この島学校で教えてくれた人たちの島を想う気持ちだけは忘れないだろうなー。

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18時半からはイルマーレウナリザキのゆんたくルームで卒業式。島の素材を使った手作りの紙で作った卒業証書(写真の名前はウチの猫の名前だ!)を頂き、教えてくれたの講師全員来てくれて講評を頂く。そして1階のレストランに移って交流会=のみ会。浦内にあるキッチンinabaで唄っている島歌歌手の平良さんも来てくれて、西表を中心とした民謡を聞かせてくれた。唄や三線はもちろん巧いけど、このレストラン、響きが素晴らしい。残響はたぶん2秒以上、まるでコンサートホールみたい。そして、あっという間に10時になり、ゆんたくもおしまい。

その後、イルマーレウナリザキのすぐのところにある砂浜で、夜光虫の観察。海水を棒でかき回すと水中のプランクトンが発光するのだ。これははじめて見た。残念ながら、これはカメラには写らない。

最初は2人だけということで気が重かったけど、終わってみたらとても充実した4日間だった。決してお金では買えない経験だったと思う。また必ず西表に帰って来たいと思う。

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星砂の浜 ビーチコーミングとシュノーケリング

3月5日=島学校最終日の午前中は、西表島で最も有名なシュノーケリングのポイントである星砂の浜のビーチコーミングだ。浜に打ち上げられるさまざまなものを観察するプログラムである。朝から気温が低く、北風が強かったため、まずはイルマーレウナリザキのダイビングショップでレクチャーを受ける。まずは西表島の位置について。

西表島は、私が住んでいた東京から2000kmの距離にある。また鹿児島からは1,000kmだが、フィリピンからは900km。また沖縄本島からは500kmだが、中国からは450km。さらに台湾からは200kmの近さだ。西表は、日本よりも外国から近いところにある、国境に近い島なのだ。そして黒潮の流れに乗ってさまざまなものが漂着すると考えられる。

そして、車で星砂の浜に移動し、そこでビーチに漂着したと思われるるものを拾って、「楽しいもの」と「楽しくないもの」に分類する。この浜は、前日にボランティアが清掃した後とのことで、その後一日も経過していないところでビーチコーミングをしたんだけど、いろいろなものが落ちている。椰子の実、珊瑚の欠片、中国の米の空き袋、中国のペットボトルと菓子の袋、フィリピン製の醤油の袋、タイあたりのものと思われる文字が書かれたペットボトルのラベル、漁業用の浮き玉数個と発泡スチロール、ガラス製のビンなどなど・・・ちょっとした時間だったんだけど、かなりのサンプルが集まった。集まったサンプルを見ても、これは「楽しくないもの」が多い。特にプラスチック系のゴミが多いのは困ったことだ。

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その後、レストラン星砂の浜に移動し、ゴミのことを一緒に考えることになった。この海岸に打ち上げられたゴミ、これを処分するには多額の費用がかかる。西表では処分できないため石垣島への運搬だけで70万円くらい、それに処理費用が1tのゴミの袋ごとに1万円ほどかかるとのこと。しかし、このゴミを処分する責任者は、法律的には決まっていないため、どうすることもできないのが現状らしい。ゴミを集めるのはボランティアで出来るとしても、それを処分するための施設もなく、また多額の費用がかかるためボランティアの域を超えてしまう。さきほどのビーチコーミングで集めたゴミも、あえてその場に置いてきたのだが、そういうわけだったのだ。竹富町もがんばっているが、財政的にも処分場の問題でも困難。どこかで行き詰ってしまうのだ。

この現状を打開するため、国を動かして全国で環境調査を行っているとのこと。海岸に打ち上げられるゴミを調査し、そのゴミの種類、生産国、そして処分に必要な経費などの調査を行い、今後の海岸でのゴミ処分のあり方を探っていくことになっているらしい。島での家庭ごみの処分のあり方とあわせて、なかなか解決が難しい問題だけど、西表のかけがえのない自然を守っていくために何が出来るのかを考えさせられる。

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昼食は、レストラン星の砂で、ソーメンチャンプル。その後、この北風吹きすさぶ寒さの中をウェットスーツに着替えてシュノーケリングだ。何回か自己流でシュノーケリングはやったことはあるけど、シュノーケルの水抜きの仕方などをきちんと習ったことはない。そういったことも含めて、ダイビングショップ・ウナリザキの大島さんが基本的なことから指導してくれたのはありがたかった。

ウェットスーツは、着慣れないので最初は苦しかったが、慣れるとそれほどでもない。海に入ると水がしみこんできて最初は冷たいけど、その水は体温で暖められて今度は体を保温してくれる。それにスーツそのものに浮力があるので、おぼれる心配はほとんどない。潮が引いた星砂の浜は浅くて、珊瑚で体を傷つける心配もあるけど、ウェットスーツを着ていればそういう心配もいらなくなる。大島さんは、シュノーケリングでもウェットスーツは絶対に必要と力説していた。

ここは安全なシュノーケリングポイントとして有名だけど、その中でもさまざまな魚に出会える。大きなものではカマスやウミヘビ、小さなものではコバルトスズメダイなどなど。それに生きている「星の砂」=サンゴの一種であるバキュロジプシナが藻の合間で漂っている姿も観察できる。かなり寒かったので午後15時過ぎには上がってしまったけど、こんなに間近で解説してもらいながらシュノーケリングをしたのは初めて。残念だったのは、水中用のPentax WPiを持参しなかったこと。持ってくればよかった〜。

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2008年03月05日

紅露(くーる)工房での染物体験

3月4日(火)の午後は西表島に伝わる伝統的な染物を体験することになった。個人的には、こういった一連のプログラムに入っていなければ、絶対に申し込まなかったであろう内容で、正直言ってこれまで興味の薄い分野だった。でも、やってみたら、とっても興味深いことばかり。先生は、この工房の代表の石垣さんと森田さん。とても丁寧に教えていただいた。

まず工房の名前である「紅露」は「くうる」と読むらしいが、これは島で採れる独特の芋のこと。人間の食用には適さないが、イノシシが薬代わりの掘り起こしてかじるらしい。そして、この芋が染料として適していて、とても良い色を出すのだ。この芋の名前をとって、工房の名前にしたとのこと。実際にこの芋を染料にするためにチップ状にしたものがあったので、かじらせて貰ったのだが、これが苦くて薬みたいな味。

0304kinuさて、私が染めたのは、絹で織られたざっくりとした感じの布。この布地を折って木の棒で挟んだり、輪ゴムで部分的にくくったりすると、その折り方、くくり方に応じて独特の模様が作られる。ある意味、その模様は偶然の産物なのだが、それも染物の面白さのひとつなのだ。私は両端は斜めに折りたたんで、真ん中の三箇所を輪ゴムで止めてみた。

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染料は、当初、フクギを使う予定だったのだが、今回だけインドからの研修生のために作ったヤエヤマヒルギの染料が残っているとのことで、これを使わせていただくことになった(注:ヒルギは台風などで倒木したものを拾い集めて保存し、それを使っているとのこと)。このヒルギをチップ状にし、長時間煮詰めて濾したものを染料として使用する。沸点直前の高温の染料に布を入れ、時々攪拌して1時間程度染める。それを一度水にさらしてから灰汁に漬けると、発色が鮮やかになる。今度はその布を浦内川に持っていき、その布を洗うのだが、浦内川の汽水域の塩分濃度が、独特の発色を生み出すらしいのだ。工房近くの川岸には、植樹したヤエヤマヒルギがあり、そこが布をさらす場所になっている。

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そして、工房のすぐ脇は芭蕉布の原料となる芭蕉の木が植えられているので、布を作るためのすべての材料はこの島の中で生み出されているのだ(今回の体験では絹を使ったけど・・・)。布を染料につけている空き時間に、芭蕉の畑を見学させてもらったけど、芭蕉の幹から中心部の繊維を削りだし、それを干して、紡いでいく作業がとても手間がかかりそうだ。

で、出来上がった布はというと、・・・・・

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色は素晴らしいが、模様はちょっと得体が知れない感じだ(爆)。でも、自分的にはかけがえのない一枚。

で、この染色体験で学んだことは、この島の天然の素材の豊かさである。この島にある素材だけで、之だけのものが作れるとは思っても見なかった。きっとまだまだ知られていない染料となる素材もあるのかもしれないし、その染料の組み合わせ次第で、さまざまな色が生み出せるかもしれない。そんなことを考えさせられる、とても面白い体験だった。

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