2008年09月21日

名瀬にて その3 (最終回)

8月2日(日曜日)。今日は奄美諸島の旅の最後の日。前日の夜はたつや旅館で飲んで、ミスティまで行ってしまったために、朝起きたのが9時半ごろ。急いで朝食&荷造りし、宿に荷物を預けてチェックアウト。

奄美まつりもこの日が最終日で、子どもたちの相撲大会と、夜は名瀬市街地でパレードも行われる。とりあえず名瀬中学校で行われている相撲大会を見に行くことにした。バイクを走らせて10分ほどで名瀬中学校に到着すると、そこには常設と思われる立派な土俵があって、まわりには家族関係者と思われる人たちが陣取っている。これもやっぱり「参加型のまつり」なんだろう。

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相撲が盛んなところは奄美群島の大きな特徴だ。どこの集落に行っても公民館の広場には土俵があるので、島の行事には相撲は決して欠かせないものになっているのだろう。

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取組表みたいなものがないので、いつ、どんな取り組みが行われているのかさっぱりわからなかったのだが、ワタシが着いたときには中学校の団体戦、ついで小学校の個人戦みたいだった。たぶん私が着く前には小学校の団体戦が行われていて、私が帰ってから中学校の個人戦が行われたんだろうと思う。

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相撲の取り組みも、体の大きさに差があるのに、小さいほうのが圧倒的に強いということもあって、見ていて結構面白い。

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以下は小学生の個人戦。女の子も二人出場していた。二人とも一回戦を突破していたのは立派!だけど二回戦では二人とも負けていた。

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小学生とはいえ、なかなかの力戦だ!

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0919-08小学生の個人戦の途中で退却。昼ごはんは、またもや「鳥しん」で鶏飯。島料理は飽きてきても、この鶏飯だけは飽きがこない。もう新しい店を探すのがめんどくさくなってきた(爆)。

そして「やっちゃば」でパッションフルーツを購入。4年前に食べたパッションフルーツよりも、ずっと甘かった。

ガソリンスタンドで給油して、内山商事にバイクを返却。宿に戻って荷物を受け取って、バスターミナルから空港行きのバスに乗り込んだ。飛行機は19時だったので夕方のパレードの最初のほうを見ようと思えば見れたのかもしれないけど、それよりは奄美パークに行って田中一村の絵を見たかったのだ。

奄美パークは、旧空港跡地のできた観光施設。その中には、日本のゴーギャンと呼ばれることもある田中一村の美術館がある。ここに入るのは4回目だが、何回入っても田中一村という人物の生き方、その絵が醸し出す生命力に圧倒させられる。

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一村の絵を見て、資料室でビデオを見ていたら、あっというまに数時間過ぎてしまう。もし奄美に行く機会があるなら、絶対に行くべき場所のひとつだと思う。

そして奄美パーク内を散歩し、ちょっと早い夕食を食べてから、再びバスに乗り奄美空港へ。19時発の羽田行きの飛行機は厚い雲の中に吸い込まれ、島影は見えなくなってしまった。

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今回の旅は10泊11日の旅。この時期にしては天気にはホントに恵まれた。雨が降ったのは喜界島での1回だけスコールに見舞われたのと、喜界からカケロマへの移動日にちょこっと降られただけ。4年前のこの時期に旅したときも天気が良かった。奄美とは相性がいいのかもしれない(爆)。でも、もうちょっと島人たちといろいろな話ができればよかったなぁ。あとシマ唄の「かずみ」や「吟亭」にも行けなかった。それは次の機会に譲ることにしたい。

今回は初めての島=喜界島を旅し、これで与論、沖永良部、徳之島、請島、与路島を含む奄美諸島の有人島は全島制覇。奄美は、沖縄と日本本土との中間にあって、その両方の文化や生活、宗教観がクロスオーバーしているところが多い。自然風土もそうだ。どこか日本的でありながら、沖縄的でもある。単純に海の美しさやサンゴ礁の大きさを比較すれば、沖縄のほうが見ごたえがあるかもしれないけど、奄美にはまだ観光化されていない手付かずの自然が多く残されている。誰に見られることがない美しい海岸を独り占めできる贅沢さを味わえる。そして、島人たちと話せば、日本人が忘れかけている優しさがある。また数年のうちに奄美の島々を訪ねてみたいと思う。

PS. 最後に、同じ時期に奄美を旅行していた人のブログをハッケン。なんと同じ「たつや旅館」に同じ日程で泊まっていて、さらに4年前に初めて奄美大島に行ったときには同じ飛行機に乗っていたらしい。こちらのブログを読むと、別の角度からの奄美を知ることができると思います。

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2008年09月20日

名瀬にて その2

8月2日、この日は土曜日。こうやって旅を続けていると曜日の感覚がなくなってくるけど、旅の終わりが近づいているのはひしひしと伝わってくる。

さて、奄美まつりについて。ちょっと感じたことを一言。「踊るアホウと見るアホウ」という言葉があるが、このまつりは明らかに「踊るアホウ」のためのお祭りだ。観光客誘致のためのまつりだったら、空港でまつりのパンフレットを配るとか、市内の観光客が泊まりそうなホテルや宿でも広報紙などが置かれているハズなのだが、こんなものは全くない。ホントに見事なまで外部向けのPRがされていないのだ。「奄美まつり」でググっても、公式サイトが見当たらない。ワタシの探し方がマズイのかもしれないけど、これだけ大規模なまつりなのに、いまどき公式サイトもない祭りっていったい・・・・(爆)。

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そんなワケで、もし、このまつりのプログラムを知りたいと思たら、地元紙の南海日日新聞に折り込まれていた特集号を見るしかない。たつや旅館でも、その新聞を見せてもらって、やっと祭りの詳細がわかるという感じなのだ。花火とビアパラダイスは別だけど、その他のプログラムは基本的に地元の人向けの参加型のお祭りなので、そういう意味では通りすがりの観光客が見ても「あ、何かやってるな・・・」という程度で終わってしまうかもしれない。ワタシ的には、奄美の文化を知る上で、とっても興味深いと思うけど。

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で、この日は舟漕ぎ競争、沖縄風に言うとハーリーだ。泊まっているたつや旅館からも歩いてスグのところが会場で、名瀬港の周りには各集落=チームごとのテントがたくさん出ていてスゴイ熱気。

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私が見た午前中は、たぶん・・・まだ1回戦だったのか、出場するチームの力はいろいろ。コースをどんどん曲がっていく船や、フラッグをまわるのに戸惑っている船がある一方で、2位以下を余裕で引き離して余裕でゴールする船もある。この後の予定などがわかれば、もっと見ても良かったのだが、プログラムが手元にないので決勝が何時ごろに行われるのかもわからない。このまま見続けても先が見えないので、バイクを飛ばして大浜海浜公園に行ってみることにした。

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前に来たときは、観光ネットワーク奄美の水間さんに自転車を借りて行ったんだけど、今回原付で行ってみて改めて思った。4年前はよく自転車でココまで来たなぁ・・・・(爆)。写真では良くわからないかもしれないけど、やっぱり水蒸気でモヤがかかっている。奄美の夏はこういうときが多く、風景写真を撮るのには難しい。きれいな写真を撮るには、空気が澄んでいる午前中早くから動き始めることが大事だし、海を写す場合は順光になる時間帯、満潮になる時間帯を調べた上で出かけたほうがイイ。

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大浜海浜公園内にある水族館にいるウミガメ。水族館そのものは小さくて、・・・見るべきものは少ないかも。

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奄美伝統の高倉作りの休憩所。大浜海浜公園は、名瀬から近い割には海がキレイ。夕陽の名所でもある。

しばし大浜海浜公園にいて、昼ごはんを食べようと思ったんだけど、海浜公園内にある食事処ではあまり食べたいものがなくて、名瀬に帰ってきてから昨日も行った「鳥しん」へ。注文したのは地鳥ラーメン(600円)なのだが、これは鳥のダシが出ていてウマイ。翌日にはさらにこの店で鶏飯も食べたんだけど、個人的にはもっと味が濃いほうが好み。したがって、個人的には、鳥しんで一番のオススメは地鳥ラーメンだと思う。

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そして名瀬市内でお土産探しの散策に出発。その前に泊まっている「たつや旅館」を一枚。外観からはそんなにイイ宿だとは思えないが(爆)、泊まってみればわかるその良さなのだ。

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おもやげを探しに某酒屋に行くと売り物の米の上で爆睡する猫をハッケン。

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宿に戻ってからシャワーを浴びてちょっと昼寝。そして夕食はちょっと早めにたつや近くの居酒屋喜多八で軽く飲んで、八月踊りがはじまる時間を見計らって店を出た。

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名瀬の繁華街の通りは、島の各集落ごとの踊りの輪で埋め尽くされる。人数が多くて活気のある輪もあれば、そうでない輪もあるけど、どの踊りも集落の総力を挙げた出し物だ。下はたつや旅館前での1コマだ(たつやは写真右端)。

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写真を撮って歩いていたら、青年会の人に生ビールを貰ったり、観光ネットワーク奄美の事務所前に立ち寄ったら、4年前にガイドとして1日半案内してくれた水間さんに缶ビールを貰ったり・・・。

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八月踊りも終わって宿に戻ったら、たつや旅館の食堂で黒糖焼酎をのみながら「ゆんたく」(=沖縄の言葉でおしゃべり)が始まった。4年前は毎日のようにたつや旅館で、宿のマスターのちあきさんを囲んでの飲み会があったんだけど、今回はこの日が初めて。ちあきさんの同級生には4年前にも会ったことがあるハズ。

同宿の人や、これから旅館のヘルパーになる人たちとの話も弾んで、11時過ぎには近所のカラオケバー「ミスティ」に。宿に戻ってきたのは2時くらいだったかな・・・・よく覚えていないデス。

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2008年09月19日

名瀬にて その1

7月31日午後、古仁屋からバスに乗って夕方に名瀬に到着。旧奄美交通のバスターミナルはホテルに変わっていたけれど、そのほかは4年前に見た街並みと大きくは変わっていない様子。この日から3泊するのは、奄美では最も有名な宿と言っても過言ではない「たつや旅館」だ。バスを降りて1〜2分くらいのところにあって、繁華街の近く。便利この上ない宿だ。まぁ、この宿については、あまりにも有名なので以下省略(爆)。素泊まり3,000円の宿としては最強の宿だと思う。

チェックインすると2階に案内され、前回と全く同じ部屋に泊まることになった。エアコンが新しいものに変わっていた。早速スイッチを入れたが・・・・、これが電源を入れても全然冷えない。いくら待っても冷えない。仕方がないので宿のマスター(ちあきさん)に言ったのだが、「そんなはずないんだけどねぇ、新しく付けたばかりだし、昨日泊まった人も何も言っていなかったし・・・」と言いながら調べてくれたが、やっぱり冷えない。マスターの同級生?の工務店に人に来てもらったら、やっぱり冷媒のガスが漏れていたことがわかった。

ワタシが近所のスーパーに買い物に行って、夕食を食べに行っている間に修理完了。4年前はなかなか冷えないエアコンだったが、修理後の新品エアコンはさすがに快適だ。

夕食は、名瀬で鳥料理がいちばん美味しいとの評価を聞いて行った「鳥しん」。メニューはこんなかんじ。カウンターに座って、とりあえず店員さんにオススメを尋ね、キハダマグロの刺身、鳥刺身、そして、もものひらきを注文。もちろんビールも。

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お店はそれなりに混んでいて、地元でも人気のある店と言う感じがする。写真は鳥のさしみ。味はふつーに美味しいけど、東京でも同等もしくはそれ以上に美味しい鳥料理を出してくれるお店はあるかも。

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山盛りのねぎがのった「もものひらき」。焼いたもも肉をポン酢で食べる。鳥のモモをこんな感じで食べるのは初めて。鳥の油と、さっぱりとしたねぎとポン酢が、いいコンビネーション。でも、ひとりだとちょっと多いかも。 0920-23
キハダマグロの刺身。
南国の刺身って、油がのっていないイメージがあるけど、これはもっちりした感じが美味しい。
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翌8月1日は、まずは足となる原付バイクを借りることにした。ネットで調べた範囲だと、名瀬には三軒のレンタバイクの店があるみたいだけど、まず奄美南国旅行サービスに電話したところ、すでに全部貸出中。次に内山商事に電話したところOK。宿からちょっと離れているけど、すぐに内山商事に行ってバイクを借りた。バイクはSuzukiの新型Lets4G、ワタシが持っているバイクと同じエンジンを搭載している姉妹機種で、しかも新品同様!店主は、「バイクにトラブルがあると大変だから、新しいのを貸してるんだよ」とのこと。ありがたい。こんな良いバイクを借りられるなんてラッキー。ちなみに2,200円/24hで、3日間レンタル。

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早速、バイクに乗って出発。さすがに4サイクルなので、前日まで乗っていた2サイクルのバイクと比べるとパワーが足りないけど、新品同様のバイクは気持ち良い。上の写真は、名瀬市街地を写したもの。残念ながらこの日はモヤがかかってしまって、見通しが悪い。こんな日は、良い写真は撮れそうもない。

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上の写真は、たぶん秋名という集落の先の海。潮が引いていて、海では漁をしている人が点在している。何が採れるのかなぁ。

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道に迷いながらも奄美自然観察の森に到着。しかし、・・・・なんか・・・・あまり見るべきものがないというか・・・・・。すぐに退却。

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0920-05 そして、上の写真は、この日の目的地のひとつ。安木屋場(あんきゃば)のソテツの群生地。ソテツは岬の先端など、他の植物が生えない場所にもたくさん生えている。スゴイ生命力だ。そしてこの景観は見事!、迫力がある。

そして、昼食は有名な「鶏飯ひさ倉」へ。とっても立派な建物で客席数も多いけど、お客さんもいっぱい入っている。ワタシは鶏刺しつき鶏飯を注文。鳥刺しは、実にウマイ!鶏飯も、鳥の味が濃くて、これまで食べた中で一番ウマイと思った。オススメ。

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さらにバイクを飛ばして、空港を超えてあやまる岬へ。このあたりで暑さでバテバテ・・・・。

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奄美本島で最も美しいビーチとの評価も高い土盛海岸。潮が引いているのでこの写真だとイマイチだが、光線の状態が良くて潮がもう少し満ちていればヒジョーに美しいのではないか。

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もうここまで来て疲れ果ててしまったので、途中、ばしゃやま村で休憩してから名瀬に戻ることにした。さすがに原付ではキツイし、トンネルでは後ろの車のプレッシャーを感じるし・・・(汗)。でも、バイクだと写真を撮りたいと思ったところで、気軽の止められるのがイイ。

宿に戻ってシャワーを浴びて、夕方からはオリオン・ビアパラダイス。たくさんの出店が出て、ステージでは踊りや歌が披露されている。ワタシもオリオンビールを片手にステージを鑑賞。中村瑞希さん、ハシケンも登場したし、かなり充実したステージを見させてもらいました。

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ステージが終わると、名瀬港で花火大会。すげー迫力!

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この日の花火は、ホントにすごかった。これを見るために名瀬に行くのもアリかも・・と思うほど。でも、この日は朝からバイクツーリングに花火大会と、一日中動き回ってさすがに疲れた・・・。夕食は宿の近くのラーメン屋さんでとんこつラーメン。夜はゆっくりとしようと思ったけど、宿の1階のダイニングでは、夜遅くまで大騒ぎ。年に1回のお祭りだからいいかっ。でも、翌日宿のマスターに聞いたところ、ステージに登場していたハシケンも来ていたとか。えーっ、ハシケンと話をしたかったよーーーーっ!!!

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2008年09月17日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その6

7月31日、やっと旅の終わりも見えてきた。ネプスダイブリゾートの朝食は、「うちは一応ペンションなので・・・」と言い訳しながらトーストをメインとした洋食。毎回島料理だと胃が疲れるので、こういうバリエーションはむしろ嬉しい。

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お世話になったネプスさんにはお土産までいただいて、ホントにお世話になりました。

ふたたび、でっかい荷物を背負ってまずは古仁屋へ。そこで荷物を預けるところを探すために新しく港にできた「せとうち海の駅」に行って観光案内所にいったんだけど、「ここには荷物を預けるところはありません」とにべもない返事。そーゆーNeedsってないのかなぁ? 来るときにも「和の夢」の電話番号を聞いたら、「観光協会に加盟していない宿なので、電話番号はわかりません」という返事だったし・・・・。

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個人的には、以前のスーパーマーケットの隣にあったローカルな雰囲気の待合所が好きだった。どうも、こういうハードウエア優先の「海の駅」って必要性に疑問を感じざるを得ない。

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「海の駅」には、瀬戸内町の物産即売のお店がいくつか入っているし、2階にはレストランや展示コーナーみたいなものもある。でも、そんなに賑わっているような感じもしない。どうも、観光客のニーズや情報発信のあり方などはあまり検討されずに、まずは建物ありきで作られてしまったモノのような気がした。

やむなく荷物を預けるために、バイクを借りた「かけろまトラベル」に行くことにした。ここでは気持ちよく荷物を預かってくれた。身軽になったところでバイクを飛ばして、まずは油井岳高知山の展望台へ向かった。

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ここはいずれも絶景!やや雲が多いのが残念だったけど、大島海峡が一望できて、カケロマ島の全貌を見ることができる。ホントはここで夕陽を見たかったなぁ。

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こうやって眺めてみると、この町が「瀬戸内」と名づけられているのもナットク。

展望台の帰りには、トカゲを捕まえていた猫さんと遭遇。びっくりして側溝に逃げ込み、トカゲを逃がしてしまった猫さん、ごめん。

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そして、名瀬行きのバスの時間まで、原付でできるだけ西の方向に走ってみようと思って出発!古仁屋に戻って、進路を西の方向へ。

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ところが、1時間くらい走って深浦の集落のあたりまで行ったところでガソリンの残量がこころもとなくなり、安全を考えて古仁屋に引き返すことに。昼食は、以前にも入ったことがある味園という店で鶏飯を注文。以前は1階はカウンターだったのに、今回は座敷に改装されていてちょっと驚いた。

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ここでカケロマ・瀬戸内編はおしまい。この日は、お昼を食べてからバスに乗って名瀬に向かった。ホントはカケロマや瀬戸内でもっとゆっくりしたかったんだけど、この時期(8月最初の金土日)はちょうど名瀬で「奄美まつり」が始まるのだ。今回はゆったりした旅というよりも、ちょっと急ぎめの旅になってしまったかも・・・。

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2008年09月16日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その5

7月30日、今日は3泊したカケロマ島を離れ、奄美本島に戻る日だ。ホントはもっとカケロマでまったりとしたかったのだけど、日程的に仕方がない。今度来るときにはカケロマ島西部の宿に泊まってみたい。

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海宿5マイルでの朝食。東向きなので、朝日がさわやか。食後のコーヒー(別料金だけど・・・)も美味しい。

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ちょっと時間があったので、原付で於斎(おさい)のガジュマルの大木。寅さんの映画でも登場した巨木だけど、これは見事。魚眼レンズで下から見上げてみた。

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瀬相港からフェリーに乗って奄美本島に戻る。

古仁屋の港に着くまでは25分ほど。この日の目的地は、カケロマ島の対岸にある瀬戸内町嘉鉄(かてつ)の集落だ。・・・あ、ちなみにカケロマ島も行政上は瀬戸内町ですケド(爆)。昼食は古仁屋からバイクで30分くらい走ったところにあるマリンステーション奄美でパスタを注文。とにかく、このときは島料理以外を食べたかった。

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写真はないけど、マリンステーション奄美の目の前にはヤドリ浜と言う大きなビーチがあって、家族連れで楽しめるマリンスポーツがメニューとして用意されている。

で、マリンステーションから近いところにあるホノホシ海岸の写真が下。常に強い波が海岸線を洗い、角が取れた丸い石が波によって打ち寄せられ、そして海に引きずりこまれる。そのたびに大きな音でカラカラカラ・・・と、大迫力の音を奏でる。

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マネン崎展望台の近くから大島海峡を望む。

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この日の宿は、瀬戸内町嘉鉄という集落にあるネプスダイブリゾート。1泊2食付で6,000円の宿だ。部屋は和室で6畳、テレビ付き、ただしエアコンは2時間100円のコインクーラーだ。共用の冷蔵庫もないけれど、宿の人にお願いすれば預かってくれる。

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部屋も共用の水廻りも清潔だし、宿から海岸までもすぐ近く。ダイニングも広々していて、この日に泊まったのはワタシだけだったので、とっても静かだった。

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夕食も、家庭的な島料理でとっても美味しかった。ビール(300円だったかな?)を注文すると、黒糖焼酎は無料となるシステム。

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夜は更けて、公民館近くの堤防にて。天然記念物らしいムラサキオカヤドカリがたくさんいる。

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堤防から三脚を立てて南の空を長時間露光。明かりが見える島影は、昨日まで泊まっていたカケロマ島だ。914秒(約15分)の星の光跡だ。ノイズが多かったので、ニートイメージで処理済。

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ネプスダイブリゾートも、居心地が良くて、ホスピタリティも暖かく感じられて、オススメの宿のひとつ。名前からダイビング系の宿だと思うけど、実際に泊まってみるとふつーのペンションとして考えても良さそう。今回の旅は、みんないい宿に恵まれたと思う。

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2008年09月15日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その4

7月29日、宿を「海宿5マイル」に移った翌日は、島のガイドさんに案内をお願いすることにした。この島の唯一?のガイドは、カケロマドットコムの寺本さんだ。4年前に来たときにも、当時は島のガイドを始めたばかりの彼女に2日間のガイドをお願いしたので、島の見どころの多くは案内してもらっていたのだけれど、原付で周るにはこの島は大きすぎる(それに暑いっ!)。今回も一日だけガイドをお願いすることにした。

個人的なオススメとしては、カケロマ島を訪れるのであれば、少なくとも半日〜1日はガイドをお願いしたほうがこの島を楽しめると思う。島の東部にはモデルコースもあるけど、島の行事や集落の成り立ち、島の見どころなどをリクエストに応じて案内してくれる。この島の見どころを彼女なりのこだわりで周ると、2日間くらいはかかると思うけど、ガイド付きであればそのくらいの見どころはあると言うことでもある。また、料金もかなりリーズナブルで、今回、ワタシが回ったコースで10,000円也。一人だったらレンタカーを借りるよりも安いかもしれない。(複数人だったら人数分かかるのかな、やっぱり・・・)

この日は、宿に9時に迎えに来てもらって、まずは隣の花富(けとみ)の集落の中を歩いた。この集落の家は、堤防の上に門があるような感じ。いつも波の高い海岸ではないけれど、台風のときなどは大波が打ち寄せることもあるので、この集落の門は鉄板で封鎖できるようになっていて、水が浸入しにくい構造になっている。この家はシーサーあり。

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沖縄にも多いけど、海岸に漂着した浮き玉をつかってデコレーションしている家もある。

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その後、西阿室小学校に行って校長先生の話を聞いたり、島にIターンした人のお宅に行ったり、・・・・そして、そういう場所に訪問するたびに麦茶や果物をもらったりして、この日に貰ったペットボトルは全部で3本だったかな?(爆) 寺本さんにガイドをお願いするとこういう良い点もある(笑)。彼女はこの島の生まれではなく、この島に旅行で訪れて、ペンションで数年働いてから、4年ほど前にガイドとして独立したらしいんだけど、いまやこの島の観光では欠かせない人になっているのではないかと思う。

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カケロマ島西部の集落にある個人の庭園。すごく立派だけど、いまこの島ではマツクイムシの被害が広がっていて、この家の立派な松の木も葉がピンク色に染まって枯れ果てようとしていた。上の写真の背後の山にも、ところどころピンクの木が見えるけど、これらはみんなマツクイムシにやられてしまった松の木だ。

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お昼は実久(さねく)の海岸にある茶屋で、ハヤシライスを注文。奄美にきてからずーっと島料理ばかり。さすがに飽きてきていたので、時にはこういうメニューがうれしい。値段は600円だったかな。

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この景色を眺めながら、ハヤシライスを喰いますた(爆)。実久と芝は、たぶんカケロマ島でも最も海が美しいビーチ。この日は波が高くて砂が舞い上げられ、ソーダ色になっていた。子どもたちが2人、海で遊んでいたけど、そのほかは誰もいない。

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この写真の色、すごいでしょ。この日の実久の海の色は、あの波照間島のニシハマに勝るとも劣らない美しさ!

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実久からとなりの芝の集落に行く道の途中で撮影。写真中央の島は、江仁屋離(えにやぱなれ)という無人島。某TV番組の無人島生活でお笑い芸人が0円生活をしたのがこの島だ。

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芝のほうが外洋から遠いので波も低いが、その分、砂も粗い。水の透明度は実久よりも高くてクリアー。こっとの海は、ホントに誰もいなかった。写真の右奥に小さく見える2階建ての建物がペンション芝。新しい建物ではないけれど、窓からは美しい海を眺められる。こんなところに宿をとるのも悪くない。

ホントはこの日、カケロマ島でも最強の景勝地=秋向に行きたかったんだけど、諸事情で行くことができず残念。でも、この日は一日、クーラーが効いた車で周れて満足。佐知克の西田精糖でお土産を買ってから、宿まで送ってもらって寺本さんと別れた。いつもながら丁寧なガイドで感謝。

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宿から西阿室に向かう途中にある花徳峠から望む伊子茂離(いこもぱなれ)。夕陽が沈んで光跡が天高く伸びる。

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連泊した海宿5マイルで出た尾頭付き!そのほかに煮魚や揚げ物もあるけど、あくまでも魚がメインのメニューだ。

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宿のすぐ前のビーチから宿の方向に魚眼レンズを向けて長時間露光。やっぱりノイズが多いなぁ、・・・長時間露光のノイズの少なさではCanonの独壇場なのかも。

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カケロマ島、そして瀬戸内町へ その3

7月28日夕方、生間の「和の夢」から次の宿である伊子茂(いこも)にある海宿5マイルに向かった。地図で見るとたいした距離ではないんだけど、ノースフェイスのダッフルバッグMを背負い、さらにパシフィックアウトドアの防水バッグをかごに入れて走ると原付ではキツイっ!生間からなんだかんだで30分以上かかって瀬相の港についてガソリンを給油、そして島の反対側にある伊子茂に向かった。この宿は2回目なので、迷わずに到着。4年前と変わりのない風景だった。

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この海宿5マイルは、ワタシ的にお気に入りの宿。ホントは秘密にしておきたいのだが、まぁ、奄美空港から3時間以上かかるカケロマ島に限っては予約が取れなくなるほど人気が出るとは思えないので、紹介してしまおう。

この宿は、基本的にトイレ・風呂は共同で6,000円の部屋がスタンダードだが、写真の部屋は1泊2食付で8,000円。コテージ風のバス・トイレつきの部屋だ。この建物、なんとオーナーの手作りだ。ワタシも建築については多少聞きかじったほうだが、この建物についてはホントに素人の手作りとは思えないレベルだ。4年前はベットは2台しかなかったけど、今回は1台増えていた。

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浴槽つきの風呂も広いし、窓の外はもう砂浜が見える。そう、この宿のウリは、部屋を出て10mも歩けばもう伊子茂湾に面した砂浜なのだ。

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子どもだったらハンモックに揺られるのもいいし、夕暮れ時はビーチに椅子を持っていって缶ビールを飲みながら時間が過ぎるのを楽しむのもいい。ただ、この場所は伊子茂湾の奥まった場所なので、夕陽を見ることはできない。

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夕食にはオーナーが取ってきた魚が並ぶ。毎晩、新鮮な魚の尾頭付きが並ぶのだ。黒糖焼酎の水割りを飲みながら、暗くなった窓の外を眺めつつ、刺身をつまむ。贅沢な時間だ。

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食堂はこんな感じで、ビリヤードの台もある。壁にはオーナーが写したと思われる写真が展示されている。貸切でないときは、食事だけの利用もOK。私が宿泊中も、隣の集落の人が誕生パーティで使っていた。

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この宿で飼われている老猫。とっても人懐っこいけど、近所の猫とケンカしたらしく、かなりの痛手を負っていた。

海宿5マイルは、エアコン、テレビ、洗濯機は無料だし、食事も文句なくウマイ。これで8,000円ならナットクの水準だけど、冷蔵庫が部屋の外で共用なのがちょっと気になるところかも。もちろん、スタンダードな6,000円の部屋でも値段以上のよさは味わえるはずだ。

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この宿から原付で20〜30分走ったところにある西阿室(にしあむろ)の集落の手前には、夕陽が良く見える高台がある。この島でも有数の夕陽ポイントかも。ただし、この日は雲が多く、お天道様は顔を見せてくれなかった。

カケロマ島の外洋側の海岸線は、上の写真のような感じでたくさんの岬が突き出ている。岬の延長線上にある小島の多くは「立神」=たちがみと呼ばれ、信仰の対象となっている。神々が地上に降りるときにはまず立神に降り立って、神道(かみみち)を通って、集落の裏手にある山に宿ると言われている。

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2008年09月14日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その2

7月28日、カケロマ島に到着した翌日、トラブルで前日に借りることが出来なかったレンタバイクがフェリーで生間港に到着した(もちろん、通常はフェリーで配達してくれることはない)。バイクはヤマハのJOG、原付ながら2サイクルでパワーがあり、古いけど整備も行き届いていてとても走りやすいバイクだった。バイクを借りるのは、古仁屋にある「かけろまトラベル」という旅行代理店だ。レンタル代は、・・・・ここでは前代未聞なほど安いとだけ書いておこう(爆)。

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「和の夢」に荷物を預けて、午後からバイクで島の東側を周ることにした。生間港を玄関とするカケロマ島の東部には、みどころが比較的集中している。特別な目的があるなら別だけど、カケロマを初めて訪れるなら東部のほうに宿を探すほうが良いかもしれない。

生間(いけんま)から歩いても20分くらいで行ける場所だが、島の反対側にある諸鈍(しょどん)の集落には立派なデイゴの並木がある。そしてここは「男はつらいよ」の最後の作品となった「虎次郎 紅の花」の中心的なロケ地となった場所でもある。

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この写真には写っていないが、集落のおじいやおばあがベンチに腰掛けて、ぼんやりと海を眺めている姿をよくみかける。このカケロマ島では、そんな、沖縄よりも沖縄らしい光景を、どこの集落に行っても見ることができる。

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諸鈍にいた、フーテンの猫さん。海風に吹かれて、気持ち良さそう。

そして、島の最も東にあるビーチ=徳浜。当初は、ここにあるHiro Island Styleという宿に泊まろうと思ったのだが、ハイシーズンは一人だと難しいとのことだった。徳浜は、波は高く砂は粗いけど、水の透明度は高くて長い海岸線が美しい。

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奄美の場合は、サンゴ礁が沖縄と比べて発達していないので、リーフエッジまでの距離が短い。

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徳浜は、小さな製塩所がある程度で、先ほどのHiro Island Styleという宿があるくらい。そのほかはな〜んにもない小さな集落だけど・・・こんな海の色を眺めながら、一日のんびりと過ごしてみたいものだ。

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そして、安脚場戦跡公園は、第二次世界大戦の要塞の跡地に作られた絶景のポイントだ。断崖絶壁が連なり、まさに天然に要塞だ。喜界島のところでも書いたが、もし終戦が遅れたら、ここカケロマ島=奄美大島が沖縄に次ぐ主戦場になっただろう。

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最後に、4年前にカケロマ島に来たときに泊まった「来々夏ハウス」前のビーチ。ここは大島海峡の内海なので、ほとんど波はない。子どもたちでも、安心して遊ばせることができる。

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カケロマ島東部をまわった後、「和の夢」の戻って、原付バイクで次の宿に向かった。

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2008年09月08日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その1 (7月27〜31日)

7月27日の朝、喜界空港売店にバイクを返却し、9時50分発の第一便の飛行機で喜界空港を離陸した。10分もしないで奄美空港に着陸したのだが、これからが大変な一日=トラブルの始まりだった。まず第一のトラブルが、空港から名瀬に向かうバスが、予定より5分も早く出発してしまったこと。本来なら10時15分発の空港から名瀬に向かうバスに余裕で乗れたンハズなのだが、バスのチケットを買っているうちに「あれっ!バスがいないっ」ってことになって、バス券売り場のねーねーも大慌て。急いで奄美交通に電話してくれたのだが、飛行機が予定よりも早く着いたので、速めに出発したとのこと。ここで大きく言っておこう「ふざけるな、奄美交通!!!!!バカヤロー」なのだよっ(爆)。

チケットを売ってくれた観光案内所のねーねーも悪いと思ってくれたのか、その後のルートなどもいろいろと考えてくれて、後の行程に大きな影響はなかったけど、結局、次のバスまで奄美パークで時間をつぶし、この日の目的地=古仁屋には予定よりも2時間くらい遅れて午後3時過ぎに到着。そして、この日はトラブルその2があったのだが、ここでは省略。とにかく、この日はトラブル続きでメゲた。でも、気を取り直して古仁屋からからフェリーに乗ってカケロマ島の港である生間(いけんま)に。

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カケロマ島では2つの宿に泊まった。まず1泊目は「民宿・和の夢」だ。

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「和の夢」は、生間の港から歩いて2〜3分のところにある宿で、新築一年以内でとっても新しい。外観もちょっとオシャレな感じだが、港から近いとは言っても宿から海を見ることは出来ない。

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客室は2部屋。部屋の中はこんな感じでとってもキレイ。ロフトと部屋固有のシャワーが付いているけど、なぜかトイレは共用。これはもともと食堂として設計を考えていたけれど、途中から民宿としても使えるように設計をしなおしたためらしいけど、設計にはちょっと不思議なところも多い。ロフトは、子ども連れなら喜ぶと思う。

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この宿のウリは、何と言っても食事だ。とにかく2食付6,500円の宿としては最強の食事と言ってよい。魚の揚げ物、刺身、貝、煮物、サラダ、汁物、・・・どれもウマイ。ただし注意点は、量がちょっと多すぎること。もともと、料理が大好きなおかあさんが、美味しい食事を食べてもらいたいと思って始めた宿(食堂)だから、「おもてなししたい」と言う思いがとっても強くて、それが食事の量が反映してしまうのかも。夕食が上の写真の感じなら食べきれるのだが、翌朝の朝食も概ね同レベルの食事が出てきたのは、さすがに食べ切れなかった(汗)。

それに、喜界島もそうだったけど、九州圏の醤油は「甘い」ので、慣れていないワタシとしては刺身にはどうも合わないと思うのと、ニラを使った料理が多く、特に味噌汁にニラが入っていると強烈なにおいがするのだ。醤油に関しては奄美諸島のすべての宿・食堂で同じ傾向なので、この宿に限った問題ではないし、ニラはカケロマ島の食文化なので、これもこの宿に限った問題ではない。ニラが苦手なら、あらかじめそのように言っておいたほうが良いと思う。

で、全体的には、清潔で新しく、居心地が良い宿だ。昼食で油ソーメンも作ってくれて、とっても感謝!! オススメの宿のひとつです。

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で、この宿のねーねーに車で連れて行ってもらったのが、野見山という集落で、生まれたばかりのウミガメの保護をしているところ。子どもたちと一緒にウミガメの放流をするはずだったのが、海が大荒れで延期になってしまったらしい。

写真は生まれて1週間くらいのアオウミガメの赤ちゃん。むちゃくちゃカワイイっ!!!

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2008年09月07日

奄美のシマ唄を聴く〜中村瑞希

8月最初の金土日に行われている奄美まつりは、奄美大島で一番大きなお祭りだ。3日間を通して、シマ唄大会、オリオンビアパラダイス、花火大会、舟こぎ競争(沖縄風に言えばハーリー)、奄美で盛んな相撲大会、街頭を埋め尽くす八月踊りとパレード、・・・・・奄美の人たちは、まるでこの日のために一年を過ごしてきたのかと思うほどのエネルギーを、この祭りに傾ける・・・・と言ったらオオゲサか(爆)。

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今日の写真は8月1日に行われたオリオンビアパラダイスでのひとコマ。公民館で活動しているフラダンスやフラメンコなどのあとには、シマ唄で有名な歌手たちが登場する。ワタシもオリオンビールのナマを飲みながら芝生に座って聴いていた。その中で登場した一人が、写真の中村瑞希(なかむらみずき)さん。

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この人の名前はずっと前から知っていたけど、その声を聴いたのは初めて。すごい良い声である。張りがあって、密度感もある。どこまでも通るような声は、歌い手の強い意志を感じさせる。彼女の出番が終わって、さっそくステージ裏に駆けつけて本人からブログへの掲載許可をいただいた。最初は無精ヒゲが伸びたオジサンに声をかけられて驚いた様子だったが(爆)、快くOKしてくれた。話した時間はすこしだったけど、とっても気さくで優しい感じでした。

帰ってきてから彼女のCDを2枚注文。中村瑞希のソロの「KAFU」と、吉原まりかとのコンビで「マリカミズキ」という名前で出している「ルミネッサンス」の2枚だ。HMVのネットショップだったのだが、手元に届くまで3週間くらいかかった・・・。彼女の声をメインに堪能するなら伴奏は三線ソロの前者のCDがオススメだし、ちょっとBGM風に楽しむなら様々な西洋楽器を使っているマリカミズキがオススメ。

ステージが終わると、港を舞台にした花火大会。これがスゴイ。大迫力!!!!

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都会の花火大会では味わえないような距離感で、巨大な花火がどんどんと打ちあがる様は圧巻だ。もし、この時期に奄美に行くのなら、ぜひともこの花火大会を見に行ってほしい。

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2008年08月24日

喜界島での4日間 その3

3泊4日の喜界島、その間、午前中から昼過ぎにかけてはバイクで島を周り、宿の隣でラーメンなどを食べてから昼寝、そして夕方になってから空港臨海公園にあるスギラビーチで夕陽を見るという日々を過ごした。

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スギラビーチは、リーフに囲まれていて、波も少なく、ここだけは陽が落ちるまで家族連れなどで賑わっている。・・・いや、賑わっているとは言っても、湘南などの海水浴場と比べると空きまくりなので、とってものんびりしている。写真は、スギラビーチから西にある奄美大島方向を写したもの。厚く垂れ込めた雲の下では、すごいスコールが降っているのがはっきりと見えるが、その上では夕陽を受けて雲が赤くたなびいている。

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その空港臨海公園には、海軍航空基地戦没者慰霊之碑が建っている。戦争中、この喜界島の空港は海軍の基地だった。敗戦が確実になる中、この飛行場は特攻隊の出撃基地として使われ、多くの若者が命を落とした。写真手前で咲き乱れる花はテンニンギク、別名「特攻花」と呼ばれている。

奄美大島は、もし日本の降伏が遅れたら沖縄に次ぐ戦場ととなったであろう島である。奄美大島南部とカケロマ島には、コンクリートで囲まれた兵器庫や兵舎が残されている。1945年には日本の敗戦が確実になっていたにもかかわらず、天皇制を守ることを降伏の条件にするために戦争を引き伸ばし、無条件降伏の判断が遅れ、沖縄や広島、長崎の人々は犠牲にされていったのはすでに多くの人に知られている。この特攻隊で命を落とした人たちも、その犠牲者であろう。

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この島で借りたのは、ホンダのタクト。前にも書いたけど、空港売店で予約しておいて借りたものだ。値段は2,200円/24hなので、3泊4日=72hで6,600円。ガソリン代は、なんと220円/Lという驚異的な値段なのだが、このバイクは30〜35km/L程度は走ってくれるので、ガソリンの値段がいくらになろうとも大きな影響はない(爆)。ただ、このバイク、かなりの年代モノだ。2サイクルなので、原付とはいえ十分なパワーがあるけど、ハンドルが微妙の左右のとられる傾向がある。走りやすいとはいえないバイクだった。

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ガジュマルの巨木だ。周りに比較するものが写っていないのでわかりにくいけど、ホントに巨大で、何かが宿っているかのような雰囲気をたたえている。魚眼レンズで撮影。

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奄美民謡「ムチャ加那節」で有名?な、ムチャ加那はこの喜界島で生まれた。このハナシはカケロマ島のウラトミという美女の話からはじめないといけないので省略(爆)。詳しくはリンク先を参照のこと。・・・・まぁ、それにしても奄美に伝わる話は、悲話が多い。いま、NHKの大河ドラマで「篤姫」が放送されているけど、幕末の薩摩藩が巨大な力を持ちえたのは奄美の黒糖を支配していたからである。

薩摩による奄美支配は極めて過酷なもので、重税を強い、それを払えぬものはヤンチュという債務奴隷に身を落としていった。その過程で、さまざまな悲話が生まれていることを、忘れてはならないと思う。

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さて、喜界島のハナシは、これでおしまい。来年の夏には、トカラ列島と奄美諸島の南部で皆既日食が観測できる。奄美空港でも皆既日食のPRが盛んに行われていたけど、この喜界島でも観測が可能だ。ワタシも皆既日食に興味がないこともないが、・・・・なにしろ当日の天気に左右されてしまうので、それだけを目的に旅をする気にはならない。でも、ついでに皆既日食も、・・・という旅ならアリだろうと思う。でも、もうちょっと飛行機代が安かったら、気軽に行けるのになぁ。

豊かな島=喜界島の旅を終えて、そんなことを考えながら次はカケロマ島に向かった。

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2008年08月18日

喜界島での4日間 その2

7月24日から28日の4日間、初めて喜界島を訪れた。飛行機のタラップを降りて、空港で荷物を受け取ったあたりまでは、何の変哲もないローカル空港で、離島ムード満点だった。しかし、空港売店でレンタバイクを借りて(2,200円/24h)、島を一周してみると、最初にイメージしていた「辺鄙な離島」というイメージとは全く違うことに気が付いた(失礼ながら)。

この島で最も大きな集落は、空港や港がある「湾」というところだ。この集落には大きなスーパーが、私が知る限りで2軒あって食品関係の買い物には困ることはなさそう。500mlのペットボトルのドリンクなんかは特売で100円程度で売られている。そのほかに商店や飲食店も多く、奄美群島らしくそこそこ大きい徳州会病院もある。道路は整備されていてなおかつ手入れも行き届いている。沖縄の離島のように歩道が雑草に覆われていて歩けないということもない。港も整備され、多くの海岸線はコンクリートの堤防が整えられている。普通に生活していくうえでのインフラは、きちんと整っている印象だ。

島の周囲は約48km。バイクで周ると、だいたい2時間程度で、与那国島の1.5倍程度の大きさというイメージ。島に「湾」のほかにも数多くの集落があって、こ〜んな感じだ。与那国島だと、一周まわっても3つしか集落がないのに、この喜界島では周回道路に沿っているだけでも26もの集落があるのだ。そして、どの集落の中の道路もきちんと清掃がされていて、ゴミはほとんど見かけないし、雑草も刈り取られている。家々の多くは、結構、立派な門構えで、庭も手入れがされている。土曜日の朝には、集落の人たちが集まっていて、道の清掃をしているところを見かけた。地域のコミュニティもしっかりとしていそう。

そして、この島を一周しての印象は、「豊かな島」ということだった。ちょっと人工的に手が入れられすぎている傾向ががあるけど、サトウキビ畑が広がり、一直線に伸びるシュガーロード、きれいな海、見晴らしの良い高台からの眺め・・・・、これといって有名な観光資源はないものの、きちんとした産業があり、観光産業に頼る必要もない。だから観光客も少ないけど、島の人も観光ズレしていない。こんな島でのんびりするのも悪くない。

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この島は、意外と道に迷いやすい。特にサトウキビ畑に入ると、方向感覚を失いやすいので要注意。あまり観光客がいない島なので、道案内の看板も中途半端だったりする。看板の通りに道を進んでも、次の四つ角で看板がなかったり・・・ということも多い。

サトウキビ畑にはスプリンクラーが設置されていて、自動的に散水する設備が整備されている。この水は石灰を含んでいるらしく、車のフロントガラスやメガネに付くと視界が白く濁ってしまう。

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島の最も高い場所=百之台公園の展望台から見た喜界島の集落。海岸の手前には樹木に覆われた集落があり、その手前には畑が広がっている。この公園は、とっても見晴らしが良いので、必見の場所。

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喜界島は、隆起さんご礁の島だ。多くの家々はコンクリートやブロック塀に変わりつつあるが、この阿伝の集落はすごく立派な珊瑚塀の集落が残っている。ここも必見の場所。珊瑚塀はハブの温床になりやすいけど、この島はハブがいないので珊瑚塀でも大丈夫なのだ。

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小野津の集落にある海水浴場。水の透明度は抜群だが、いかんせん、この島の海水浴場はコンクリートに囲まれた場所が多い。手付かずの自然を求めて喜界島に行っても、そういう場所はなかなか見つけることはできない。

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さて、喜界島といえば、平家物語に出てくる俊寛が有名。謀反の罪で鬼界ヶ島に流され、一人だけ恩赦を受けることができずに島で絶命した僧である。この平家物語で出てくる「鬼界ヶ島」が現在の「喜界島」なのかどうかは異論があるところで、実際のところはトカラ列島の硫黄島という説もあり、結論は出ていないが、この喜界島には俊寛の像とその墓(と思われる場所)がある。

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この島に滞在したのは4日間だが、ワタシ以外の観光客に出会うことは全くといって良いほどなかった。夏休み期間中だったので里帰りの家族や親戚みたいな人たちは多かったけど、何のツテもなく、この島の観光に訪れる人は大変に少ない。したがって、観光客向けの店というのは、ほとんどないと思っていい。だから、ちょっと困ることもある。

こういう南の島というのは、昼にはあまり出歩く習慣がない。したがって飲食店の多くは夜に店を開けるのだが、お昼に開いているお店が少ないのだ。沖縄なら必ず観光客向けの店があって、探せばすぐにお店が見つかるけど、喜界島では空港売店のねーねーに、お昼にオススメの店は?と聞いても、「夜ならいい店があるけど、お昼はねーみんな閉まってるよー」みたいな感じ。探せばあるのかもしれないけど、初日にようやく開いている店を探したところがハズレで、翌日以降は宿の隣のラーメン屋さんでお昼を食べたことを付け加えておく。

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2008年08月17日

喜界島での4日間 その1 (7月24〜27日)

今回の旅ではじめに訪れたのが喜界島。その名前を耳にしたことはあっても、場所についてはピンと来ない人も多いに違いない。今回はまず羽田空港から奄美空港に向かい、そこから飛行機を乗り継いで喜界島空港に降り立った。奄美空港からも喜界島を見ることができる距離なので、飛行時間はわずかに10分ほど。シートベルトを解くこともなく着陸となるため、飛行中にデジタルカメラで写真を撮ることもできない。飛行機で行くと奄美空港から1万円弱の金額だが、時間があれば鹿児島からのフェリー、もしくは奄美大島からのフェリーがいいかも。ホントは、今回の旅は、行きは飛行機で喜界島に行って、帰りはフェリーで古仁野(奄美大島南部)まで行きたかったのだが、日曜日には運行していなかったのでやむなく往復とも飛行機を使うことになってしまった。フェリーの場合は、毎日運行しているわけではないので要注意だ。

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上の写真は、奄美空港から喜界島に向かう飛行機、スウェーデン製のSAAB340だ。見ての通りのプロペラ機で、しかも古い。エアコンの効きも悪くて、座席にはウチワが置いてある。飛行時間も短いので、ジェット機と比べるとかなり低空を飛行する。天候によっては揺れるので、ちょっとコワイかも(爆)。

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空港の感じは、まさに地方のローカル空港だ。この写真に写っている範囲が、空港の大部分だと思っていい。写真の左手前が手荷物検査のゲートで、右奥には売店があって、ここでレンタバイクの申し込みが可能だ。バイクは空港からちょっと離れたところに倉庫にあって、私が行ったときには3台ほどのバイクがあったように思う。

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今回の旅でお世話になった宿が、空港から徒歩2分の「ぎなま荘別館」だ。かなり新しい建物で、中も清潔でキレイ。目の前にコンビにもあるし、隣は中華料理屋。とっても便利な宿だ。

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部屋は下の写真のとおり。4畳半だが、テレビ無料、エアコン無料、かぎ付き。ただし、冷蔵庫、風呂、トイレ、洗濯機(洗剤も含めてタダ)は共用だ。部屋の中もキレイで、毎日、掃除もしてくれている。民宿というよりも、旅館といった方がいい。

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食事もウマイ。宿泊者の9割近くが工事関係者ということもあって、特別な料理は出ないけど、刺身に揚げ物、煮物、サラダ、汁物とバランスがよく、どの料理も美味しい。

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この宿は、1泊2食付で、5,250円。この値段でこの内容ならナットクの宿、オススメの宿だと言って良い。ただ、男性が泊まるのなら問題はないけれど、トイレやシャワーの配置などを考えると、あまり女性が泊まることを考慮していないみたい。私が泊まった2階の場合、シャワーを使うとするとトイレに入る人から半透明のガラス越しにシルエットが見えてしまう。またトイレは男女別になっていない。まぁ、この水周り全体のドアを内側から鍵をしてしまえば問題はないのだけど、そうすると他の人が全くトイレに入れなくなってしまう。1階にもトイレ&風呂はあるので大丈夫なのだが、基本的には工事関係者の宿泊がメインなので、これもやむを得ないかも。

あと、この宿は、・・・この宿に限らず、奄美の宿はほとんどそうなのだけれど・・・・宿泊者同士の交流や、宿の人との交流は、あまり期待しないほうがイイ。八重山好きだと、お気に入りの宿があるからその島に行く、という動機の人も多いけど、奄美にはゆんたくが出来て、宿の人や宿泊者同士の交流ができる宿は極めて少ない。個人的には、奄美観光の最大の弱点は、宿のゆんたくの有無だと、ひそかに思っている。

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この島の滞在中、ずっとこの宿に泊まったんだけど、最後の夜だけはこの宿で食事をしないで、外に食べに行くことにした。宿の人に「この島はヤギがお勧めって聞いたんですけど、いい店はありますか?」と聞いたら、この宿のご主人が直々に連れて行ってくれることになった。宿から車で15分ほど、・・・・とは言っても、泊まっている「ぎなま荘別館」から見ると島の反対側にあるらしい。車で暗い道を連れて行ってもらったんで、場所が良くわからない。わかるのは「居酒屋はやり」という店の名前だけで、地元の人でいつもいっぱいになる人気店らしい。このときは泡盛を飲みながら、この島のことをいろいろと話をしてくれた。宿のご主人に感謝である。あ、もちろん運転していた宿のご主人はウーロン茶。今では離島でも飲酒運転には相当気を使っているのだ。

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看板はまったく目立たないので、目的もなく車で走っていたらこの店を見つけるのは難しい。地元では人気の店らしいけど、ワタシが行った時には、ラッキーなことにお店は空いていて、すぐにオーダーすることができた。

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ヤギ刺し 500円。ヤギを食べるのは初めてだったが、これはクセがなくてウマイ。ぎなま荘の主人いわく、この店のヤギは新鮮なのでクセが全くないとのこと。この店のレベルのヤギは、他の店では食べられないので、これが普通だと思わないほうが良いらしい。

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ヤギの「からじゅう」という料理で、内臓の炒め物だ。値段は500円。一般的にイメージするモツのくちゃくちゃした感じは全くないので、モツ嫌いの人でも食べられるハズ。ちなみにワタシも内臓系は苦手なのだが、これはウマイと思った。しょうゆ系の濃い味付けがされていて、ご飯のおかずにぴったりだ。

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ヤギのスープ 400円。見た目よりもあっさりした味で上品かも。

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ついでに注文したゴーヤ・チャンプル 400円。沖縄のゴーやチャンプルと違って、甘い味噌で味付けされていて、正直これだけは口に合わなかった。

この店は、もともと「ぎなま荘」で働いていた人が始めたお店らしく、そういう縁もあって宿から送迎してくれたのかもしれないけど、いつでも送迎してくれるわけではないと思うので要注意。もし送迎してくれなくても、道を聞いて探してでも行く価値はある店だと思う。

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2008年08月04日

奄美群島での11日間

7月24日〜8月3日までの11日間の旅が終わりました。羽田空港に降りたときに変わっていたことは、真っ黒に日焼けした肌と、旅行中に剃らなかった不精ヒゲ、そしてノースフェイスのダッフルバッグの中には11日間の思い出を積み込んで。

今回の旅は、最初の3泊が喜界島(ぎなま荘別館)、次の3泊をカケロマ島(民宿和の夢1泊+海宿5マイル2泊)、奄美大島瀬戸内町に1泊(ネプスダイブリゾート)、そして奄美大島の中心地=名瀬に3泊(民宿たつや旅館)というスケジュール。宿に関しては、今回は全くハズレがなかった。

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奄美はいい。沖縄と比較すると一長一短だけど、沖縄に負けず劣らず、ホントにいい。奄美は、どこに行っても観光客は少なく、美しい海と、島人の優しい心に癒される。のんびり、ゆったりとした時間が流れている。写真は、カケロマ島の芝という集落のビーチだ。こんなに美しい海なのに、そこには誰もいない。その海岸は、訪れた人だけのモノになる。

これから、少しづつ、奄美の思い出を、写真とともに綴っていきたい。

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2008年08月02日

八月踊り

奄美まつりは、すごく盛り上がっています。
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2008年08月01日

リゾートホテルにて

原付バイクで名瀬から空港方面へ。暑いので、空港からほど近いリゾートホテルのカフェで一休み。今日は晴れ\xF5舛覆鵑世韻鼻\xA2薄く水蒸気のモヤがかかって、キレイな写真は撮れそうもない。
今夜は名瀬で花火\xF5ヂ膕颪澄
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2008年07月31日

快晴!

奄美大島瀬戸内町にて。
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2008年07月29日

実久の海

カケロマ島のさねくのビーチ。快晴のため、海の色もキレイ。
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2008年07月28日

カケロマにて

ここはカケロマ島のお気に入りの宿。波音を聴きながら、黒糖焼酎、そして魚。癒やされるひと時。
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2008年07月27日

生まれたて!

今日からカケロマ島。
アオウミガメの赤ちゃん!むちゃくちゃカワイイ!
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