2014年05月31日

R・シュトラウス「アラベッラ」@新国立劇場

5月31日(日)は新国立劇場の「アラベッラ」を見に行った。この演目は、R・シュトラウスの歌劇の中では上演頻度が少なく、私も新国による2010年の初演以来の2度目。日本初演も1988年のバイエルン国立歌劇場の上演だから、R・シュトラウスの作品としては異様に遅い初演だった。それだけ上演するのが難しい演目なのかもしれない・・・、営業的な意味も含めて。

指揮:ベルトラン・ド・ビリー
演出・美術・照明:フィリップ・アルロー
衣裳:森 英恵
出演:
ヴァルトナー伯爵/妻屋秀和
アデライデ/竹本節子
アラベッラ/アンナ・ガブラー
ズデンカ/アニヤ=ニーナ・バーマン
マンドリカ/ヴォルフガング・コッホ
マッテオ/マルティン・ニーヴァル
エレメル伯爵/望月哲也
ドミニク伯爵/萩原 潤
ラモラル伯爵/大久保光哉
フィアッカミッリ/安井陽子
カルタ占い/与田朝子
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

このアルロー版による演出を見るのは前述のように2度目なのだが、正直言ってこの演出の青い色彩感はあまり好きではない。青と白というと、今様に言えば「アナと雪の女王」的な雰囲気もあるのだが、この物語は19世紀の没落貴族のストーリー。青い舞台は、それらしい重厚感も感じられない。もちろん現代的なポップな演出であれば、それはそれで一つの指向性ではあるのだが、衣装だけは19世紀的なので統一感が感じられないのだ。

歌手は、どのキャストもスキのない出来栄え。主要キャストの妻屋、竹本は、外国人の客演キャストと比べても全く遜色のない内容だった。その中でも特筆すべきは、マンドリカのヴォルフガング・コッホで、粗野な成金ぶりは「はまり役」。

やや残念だったのはオーケストラ。第一幕・第二幕の音色には、R・シュトラウス的な室内楽的な精緻さが感じらない。R・シュトラウスのオペラは、官能的な管弦楽が生命線だから、これが決まらないとオペラの魅力が伝わってこない。その魅力が現れはじめたのは第3幕からで、結果的に第3幕は非常に魅力的な舞台になった。アラベッラとマンドリカの二重唱の美しさはこのオペラの白眉であり、有名なグラスを割るシーンにも心奪われた。

ま、逆に言ってしまうと、良かったのは第3幕だけだったのだが、弦楽器の上昇線と下降線が織りなすその美しさ、それがたった一瞬であっても満足感があるのがR・シュトラウスのオペラの特質なのである。

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あれから3年w

このブログが更新停止してから、そろそろ3年。パソコンを買い替えてブログ更新ツールの設定が面倒になり、そのまま放置していたんだけど、その背景にあるのはブログオーナーの更新意欲の低下があることは明らかですw ・・・というのも、この3年間はじつに多くのことがあって、それは良い意味での「多くのこと」なのだけれども・・・ブログを更新するよりも優先すべき日々の日常があったということなのだろう。

ただ、あとで自分のことを振り返った時に、自分の見てきたオペラやバレエ、コンサート、そして旅のことの記録と記憶が残っていないことに気が付く。Twitterも過去のログはところてん式に消えて行ってしまうし、facebookのように個人情報をさらしたかたちでの日常は書きたくない。あー、やっぱりブログを書いておくんだったなぁ・・と思うことも多く、この先少しでもこのページに記録と記憶を残していくべきだろうと思ったのが最近の心境なのです。

下の写真は、最近のマイブーム的被写体の月。天体写真の機材がほしいけど、さすがにこれ以上散財は難しいw

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS E-M5 ZUIKO 75-300mmで撮影してトリミング

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2010年12月01日

インバル&都響のブルックナー

11月30日は都響のサントリー定期。プリンシパルコンダクターのインバルが登場ということで、渋めの曲目にもかかわらず9割以上の入り。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(Vn:四方恭子)
ブルックナー:交響曲第6番(1881年ノヴァーク版)

まず前半はモーツァルト。数あるヴァイオリン協奏曲の中でも、最もチャーミングな魅力に溢れるコンチェルトだと思う。ソリストは、都響コンマスの四方恭子。彼女が都響定期のソリストとして登場するのはたぶん初めて。ワタシ的にも、彼女のソロに本格的に対峙するのは今回が初めてだ。

で、四方のソロは、どこかほのかに演歌的。ちょっと憂いのある音色、わずかにコブシを感じさせる歌い回し。それは極端な表現ではないけど、そんな微妙な表現の中に、ただ流麗なだけではないコダワリがあるのかもしれない。オケはごく真っ当なモーツァルトの流儀で演奏しているので、ソリストとの微妙なギャップも感じたけど、よい意味でそれがスパイスとなったと思う。それにしても、久々に聴いたモーツァルトの第3ヴァイオリン・コンチェルト、・・・やっぱり良い曲だね。

後半はブル・ヲタ垂涎の6番。ブルックナーの中でも演奏頻度が少ないこの曲は、ワタシも確か2回目の実演だ。

インバルの実演は例の如く、非常にテンションが高い。オケを弓に例えれば、その弓を限界点まで絞るようなテンションを要求し、一歩間違えればオケが崩壊するかのようなところまで追い込む。今日のブル6もそれに近い演奏だった。研ぎ澄まされたppから俊敏に立ち上がるffのダイナミズム、明晰なリズム感、・・・そこから演奏されるブルックナーからまず感じるものは、なによりも力強さ、そして生命力、荒々しさ。荒々しさといってもアンサンブルのことではない。アンサンブルは高い次元で整っているけれど、インバルが求めるテンションの高さゆえに生命力の強さ=荒々しさとして感じるのだ。

都響は、インバルの指揮に応え、とても良い演奏。特にホルンの引き締まった音は、これまでの日本のオケからはなかなか聴くことの出来なかった水準。定評ある弦楽器はもとより、木管、金管にいたるまで、ほとんど問題なし。終演後のインバルの笑顔も、とても満足げ。ブルックナーというと枯れた演奏が好まれる傾向にあるけれど、こういうブルックナーも悪くない、・・・つーか、この演奏は秀演ですた。満足ー!

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2010年11月29日

瀬尾由布子ポートレート@恵比寿

ネコネコ団モデル?の由布子姫を撮影。えーと、なんとなくモノクロームw

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はい、比類なきモデル様でございます(_ _;)

Nikon D700 & AF-S24-70mm F2.8

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2010年10月19日

瀬尾由布子 ポトレ @ 中目黒

季節は秋なんだけど、天気が良くて、日差しが当たるところでは爽やかな暑さも感じる日、中目黒でポートレート撮影をしてきました。モデルは、いつもの瀬尾由布子にゃん@ネコネコ団。

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当初は秋らしい色彩感が欲しかったんだけど、木の葉は色づいていないし、日差しは初夏っぽいしw、ハロウィンのデコレーションもなかったし・・・・。そんなワケで淡い色彩感で、エッジを柔らかくして、ちょっと物憂げな表情の中に秋を表現してみた・・・・なんちゃってw

Nikon D700 AF-S24-70mm F2.8 & AF-S50mm F1.4 & Tamron SP90mm F2.8

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2010年05月03日

第14回 ライヴ系リスナーの日w

日本で最初のライヴ系クラシック音楽のホームページ「Tokyo Classic」が誕生したのが、1996年5月3日。このHP(ブログ)も満14歳になりました(拍手〜!)。・・・つーワケで、今日から15年目に突入することになりました。

3月からはメインがTwitterに移行しているような感じですけど、まだまだ実験的な段階。フォロワーは80人を超えて、他のリスナーとの交流という点ではTwitterの方のが優れているけど、「記録」としての機能は圧倒的にブログのほうが優れているし、このHPはコンサートの記録としてスタートしているので、その原点を失わない限りはブログは継続するツモリ。問題はTwitterとの力の配分だなー。さすがに、これ以上フォローするとTLを追えなくなりそうだし・・・つーか、もう追えてないかもw

というワケで、ここのゆる〜く15年目のハジメの言葉を記しておきます。これからもマイペースで続けていきますので、気が向いたときに読んでください。これからもヨロシク。

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2010年03月07日

プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」@グルジア・バレエ

3月5日(金)の東京分会会館、グルジ・バレエの東京公演2日目は「ロミオとジュリエット」。プロコフィエフが作曲したワタシが一番好きなバレエ音楽、バレエ作品である。会場は、3日のジゼルとよりはちょっと入っているけど、やはり空席が目立つ。3〜4階は半分以下の入りかな?全体で7割程度の入りという感じだろうか。

しかし、結果的にはこの客の入りとは思えないほどのスタンディングオベーション、・・・繰り返されるカーテンコール。完全な舞台からは程遠い内容だし、ツッコミどころはいくつもあるんだけど、それでもここまでスバラシイ舞台ってそうはないんじゃないだろうか? そう思わせる内容だった。

まずダメな点から言うと、オーケストラ。さすがに酷すぎ。音楽には甘いといわれるバレエファンでも、この演奏内容にはがっかりじゃないかな。ガサツな弦楽器、ニュアンスの乏しい管楽器、揃わないアンサンブル、・・・・怜悧で鋭角的な音楽が求められるプロコフィエフの要求水準とは程遠いレベルだったと言わざるを得ない。バレエもオペラと同様に、音楽と舞台の総合芸術である。その片輪たる音楽が、このレベルで、どうして総合芸術足りえるだろうか? 主役にスターダンサーを起用すれば客は呼べるかもしれないが、この点、主催者にはキチンと考えて欲しい。

さらには、簡素すぎる舞台装置、・・・まぁ、これは仕方がないとしても、最終幕はカーテンが下りるの早すぎるでしょ? 「ジゼル」のカーテンコールのときも、カーテンが下りるタイミングがおかしかったりして、どうも裏方さんとの呼吸が会っていない感じ。あとは、まぁ、演出の好みといってしまえばそれまでなのだが、ワタシはやっぱりマクミラン版のほうが好きだなぁ。演劇的で、ジュリエットの心理描写も巧みだし。この版だと、舞台の雰囲気が東欧っぽいし、太守の威厳も薄い。ローレンス神父の教会も友達のアジトっぽいし、神父様への畏敬の念が希薄な感じ。さらに有名なバルコニーのシーンでバルコニーなし! ジュリエットの墓の中でのパリス vs ロミオとの決闘もない。

そんな問題点を抱えながらも、この日の舞台を感動のレベルにまで引き上げたのは、ニーナ・アナニアシヴィリとアンドレイ・ウヴァーロフの二人の存在だ。

ジュリエットは13歳、ロミオは17歳という物語を演じるには、二人の実際の年齢はかけ離れていると言わざるを得ないケド、しかし、この二人の演じる物語は説得力がある。乳母と遊ぶニーナ=ジュリエットの無邪気さは、13歳のそれと言っても決して違和感はないものだが、ロミオとの(バルコニーのない?)バルコニーのシーンや寝室のシーンで演じる愛情表現は、13歳のそれとしては成熟しすぎている感はある。でも、その心理表現の豊かさを見ていると、そんな年齢のことは仔細な問題に思えてくる。

ロミオの愛情は、比較的、直線的な愛情なので、・・・たとえば歌劇「椿姫」におけるアルフレードのそれに似て、ジュリエットのそれと比べると表現力はさほど要求されないと思われるけど、ジュリエットの愛情表現・心理表現の対になる役柄ゆえ、その存在は極めて重要だ。ウヴァーロフとアナニアイヴィリとの信頼関係なくしては、ジュリエットの表現もしぼんでしまうからだ。13歳と17歳が描き出す一途さゆえの悲劇的な愛が、この二人の主役の深い信頼関係の中から紡ぎだされる。

注目を集めた客演の岩田守弘。キャラクターダンサーらしいマキューシオって感じで、どこか道化っぽい動きが特徴的だった。その切れ味はサスガで、キビキビとしていて気持ちよい。

決して完璧な舞台ではない。むしろ欠点のほうが多い舞台だった。でも、・・・もしかしたら、ニーナのジュリエットを見るのは、これで最後になってしまう可能性もある。この会場にいた誰もがそういう気配を感じ取っていただろうと思う。今後は指導者としての比重が、だんだんと大きくなっていくんだろうなぁ。それは仕方がないことだけれども、この日のニーナを見る限り、身体能力の衰えを上回る表現力の豊かさを身につけていると思う。ぜひ、またステージ上の彼女を見たいなぁ。

≪ロミオとジュリエット≫  全 3 幕
2010年3月5日(金) 18:30〜21:30  
音楽 : セルゲイ・プロコフィエフ
台本 : レオニード・ラヴロフスキー,
セルゲイ・プロコフィエフ,セルゲイ・ラドロフ
振付 : レオニード・ラヴロフスキー
振付改訂 : ミハイル・ラヴロフスキー
振付改訂補佐 : ドミートリー・コルネーエフ,イリーナ・イワノワ
アレクセイ・ファジェーチェフ
装置 : ダヴィッド・モナヴァルディサシヴィリ
衣裳 : ヴャチェスラフ・オークネフ
衣裳デザイン補佐 : ナティヤ・シルビラーゼ
照明 : ジョン・B・リード
照明デザイン補佐 : アミラン・アナネッリ
舞台監督 : ニアラ・ゴジアシヴィリ
指揮 : ダヴィド・ムケリア
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
<出  演>
ジュリエット : ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ : アンドレイ・ウヴァーロフ
ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥) : イラクリ・バフタ−ゼ
マキューシオ(ロミオの友人) : 岩田守弘
ヴェローナの太守 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
キャピュレット卿(ジュリエットの父) : ユーリー・ソローキン
キャピュレット卿夫人 : ニーノ・オチアウーリ
ジュリエットの乳母 : タチヤーナ・バフターゼ
パリス(ジュリエットの婚約者) : ワシル・アフメテリ
パリスの小姓 : テオーナ・ベドシヴィリ
ローレンス神父 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
ジュリエットの友人 : ラリ・カンデラキ
吟遊詩人 : ヤサウイ・メルガリーエフ
モンタギュー卿(ロミオの父) : マヌシャール・シハルリーゼ
ベンヴォーリオ(ロミオの友人) : ゲオルギー・ムシヴェニエラーゼ
居酒屋の主人 : ベサリオン・シャチリシヴィリ
【上演時間】 約3時間 【終演予定】 21:30 (3/5)   
第1幕 60分 − 休憩 20分 − 第2幕 30分 − 休憩 20分 − 第3幕 40分

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2010年02月11日

猫も杓子もTwitter

チョー天邪鬼なワタシとしては、いささか気が引けるのでありますが(爆)、試しにはじめてみました。まだ、よくわかっていませんケド(汗)。

http://twitter.com/tokyoclassic

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2009年11月28日

「白鳥の湖」@マリインスキー・バレエ

11月27日(金)は、マリインスキーバレエ東京公演の初日。世界一美しい白鳥と言われているロパートキナが登場ということもあって、東京文化会館はほぼ満員。

マリインスキーのストーリーもハッピーエンド。王子がロッドバルトの羽を?いで退治し、二人は結ばれるというものだ。ま、でも・・・・、うーん、いやー、・・・・・・何というかねー、期待が大きすぎたのかねー、正直あまり良い上演とは思えんかったのですよ。あまり感慨なく、淡々と3時間が過ぎ去ってしまったという感じ。第2幕はそれなりに良かったですよ、・・・・ロパートキナの妖艶な黒鳥、その美しさは息を呑むほどだけど、グランフィッテも全部シングルでスピードも遅め、しかも最後のほうはかなりヨレヨレになってしまってザンネンな印象はぬぐえない。第一幕のロパートキナの白鳥も、なにか感情が希薄で、・・・どうも物語の必然性が沸いてこないかんじ。もしかしたら好みの問題なのかもしれないけど、白鳥に対する感想がコレでは、舞台全体に対する感想も同様になってしまう。

あと、コールドの水準とか、物語の脇を固めるキャストなどは、ボリショイのほうが上回っている印象もぬぐえない。特にコールドの足音の大きさと、ポジションを変えるたびにビニールが擦れるようなギシギシ音が響くのが気になった。

オケはまずまず無難な演奏だったが、響きが薄くて、一本調子で細かなニュアンスが不足していた。

まぁ、初日はこんな感じだったので、次の「眠りの森の美女」に期待することにしよう。

 

キャスト表:12/1(火)東京公演『白鳥の湖』[マリインスキー・バレエ]

2009年12月1日(火) 18:30〜21:30  
白 鳥 の 湖  3 幕 4 場
音楽 : ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付 : マリウス・プティパ,レフ・イワノフ
改訂振付 : コンスタンチン・セルゲーエフ
台本 : ウラジーミル・ベーギチェフ,ワシーリー・ゲーリツェル
装置 : シモン・ヴィルサラーゼ
衣裳 : ガリーナ・ソロヴィヨーワ
指揮 : パーヴェル・ブベリニコフ
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
≪出演≫
オデット/オディール : ウリヤーナ・ロパートキナ
ジークフリート王子 : エフゲニー・イワンチェンコ
王妃 (王子の母) : エレーナ・バジェーノワ
王子の家庭教師 : ソスラン・クラーエフ
道化 : グリーゴリー・ポポフ
悪魔ロットバルト : コンスタンチン・ズヴェレフ
王子の友人たち : エリザヴェータ・チェプラソワ/エフゲーニヤ・オブラスツォーワ/アレクセイ・チモフェーエフ
小さな白鳥 : エリザヴェータ・チェプラソワ/ヤナ・セーリナ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/エレーナ・ユシコーフスカヤ
大きな白鳥 : ダリア・ヴァスネツォーワ/ユリアナ・チェレシケーヴィチ/アナスタシア・ペトゥシコーワ/リリヤ・リシューク
2羽の白鳥 : ダリア・ヴァスネツォーワ/オクサーナ・スコーリク
スペインの踊り : アナスタシア・ペトゥシコーワ/ヴァレーリヤ・イワーノワ/イスロム・バイムラードフ/カレン・ヨアンニシアン
ナポリの踊り : ヤナ・セーリナ/マクシム・フレプトフ
ハンガリーの踊り : ポリーナ・ラッサーディナ/ボリス・ジュリーロフ
マズルカ : アリサ・ソコロワ/オリガ・ベリク/ナターリア・ドゥゼヴリスカヤ/スヴェトラーナ・シプラトワ/ドミートリー・プィハチョーフ/カミーリ・ヤングラゾフ/ニコライ・ナウーモフ/セルゲイ・サリコフ
【上演時間】 約3時間 【終演予定】 21:30  
第1幕 65分 − 休憩 20分 − 第2幕 40分 − 休憩 20分 − 第3幕 25分

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2009年07月23日

皆既日食のこと

今世紀最大と言われた7月22日の皆既日食、・・・トカラや奄美では季節外れの梅雨前線の影響でとてもザンネンな結果に終わってしまった。ホントなら、この時期は梅雨が明けて、台風さえ発生していなければ天候が安定している時期なので、皆既日食を見られた可能性は高かったハズ。でも、今年の天気はホントに変で、ワタシが西表島に行っていたときも雨模様の日が続いて、サガリバナの開花も遅れていた。島の人も「この時期にこんなに天気が悪いなんて初めて」みたいなことを言っていたっけ。

硫黄島からの速報画像

  • 撮影日:2009年7月22日 11時29分
  • 撮影者:国立天文台
  • 伝送協力:情報通信研究機構(NICT)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 国立天文台HPから転載

昨年、喜界島に行ったとき、ぎなま荘のご主人に、「来年の皆既日食来る? もし来るんだったら、部屋とっておくよ」って言われたんだけど、そのときは2年連続で喜界島に行くのもナンだし、他に行きたいところもあったし、天気次第で皆既日食が見られないことも当然考えられるし、・・・なんて考えてしまった。トカラ列島は雷雨で全滅だったみたいだけど、喜界島では、薄い雲越しにダイヤモンドリングを見ることはできたみたいだけど、プロミネンスはおろかコロナを見ることはできなかったみたい。

でも、NHKが放送していた硫黄島からの映像と、硫黄等近海でのフェリーからの神々しいまでに美しい映像を見てしまうと、薄雲越しの皆既日食はどうしても霞んでしまう。皆既日食の黒い太陽そのものも神秘的ではあるけれど、ワタシ的にはむしろ360°広がる夕景のような水平線の美しさに惹かれた。たしかにアレは、自分の目で見てみたい。肌で感じてみたい。そう思う。

東京でも75%が欠ける部分日食となった。太陽は確かに大きく欠けるけど、明るさは写真の明るさで換算すると2EVしか暗くならないので、あまり暗くなったという実感はない。9割欠けても3EVちょっと。95%欠けるとだいたい4EVだから、ここまでくるとかなり暗くなるかもしれない。たぶん晴天時と曇り空の下くらいの違いがある。さらに97%欠けると5EV・・・ここから先の1%の差は、とても大きい。太陽は極めて明るいので、1%でも残っているのと、皆既になるのとでは、世界が全然違うハズなのだ。

次回の皆既日食はイースター島だっけ? モアイ像と皆既日食なんて、ツボにはまり過ぎな絵ですな。でも今回の皆既日食に魅せられて、日本からも行く人がたくさんいそうな気がします。

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追悼・若杉弘氏

現・新国立劇場オペラ芸術監督で元都響音楽監督の若杉 弘氏が、7月21日午後6時15分、多臓器不全により逝去されたとです(享年74歳)。

ワタシ的には、クラシックのコンサートに行き始めた頃・・・18987年ごろだったと思いますが、初めて定期会員になった都響の音楽監督が若杉氏ということで、とても大きな影響を受けたことを覚えています。知性的で好奇心を刺激するプログラミングは絶妙で、歴史に埋もれてしまっていた隠れた名作の紹介はもとより、当時のマーラー人気の頂点をなしたマーラー・チクルスはすべてCD化され、得意のワーグナーのオペラもコンサート形式のチクルスを行い、都響を一躍人気のオーケストラに成長させた功績は、決して忘れることはできません。

ワタシにとって、最も印象深い指揮者の一人であることは、今後も変わりありません。ここにご冥福をお祈りします。

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2009年06月15日

ベネヴィッツ・クァルテット@第一生命ホール

第一生命ホールのSQWシリーズ前半を締めくくるのは、「弦楽四重奏大国チェコ出身の若手新鋭が登場。2005年大阪国際室内楽コンクールで優勝し、日本ツアーを行ったベネヴィッツ・クァルテットが、2008年第8回「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクール優勝者として、ワールド・ツアーの最後を飾る東京に凱旋、第一生命ホールに初登場する。」という触れ込みのクァルテット。客席は残念ながらカルミナよりもさらに減って、客席の半分以上が空席という感じ。

出 演
ベネヴィッツ・クァルテット
[イェルジー・ネメチェック /シュテパン・イェジェック(ヴァイオリン)、イェルジー・ピンカス(ヴィオラ)、シュテパン・ドレジャール(チェロ)]

曲 目
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 op.127
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調 op.29 D.804 「ロザムンデ」

でもですねー、ワタシも開演前にビール飲んでしまって、さらに曲目がどちらも苦手系だったのだよ。ベートーヴェンのSQは基本的に好きなんだけど12番はよく理解できないし、シューベルトはもともと苦手だし。そんなワケで、曲の感想はヌキ。

ただカルミナを聴いた次の日に新進のSQというのは、その違いが歴然とうなる。カルミナの歯切れのよう表現と比べて、ベネヴィッツはレガートでしっとりと歌い上げる。そして、カルミナの宝石的な硬質の美しさとは対照的に、ベネヴィッツはビロードのような上質な布地のような美しさ。ただアンサンブルの熟成度はかなり違って、まだ4人の音がキレイに解け合うまでにはもう少し時間がかかりそう。アンサンブルは、一日にして成らず、デス。

SQWシリーズは、秋から日本のSQシリーズが始まる。その時まで弦楽四重奏はオアズケ。

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2009年05月03日

ライヴ系リスナーの日

今日はこのHPの誕生日=「ライヴ系リスナーの日」です(笑)。

1996年5月3日にスタートしたこのHPは、日本で最初のライヴ系クラシック音楽のホームページです。アドレスは、インターリンク、Raidway、Airnetを経て現在のアドレスに至りましたが、なんと、これで13年が経過しました。まさに「継続は自己満足」ということわざを実感している今日この頃です。これからも更なる自己満足を目指し、精進する所存です。よろしこ。

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2009年01月01日

A happy new year.

今年は宮古諸島の池間島で新年を迎えました。写真は、今日の初日の出。厚い雲の合間から太陽が顔をのぞかせた瞬間。そして島影は、宮古諸島の中でも神秘の島として知られる大神島です。

今年もゆる〜くマイペースに更新していきます。よろしくお願いします。

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大神島(宮古島市)
大神島は、平良市島尻の漁港から航路約15分の位置にあり、周囲約 2km の小島です。過疎化が進み、現在は50名に満たない島民が、半農半漁の生活を営んでいます。島の特産品「干ダコ」は有名。
この島は、古くから神の島とされてきました。現在も集落以外の多くの場所は聖域とされ、立ち入りが禁じられています。秘祭と呼ばれる「祖神祭」も、島民しか参加することができず、島外の人々は見ることすら許されません。海賊キッドの財宝が眠っているという伝説もあり、今なお神秘の島として知られています。 沖縄県のHPから引用

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2008年10月02日

のだめカンタービレ

昨日はトゥーランドット、今日はのだめカンタービレのコンサート。NHKホールの客層はいつものクラシックコンサートとかなり違う!
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2008年07月27日

鶏飯

奄美大島に戻りました。お昼は奄美名物の鶏飯!鳥のダシで食べるお茶漬けみたいなもの。素朴なウマさです。
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2008年05月04日

ライヴ系リスナーの日

5月2日朝からブロバイダのブログ機能のトラブルが発生。データは復旧したものの、ブログの更新だけでなく閲覧も2日間停止してしまった・・・・。

そんな中、昨日の5月3日は世間的には憲法記念日と呼ばれているけど、ホントは「ライヴ系リスナーの日」。そう、今をさかのぼること12年前の1996年5月3日、この「Tokyo Classic」のホームページが誕生した日なのだ(爆)。当時は、コンピュータのOSはWindows95が普及し始めて、インターネットがようやく広がり始めた時期。ワタシは当時、Interlinkというブロバイダと契約していたんだけど、そのバックボーン回線が、な、何と128Kbps・・・。ブロバイダのバックボーンですよ!!! それが128Kbpsという細さで、それを契約者でシェアしていたわけだから、今では考えられない貧弱さ。

で、今でも覚えているけど、1996年5月2日は連休前ということで居酒屋で飲んで帰り、その勢いでホームページを作り始め、5月3日にアップロード。そう、それが日本初の、ライヴ系リスナーによる、ライヴ系リスナーのための、クラシック音楽のホームページだった、というワケ。他にコンサートの情報やライヴのレポート、コンサートホールの音響などをコンテンツとしたホームページはなく、その功績が認められて5月3日は「ライヴ系リスナーの日」に決まったわけ(大ウソ)。で、その当時から残っているクラシック音楽系ホームページと言えば「CLASSICA」(since Aug 1995)だけじゃないだろうか。

このブロバイダのトラブルの間、当時の「こんさぁと日記」や「Concert Diary」などを読み返してみた。いやー、何というか、少しづつ思い出しますねー、その時のコト。もともと、このホームページは備忘録的な意味合いが強かったんでけど、通算2000回くらい言ったコンサートの中にはは遥か記憶の彼方になってしまったコンサートも多く、「あー、こんなコンサートに行って、こんなこと思ってたんだ・・・」と懐かしい思いを抱く。

この12年の間、ワタシ自身にもいろいろな変化があったし、更新の停滞、中断もあったけど、これからも都響、新日本フィル、東響については定期的に聴き続けていく予定だし、オペラやバレエについてもテキトーに更新していきたいと思います、ハイ。

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2008年02月23日

移転しました。

当初はメンテナンスと称して、インストールしてあるMovable Typeのバージョンを3.1から4.1にアップすることを目論んでいたんだけど、結局、めんどくさくなって断念(爆)。

バージョンアップの主な動機は、旧バージョンだとコメントスパムやトラックバックスパムへの対応ができないことだったのだが、いまはブロバイダやサーバー会社が提供しているブログではスパム対策は当たり前の機能だし、モブログ=携帯電話からの投稿も当然のようにできる。自分で、サーバースペースの中にブログをインストールするのも、時間があれば面白い作業なんだけど、いまはそんな時間が取れないので、今回はレンタルサーバー会社=SAKURAが提供するブログを使用することにした。

旧コンテンツの移転は比較的スムーズに終わって、投稿用ソフトのMicrosoft Live Writerも無事に使えることを確認し、デザインも写真の見栄えも良いであろう「黒」をべースにしたものを選び、CSSの設定をちょこっとカストマイズして、今回の移転に踏み切った。新しい投稿にはコメントとトラックバックが可能になっている。

今度はケータイからの更新も可能なので、今度、試しにやってみよう。

posted by のら at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Information

2008年02月12日

メンテナンス予告

えー、このブログの設置から3年が経過し、そろそろメンテナンスが必要な時期が参りました。もしかしたら近日中に、数時間、・・・・下手をすれば数日間、このブログが見られなくなる場合があります。ご協力のほどを。

posted by のら at 13:17| Comment(0) | Information

2005年02月03日

ブログ後、1ヶ月経過

 今年の正月からブログを開始して1ヶ月が経過。やっぱ、ブログは更新が楽だわ、ホント。おかげで更新回数は飛躍的に増えた・・・・
が、内容が伴っていないような気も。当初はブログ化したら、ブックマークはこのページに貼って、トップページへのアクセス数は減るのかなぁ、
と思っていたのだが、ほとんどの皆さんはお行儀良く玄関から入っていらっしゃる(^_^;)。


 さて、このHPのコンテンツの中でも、これから最も強化したいと思っているのがコンサートホールのこと。ライヴ入門者にとって、
ホールの座席選びも悩ましい点で、多くの人はS席が一番良いと思っている。実際はS席だから良いとは限らないし、
むしろ多くのホールでは安い席のほうが音が良いことは、あまり知られていない。ホールの座席のどこが良いのか、どこが見やすいのかなどは、
商業系HPではなかなか書きにくい内容である。こういったナマの情報を、私だけでなく情報を集める術はないものかどうかを検討中。
コンセプトは決まっているのだが、それに適合するCGIが見つからないのが悩みのタネ・・・。

posted by のら at 22:18| Comment(0) | Information