2010年02月11日

ヒュー・ウルフ&新日本フィル サントリー定期

2月11日、冷たい雨がパラパラと降り始める中、サントリーホールでのNJP定期に行ってきた。客の入りは8割程度。まぁ、曲目がこれだけ地味だと、むしろよく入ったのかなという感じ。コンマスは、久々の豊嶋氏。

プロコフィエフ作曲交響曲第1番ニ長調『古典交響曲』op.25
プロコフィエフ作曲ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19
ドヴォルジャーク作曲交響曲第6番ニ長調 op.60

指揮:ヒュー・ウルフ
ヴァイオリン:イェウン・チェ

まずはヴァイオリン協奏曲から。ソリストのチェは韓国出身で、まだ21歳のヴァイオリニスト。ステージが遠かったので断言できないけど、たぶんキレイな人(^-^;)。まだ華々しいコンクールの優勝歴みたいなものはないけれど、とても誠実な音楽作りをする人だ。テクニックに走るところもなく、堂々とした音楽を志向するところが好ましい。怜悧な音色も、プロコフィエフに適していて、とても美しい。演奏頻度が高い曲ではないけれど、プロコフィエフ独特の鋭角的な音楽が垣間見えて、なかなかの好印象の演奏だった。アンコールはバッハの無伴奏からサラバンド。

一方で、プロコの古典交響曲とドヴォルザークの6番は、評価はビミョー。決して悪い演奏ではないのだが、どちらも力が入りすぎてffの部分だけが目立ってしまい、起伏が乏しくなって平板な演奏になってしまった感じ。古典交響曲は、ホントはもっと面白い曲のはず。ヴォ6ははじめて聴く曲だったけど、これは多分もとから冗長な曲なんだから仕方がないのかも。第4楽章のラストは、なんとなくブラームスの2番のラストに似ているなぁ。

posted by のら at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | orchestra-NJP
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