2009年03月21日

キンボー・イシイ=エトウ&都響 @東京文化会館

18日(木)は、都響の上野定期。ふだんなら空席が目立つ東京文化会館だが、この日はラヴェルを中心とした名曲プログラムということもあって、5階のサイドまで概ねいっぱいという大盛況。

指揮:キンボー・イシイ=エトウ
ヴァイオリン:ユージン・ウゴルスキ

ラヴェル:古風なメヌエット
ラロ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 『スペイン交響曲』 op.21
ラヴェル:ボレロ
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス

キンボー・イシイ=エトウを、都響で聴くのは初めてだが、オケを緻密にコントロールしようとするタイプではなく、自発性を尊重して自由に鳴らすほうの指揮者だと感じた。最初のプログラムではそれが裏目に出て、「古風なメヌエット」では、弦楽器が美しいはずの都響としてはかなりギスギスした音が聞こえてきてがっかり・・・しかし後半は持ち直して、スペイン狂詩曲やラ・ヴァルスは平均点以上のイイ演奏を聞かせてくれたと思う。フルネ的な上品な音楽とは対極的な音楽作りだが、こういう変則的なリズム感の曲を盛り上げる指揮はなかなかうまいかもしれない。

ヴァイオリン協奏曲は、いささかザンネンな演奏だった。そこそこテクニックはあるのかもしれないけど、曲の節回しがぎこちなく、音楽の横の線がつながらない。長い曲だけに、途中は退屈感が漂ってしまった。アンコールにバッハの無伴奏からサラバンド。

posted by のら at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | orchestra-TMSO
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