2008年09月29日

E-3の欠点

ヨーロッパ最大の写真ショー「フォトキナ」が開催され、その前には各メーカーから最新機種の発表され、発売される。私のメイン機種OLYMPUS E-3が発売され、使い始めてそろそろ1年になろうとしているけど、やはり欠点も目立ってくる。どんなカメラでも欠点はつきものなのだが、ワタシ的な使い方だと、ポートレート撮影では概ね問題ナシ。たまに夜間ポートレートでは高感度ノイズに弱いところを感じることはあるけど、オリンパスの場合はF2クラスの明るいレンズがあるし、何と言ってもSummilux25mm F1.4もあるので、カバーはできる。しかし旅の持っていくカメラとしては、やはり不満が出てきた。

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その第一は大きさと重さ。142.5mm x 116.5mm x 74.5mm(幅×高さ×奥行き 突起部含まず)で、重さ810gは、やはり大きすぎるし重過ぎる。ソニーがこの秋に発表した35mmフルサイズの撮像素子を搭載したα900は、約156.3 (幅)x 116.9 (高さ)x 81.9 (奥行)mm、約850g(電池、付属品含まず)。もちろんE-3よりも大きいけど、α900の撮像素子の面積ははE-3の約3.8倍だ。そしてE-3と同様、視野率100%のファインダーを搭載し、ボディ内手ぶれ補正をも搭載して、重さは850g。これは軽い!防塵防滴性能や剛性などの差はありそうだけど、フォーサーズだったら現在の性能を維持したままで650gくらいの重さにできないとナットクできない(爆)。

さらにキャノンのフルサイズの新機種5D mark2は、152.0(幅)×113.5(高さ)×75.0(奥行)mmで810g。幅はE-3よりもちょっと広いけど、概ね同じ大きさ、重さといってよい。NikonのフルサイズD700は、約147×123×77 mmで、995g。これはE-3よりも一回り大きいし、重いと思うけど、E-3よりも撮像素子が圧倒的に大きいことを考えればナットクの大きさ・重さだ。長々と書いたが、こんな風にフルサイズのカメラと大きさ・重さが比較できてしまうということ自体、フォーサーズにあってはならないことだと思う。

そんな批判があったのか無かったのか、・・・・オリンパスはE-3とE-520の中間に位置する中級機の開発発表をした。写真を見るとE-3よりも多少小型化されているみたいなので、ちょっと注目している。

第二の不満点は高感度&長時間露光時のノイズの多さだ。ISO400までは常用域だが、ISO800が実用域限界点、ISO1600は非常用という感じだが、少なくともあと1段階はレベルアップして欲しい。あと長時間露光時のノイズの多さは、かなりヒドイ。60秒程度であれば問題はないが、5分を超える露光となると画像は盛大なノイズにまみれることになる。最初はカメラの故障かと思ったほどだ。これはノイズリダクションをかけてもたいして改善しないのがさらに悲しい。

ワタシは星の軌跡を写すのも好きなのだが、熱ノイズが派生しやすいCCDならともかく、熱ノイズが原理的に少ないはずのL-MOSでこのレベルというのはちょっと信じられない。ずーっと前にはCanon EOS10Dで写した乗鞍高原での星の軌跡写真は30分でも目立つようなノイズが発生しなかった。この面ではCanonに5年以上遅れていると言わざるを得ない。

こんなことを書いていると、E-3が問題だらけのカメラに見えてくるけど、逆に言えば上記の2点だけが大きな不満点で、それ以外はなかなか良くできたカメラだと思っている。カメラとしての完成度やバランスではEOS 50Dや、D90に譲るかもしれないけど、ハードな使い方をするのであればE-3は今でも有力な選択肢となりえるカメラだと思う。

※掲載の写真は、E-1で写した竹富島西桟橋の夕陽。

posted by のら at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Photograph
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