2009年12月06日

エルデーディ弦楽四重奏団@第一生命ホール

今日はイイ天気でしたねー、ホント。昨日は冷たい雨が降っていたというのに、今日は朝起きたら雪をかぶった富士山が見渡せて、青空が広がって、ちょっと暖かな陽気。ワタシは午後からロケハンを兼ねて某所を散歩して、その後、晴海のトリトンスクエアへ。午後3時開演のコンサートは第一生命ホールの室内楽。

QW2009-2010〈#88〉 Galleria
エルデーディ弦楽四重奏団
メンデルスゾーン生誕200年を記念して

出 演
エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志 (ヴィオラ) 花崎薫(チェロ)]

曲 目
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.13
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調op.44-2
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調op.80

メンデルスゾーンの室内楽って、ぜんぜん馴染みがなくて、聴いたことがある曲・・・というか、聴いた「記憶がある曲」がぜ~んぜんない。今日のコンサートで一回聞いただけで結論云々という話じゃないけど、個人的に好みの傾向ではないかも。というのも、楽想から、作曲者が何を言いたいのか、どんな感情を込めて書いたのか、・・・そういった思いがあまり伝わってこない。なんか、淡々と曲が進んでしまう感じで、・・・・でも第2番の最終楽章は良かったけど。

そんなワケで、このコンサートの感想を客観的に書けるには程遠い聴き手で終わってしまったんだけど、このカルテット、かなり巧いですねー。いや、たぶん初めて聴くカルテットなんだろうケド、艶やかな1stの音がリードした4人のアンサンブルはかなりの高水準。機能的にも、この曲を聴く限りにおいては申し分なし。

アンコールは2曲。今度は、ぜひ別の曲で聴いてみたいカルテットだ。

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2009年12月08日

シチェドリン「イワンと仔馬」@マリインスキー劇場バレエ

いやー、感動しましたよ、ホントに。スバラシイ舞台! こんなステージを見ることができてシアワセです。ゲルギエフが振ったマリインスキー劇場管弦楽団は、先日の「白鳥の湖」でピットに入ったオケとは雲泥の差。鋭角的な音楽の立ち上がり、アンサンブルの緻密さ、音色の鮮やかさ、リズム感の明確さ、どれをとってもスバラシイ。シチェドリンの音楽も、おもちゃ箱をひっくり返したような面白さを感じさせる音楽で、ロシア民謡や、ショスタコっぽい諧謔的な音楽を盛り込んで、実にオモシロイ。

そして、この舞台で特筆すべきはサラファーノフ!!!!!

この演目はサラファーノフのために作られたんじゃないかと思うほど、イワン役がはまっていて、ちょっとオバカっぽい雰囲気と、抜群の運動神経がこの舞台を牽引する。切れ味は良いし、ジャンプ力も申し分ないし、回転系の技も抜群!!! ソーモワも、世間で言われているほど悪くない・・・・というか、この上なく恵まれた容姿は、必然的に注目を集める。長い手足、愛らしい表情のなかに時折妖しさを携え、柔らかな身体は素質の高さを表す。あの「軟体生物」みたいな踊りは好き嫌いがハッキリしそうな気がするけど、この日の舞台では大きな拍手を集めていた。

仔馬のポポフも申し分なし。皇帝、侍従の演技もとても面白く、緻密に練られたハッピーエンドのストーリーを盛り上げた。明日もこの舞台を見られるのはシアワセ。指揮者や主役級はみんな変わってしまうけど、明日のキャストはどんな舞台を見せてくれるだろう。楽しみ!

2009年12月8日(火) 19:00〜21:20  
イ ワ ン と 仔 馬  全2幕
音楽 : ロジオン・シチェドリン
振付 : アレクセイ・ラトマンスキー (2009年)
台本 : マクシム・イサーエフ
音楽監督 : ワレリー・ゲルギエフ
装置・衣裳 : マクシム・イサーエフ
照明 : ダミール・イスマギロフ
指揮 : ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽 : マリインスキー歌劇場管弦楽団
≪出演≫
姫君 : アリーナ・ソーモワ
イワン / 皇子 : レオニード・サラファーノフ
仔馬 : グリゴーリー・ポポフ
侍従 : イスロム・バイムラードフ
皇帝 : アンドレイ・イワーノフ
父親 : ロマン・スクリプキン
雌馬 / 海の女王 : エカテリーナ・コンダウーロワ
大きな馬たち : アンドレイ・エルマコフ/ カミーリ・ヤングラゾフ
ダニーロ : イワン・シートニコフ
ガヴリーロ : コンスタンチン・ズヴェレフ
娘たち : ヤナ・セーリナ/エレーナ・ユシコーフスカヤ/クセーニャ・ロマショワ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/エリザヴェータ・チェプラソワ/オリガ・ミーニナ
ジプシーたち : アントン・ピーモノフ/フョードル・ムラショーフ/カレン・ヨアンニシアン/エレーナ・バジェーノワ/アナスタシア・ペトゥシコーワ/ポリーナ・ラッサーディナ/リュー・チヨン/アリサ・ソコロワ

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2009年12月13日

Rin Kawaguchi @Ginza

20091212-11

こんなヘンテコな企画に応じてもらえるモデルさんは少ないだろうなぁと思うし、ワタシも他のモデルさんに依頼するのは躊躇する。ふつうポトレの撮影って、人通りが少ないところでやるもの。だけど今回はあえて人通りの多いところで、その人の流れを活かした写真を撮るという企画。雑踏の中でのスローシャッター、・・・モデルに要求されることが難しいことは、容易に想像つくだろう。川口凛というモデルがいたからこそ実現した撮影、・・・そう思う。

今年いっぱいでモデル活動からの引退を決めている凛サン。もしかしたらワタシが彼女を写すのは最後になると思って撮影に挑んだ。機材の選定、準備、ロケーション設定の甘さなど、反省点は多かったけど、私なりに燃え尽きたww 撮影が終わって彼女に「お疲れ様でした、またお願いします」・・・・ついいつもの調子で「また」って言って、はっと思った。「また」はあるのかな?今度、新たな企画を思いついたら、誰に依頼すればいいのかな?

でもね、ホントに思うんだけど、・・・・こんなにも熱心に、一緒になって撮影に挑んでくれて感謝です。知恵熱が出るほど、今回の撮影ではいろいろなことを考えたけど、そういうキッカケを創ってくれたのは、間違いなく川口凛というモデルがいたから。たった2回しか撮影したことないけど、本当に大きな刺激を頂いたと思っています。ありがとう。

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2009年12月14日

E-P2 de 川口凛

 20091212-18

 

20091212-4

 

20091212-2

Model: Rin Kawaguchi
Camera: Olympus E-P2 & Lumix G 40mm F1.7

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Rin Kawaguchi in Ginza

20091212-10 

この撮影を依頼した後、ホントにイイのかなぁ・・・・、モデルさんに酷じゃないのかなぁ、・・・それに、もちろん、私自身にとっても大きなチャレンジだった。まぁ、でも、私ははイイ。ファインダーを覗いていれば、そこに思い切り集中できる。良い意味で?、いや悪い意味でもw、ファインダー以外が見えなくなる性格だからww でもモデルさんはそうじゃない。必然的に注目を集めてしまうし、周りが見えてしまうので、大きなプレッシャーがあるハズ。そんな中、モデルを務めていただいた凛サンには、ホントに本当に感謝です。

シャッタースピードは2秒。ND400という、いまでは入手困難な減光フィルターを使用し、スローシャッターを実現した。このフィルターを使用すると、光学ファインダーは真っ暗で、フレーミングも困難になる。でもライヴビューが使えるカメラだと・・・今回はE-620を使用した・・・・、全く問題なくフレーミングもフォーカスも可能になる。ただ、やっぱり、レスポンスは良くないカメラだよね、コレ(汗)。今度、撮る機会があったら、別のカメラを選択するかも、・・・・って、またの機会はあるのかいっ!!爆

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2009年12月15日

川口凛 in Ginza Part4

20091212-12

ポップで、・・・だけど、ちょっとシュールな世界。

Model: Rin Kawaguchi
Camera: Olympus E-P2 & Lumix G 7-14mm F4

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2009年12月16日

川口凛 in Ginza PART5

E-P2は発売日に入手。E-P1と比べて大きく変わったところはないけど、外付けEVFが使えるようになったことはヒジョーに重要だ。このEVF、かなり大きいから邪魔なんだけど、私には必要不可欠。液晶だと被写体に集中できないけど、EVFだとファインダーだから被写体に思い切り集中できる。表示品位はバツグンに良い。

20091212-13

ただねぇ、現在のコントラストAFは、はっきり言って、こういうシーンは苦手だ。明るいところに引きずられてしまって、フォーカスが背景に合ってしまう。だから、今回の撮影では多くのシーンでマニュアルでフォーカスした。現時点では、まだまだ位相差検出方式のAFの方が信頼性が高いということを、改めて実感。

一方で、強力な手ブレ補正は大きな武器。シャッタースピードは1/3秒。昨日、掲載した写真とは、ちょっと雰囲気を変えてみた。

Model: Rin Kawaguchi
Camera: Olympus E-P2 & Lumix G 7-14mm F4

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シチェドリン「イワンと仔馬」@マリインスキー・バレエ (12/9)

なにを今更という感じだけど、このブログはワタシの備忘録という性格が強いので、いちおう書いておこう。

12/8にはゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場管弦楽団のスバラシイ演奏、サラファーノフのちょっと足りない少年っぽい雰囲気と見事なテクニックに酔いしれた一夜だっただけに、いやがうえにも二日目の期待も高まる。指揮者はゲルギエフから変わったためか、会場は前日よりもとっと空席が増えて、だいたい8割前後の入り。

会場が暗くなって、いよいよ第一幕が始まろうかというとき、レプニコフという指揮者がピットに入ってくると、オケから歓声が上がる。前日のゲルギエフのときとは全然違って、和気あいあいと言う雰囲気。これは最後のカーテンコールまで続いて、オケはノリノリ。演奏のテンションは心なしか下がったような印象も受けたけど、演奏水準そのものはかなり高い。少なくとも、この2日間の演奏は、ワタシがバレエ伴奏として聴いたオーケストラとしては最高の演奏だった。

イワンのロブーヒンは、サラファーノフと比べると体格がしっかりしていて、少年というよりは青年という感じ。テクニック的にはサラファーノフのほうがキレているのは間違いないけど、このロブーヒンの描くイワンも、お人よしっぽくてイイ。姫のテリョーシキナは、ソーモワと比べると様式美に優れていて、バレエ鑑賞暦の長いクロウト筋の人だったら、間違いなくテリョーシキナのほうが上と感じるのではないか。でも、ワタシ的には、ソーモワのもつ非現実的?な体の柔らかさ、愛らしい雰囲気は、この演目に相応しいと思う。トータルでは、12/8の方が良かったと思うけど、その差はサラファーノフの存在感と言いきってよいと思う。

それにしても、牝馬と海の女王を演じたコンダウーロワはキレイだなぁ。2日間とも、ため息が出るほど美しいでしたよ。

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2009年12月9日(水) 19:00〜21:20  
イ ワ ン と 仔 馬  全2幕  
音楽 : ロジオン・シチェドリン
振付 : アレクセイ・ラトマンスキー (2009年)
台本 : マクシム・イサーエフ
音楽監督 : ワレリー・ゲルギエフ
装置・衣裳 : マクシム・イサーエフ
照明 : ダミール・イスマギロフ
指揮 : アレクセイ・レプニコフ
管弦楽 : マリインスキー歌劇場管弦楽団
≪出演≫
姫君 : ヴィクトリア・テリョーシキナ
イワン / 皇子 : ミハイル・ロブーヒン
仔馬 : イリヤ・ペトロフ
侍従 : イスロム・バイムラードフ
皇帝 : アンドレイ・イワーノフ
父親 : ロマン・スクリプキン
雌馬 / 海の女王 : エカテリーナ・コンダウーロワ
大きな馬たち : アンドレイ・エルマコフ/ カミーリ・ヤングラゾフ
ダニーロ : ソスラン・クラーエフ
ガヴリーロ : マクシム・ジュージン
娘たち : ヤナ・セーリナ/エカテリーナ・イワンニコワ/クセーニャ・ロマショワ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/エリザヴェータ・チェプラソワ/オリガ・ミーニナ
ジプシーたち : ラファエル・ムーシン/フョードル・ムラショーフ/カレン・ヨアンニシアン/エレーナ・バジェーノワ/アナスタシア・ペトゥシコーワ/ポリーナ・ラッサーディナ/リュー・チヨン/アリサ・ソコロワ
【上演時間】 約2時間20分 【終演予定】 21:20  
第1幕 50分 − 休憩 25分 − 第2幕 55分 

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マリインスキー・バレエ オールスターガラ(12/11)

マリインスキー劇場バレエの来日公演も最終日となった12月11日(近)は、オールスターガラ。東京文化会館は、9割程度の入り。

この日の第一印象は、まずオケがダメダメってこと。特に「シェエラザード」は酷すぎ。音色に色気もニュアンスは皆無で、指揮者の遅めのテンポのためか、音楽が全く流れない。さらにホルンは・・・・いや、もうこれ以上書くのはよそう。とにかく、いくら音楽に甘い、・・というか、音楽なんて添え物だと思っていたであろうバレエファンも、マリインスキー管弦楽団のスバラシイ演奏を聴いて音楽の重要性に気づき始めたのではないか。

第一部は「シェエラザード」。これは夫である王が不在の間に、王妃たちが奴隷と浮気をするというテーマそのものからして、アラビア風の妖艶な空気感を携えた演目だ。ゾベイダを演じたヴィシニョーワの色っぽさ、その妖艶な身のくゆらせ方が目を奪う。いやぁ、こんなにエロエロなバレエを見たのはハジメテ。これで伴奏がよければ言うことはないのだが・・・・。

「シンデレラ」では、オブラスツォーワの可愛らしさが会場全体を和ませる。「ロミオとジュリエット」では、テリョーシキナがちょっとイメージと違うんだなぁ・・・、少女っぽさがないというか・・・。チャイコの「パ・ド・ドゥ」は、やっぱりサラファーノフの跳躍が会場を沸かす。ソーモワは、好みが大きく分かれると思うけど、個人的には悪くないと思う。「瀕死の白鳥」のヴィシニョーワ、第一部ではゾベイダを見た後だからだろうか、・・・・とても色っぽい白鳥に見えたけど、ワタシ的には好みのバレリーナです(汗)。そして、この日の白眉はロバートキナとコールプが踊る「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」。あのマリインスキーを代表するロバートキナが、こんなにもコミカルなバレエを踊るということ自体オドロキだけど、コールプと乃掛け合いもコントっぽくて大爆笑。

「海賊」は、ワタシ的には馴染みの薄い演目なのだけど、ガラという限界がある中でも全幕に近いような舞台装置を用意して・・・特に舞台奥の噴水!・・・・、なかなか豪華なフィナーレ。カーテンコールも大いに盛り上がって、最後のほうはスタンディングオベーション。次の来日は2012年とのことだ。

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2009年12月11日(金) 19:00〜21:55  
オールスター・ガラ
≪シェエラザード≫  [45分]  
音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
振付:ミハイル・フォーキン  
振付復元:イザベル・フォーキン,アンドリス・リエパ
装置・衣裳:アンナ・ネジナヤ,アナートリー・ネジニー  
シャリヤール王 : ウラジーミル・ポノマリョーフ
王の弟 : カレン・ヨアンニシアン
宦官長 : ロマン・スクリプキン
ゾベイダ : ディアナ・ヴィシニョーワ
黄金の奴隷 : イーゴリ・コールプ
オダリスク : アナスタシア・ペトゥシコーワ
  : エフゲーニヤ・ドルマトーワ
   : リュー・チヨン
[休憩 20分]  
≪シンデレラ≫ 第2幕のパ・ド・ドゥ  [8分]  
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ/振付:アレクセイ・ラトマンスキー  
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ ミハイル・ロブーヒン  
≪ロミオとジュリエット≫ バルコニーの場面  [8分]  
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ/振付:レオニード・ラヴロフスキー  
ヴィクトリア・テリョーシキナ エフゲニー・イワンチェンコ  
≪チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ≫  [10分]  
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/振付:ジョージ・バランシン  
アリーナ・ソーモワ レオニード・サラファーノフ  
≪瀕死の白鳥≫  [4分]  
音楽:カミーユ・サン=サーンス/振付:ミハイル・フォーキン  
ディアナ・ヴィシニョーワ  
≪ザ・グラン・パ・ド・ドゥ≫  [9分]  
音楽:ジョアッキーノ・ロッシーニ/振付:クリスティアン・シュプック  
ウリヤーナ・ロパートキナ イーゴリ・コールプ  
[休憩 20分]  
≪海賊≫ 組曲  [35分]  
華やぎの国〜メドーラのヴァリエーション〜オダリスク〜パ・ダクション〜コーダ  
音楽:アドルフ・アダン,ほか/振付:ピョートル・グーセフ  
装置:テイムラス・ムルヴァニーゼ (補佐:ミハイル・シシリヤンニコフ)
衣裳:ガリーナ・ソロヴィヨーワ  
メドーラ : ヴィクトリア・テリョーシキナ
コンラッド : ダニーラ・コルスンツェフ
アリ : ウラジーミル・シクリャローフ
ギュリナーラ : エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
オダリスク : マリーヤ・シリンキナ
  : ヤナ・セーリナ
   : エリザヴェータ・チェプラソワ
指揮 : パーヴェル・ブベリニコフ  管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団

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プッチーニ「トスカ」@新国立劇場

新国立劇場の中でも、トラディショナルな演出、豪華で重厚な舞台装置で好評を集めている「トスカ」が再演された。ワタシも以前に新国の「トスカ」を見たことがあるけど、オペラ入門に最適な演目のひとつだし、この演出だったら誰にでもオススメできるかな、と思える内容だった。私が行ったのは12月13日(日)で、この演目の最終日、日曜日の公演とあってホールは満員。

ま、でも、個人的には「トスカ」って、プッチ−ニの中では好み度が高いほうの演目じゃない。もちろん、プッチーニは一番好きなオペラ作曲家なんだけど、見たいと思う優先順位が高くないというべきか。ナゼかっていうと、ワタシもよくわからないのだが、あのトスカの人物像に問題があるのかも。

・・・・・・というのもワタシ、嫉妬心が強烈な女性ってダメなんだよね(汗)。いや、もう、ホントにだめ。だからカヴァラドッシがトスカに惚れる理由がわからない。スカルピアがトスカに惚れる理由はわかるんだけど、カヴァラドッシはトスカが嫉妬深いことを知っていて付き合ってるんでしょ?それ、共感できないんだよねー。なので、ワタシはこの演目を見るときには、一歩引いて見ているワケ。

そんな話は置いといて(汗)、歌手はいずれも大健闘。タマーは、どちらかというとドラマチック・ソプラノの系統なのかな? やや重めの声だけど、豊かな声量とテンションの高さは良い。でも、歌に込める感情がちょっと一本調子。細かな感情の起伏が感じられないのがザンネンかも。ヴィントレも声がとても良い。声量もあるし、こちらは感情の込め方もウマイ。スカルピアは、かなり狡猾そうな役柄を強調したような声の持ち主。個人的にはもっと重量感のある声のスカルピアがイメージなんだけど、この人の声はちょっと軽めかな。でもイイです。カーテンコールでは大きな拍手を集めていましたから。

で、この日の一番の収穫は、シャスラン指揮の東京フィルハーモニー。アンサンブルも整えられていて、なおかつドラマチック。バレエで聴いたばかりのマリインスキー管と比べても、劣らない内容だ・・・・と言ったらほめ過ぎかな。でもこれだけの演奏が聴けるんだったら、日本のオケでも良いじゃないと思える内容であったことは確か。

新国の「トスカ」はイイ。わかりやすいストーリー、超豪華な舞台装置、・・・・こんな演目がレパートリーにあるんだったら、身近な人をオペラに誘ってみたくなる。新たなオペラ愛好家を発掘するためにも、もっと上演頻度を増やしても良いんじゃないかな。

2009/2010シーズン
2009/2010 Season Opera
Giacomo Puccini:Tosca
ジャコモ・プッチーニ/全3幕  【イタリア語上演/字幕付】

スタッフ

【指 揮】フレデリック・シャスラン
【演 出】アントネッロ・マダウ=ディアツ
【美 術】川口直次
【衣 裳】ピエール・ルチアーノ・カヴァロッティ
【照 明】奥畑康夫
【芸術監督】若杉 弘
【主 催】新国立劇場

キャスト

【トスカ】イアーノ・タマー
【カヴァラドッシ】カルロ・ヴェントレ
【スカルピア】ジョン・ルンドグレン
【アンジェロッティ】彭 康亮
【スポレッタ】松浦 健
【シャルローネ】大塚博章
【堂守】鹿野由之
【羊飼い】九嶋香奈枝
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

posted by のら at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | opera

2009年12月17日

川口凛 in Ginza PART6

この日は、前日までの雨も上がって、しかも12月としては異例の暖かさ。川口凛=晴れ女伝説はホントだったw

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Model: Rin Kawaguchi
Camera: Olympus E-P2 & Lumix G 20mm F1.7, Olympus E-620 & Zuiko Digital 9-18mm F4.0-5.6 (with ND400)

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2009年12月23日

デプリースト&都響 @サントリーホール (12・18)

ちと遅くなったけど、先週の都響定期のレポ。前常任指揮者のジェイムス・デプリーストの登場を待ちわびていたファンも多かったのか、地味な選曲の割には会場はほぼ満員の盛況だった。

第691回定期演奏会 Bシリーズ(12/18)

指揮:ジェイムズ・デプリースト
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

まぁ、それにしても、なんともトリトメのない曲だなぁ・・・・シューマン(爆)。一度、CDで聴いたことある曲だけど、最後まで聴きとおすことができなかった記憶が蘇る。ソリストの、イザベル・ファウストは、凛とした音色とゆるぎない意思を感じさせるフレージングで、スバラシイ演奏家だというのは伝わってくるのだが、いかんせん曲がコレではどうしようもない。

ブルックナーでは、都響の弦楽器群の美しい音色を堪能できたが、音楽全体を貫くような構造的な柱が乏しいような気がした。ブルックナーの良い演奏を聴くと、西洋の荘厳な教会建築をを思わせるような絵姿が思い浮かぶのだが・・・。金管楽器のミスも散見され、ワタシ的にはイマイチの演奏だった。

でも、演奏の良し悪しというよりも、むしろ選曲の良し悪しの問題のほうが、比重が高かったような気もするけどね。特にシューマンのヴァイオリン協奏曲はナシでしょ。

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2009年12月24日

クリスマス・イヴ in 台場

今日から台場でお仕事。し、しかし、・・・今日はクリスマス・イヴ! いつもに平日は、修学旅行の中学生と、中国から来た観光客の姿がほとんどなのに、今日はかぽー、カポー、Coupleばかり。いやー、東京のカポーの一割は台場に集まっているんじゃないかと思うほど。

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ヴィーナス・フォートも、アウトレットができて大繁盛。上の写真は、いつもの噴水のところだけど、今日はウェディングドレスとタキシード?のお二人が記念写真の撮影中。

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レインボーブリッジのライトアップもいつもと違うカラー。

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そのツリーとレインボーブリッジを背景にした記念写真の名所。ここもカポーの大行列。

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上の写真に映っているのは行列の半分くらい。たぶん50組以上のカポーが並んでるんじゃないか(汗)。たぶん30分以上待つんだろうな・・・・・。 いやー、大変ですねーw

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2009年12月27日

秋山和慶&東響の「第九」 @MUZA名曲全集

今年最後のコンサートは、MUZA Kawasakiでの名曲全集。個人的には年末に第九を聞く習慣はないけれど、MUZA名曲全集の年間会員になっていると12月の公演はいやでも「第九」というのが恒例。客層は、いつもの演奏会とは違って、このホールはハジメテっぽいような客も多く、満席になった。

20091227-1

【出演】
指揮・チェンバロ:秋山和慶
ヴァイオリン:南 紫音
ソプラノ:佐々木典子
メゾ・ソプラノ:清水華澄
テノール:大槻孝志
バリトン:青山 貴
合唱:東響コーラス
【曲目】
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜春、冬
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱付き」

南紫音は、美貌の若手ヴァイオリニスト。ステージに登場した瞬間から、パッと花が咲いたようなドレス姿。硬質で引き締まった音色ながら、やや線の細さ、音量の乏しさが気になる。「春」と「冬」での音色がいずれも怜悧な傾向。多少は、季節感を感じさせて欲しかった。

第九は、事前に危惧していたんだけど、東響の弱点が出てしまった演奏だったように思う。その弱点とは、弦楽器の薄さ、特に低弦の薄さではないだろうかと、ワタシは思っている。曲目によっては、その弱点は目立たないのだが、やはりベートーヴェンになると目立ってしまうのだ。弦楽器が薄いベートーヴェンは、骨密度の低い音楽・・・音楽に込められたベートーヴェンの意思が、どうしても薄く感じられてしまうのだ。ソリストは若手が多かったが、全体としてはまずます。その中ではバスの声量の大きさが光っていた。

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ワタシ的には、ちょっと物足りない演奏だったんだけど、会場は大いに盛り上がっていたので、もしかしたらワタシだけの感想なのかもしれないけどね。

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