今日はイイ天気でしたねー、ホント。昨日は冷たい雨が降っていたというのに、今日は朝起きたら雪をかぶった富士山が見渡せて、青空が広がって、ちょっと暖かな陽気。ワタシは午後からロケハンを兼ねて某所を散歩して、その後、晴海のトリトンスクエアへ。午後3時開演のコンサートは第一生命ホールの室内楽。
QW2009-2010〈#88〉 Galleria
エルデーディ弦楽四重奏団
メンデルスゾーン生誕200年を記念して
出 演
エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志 (ヴィオラ) 花崎薫(チェロ)]
曲 目
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.13
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調op.44-2
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調op.80
メンデルスゾーンの室内楽って、ぜんぜん馴染みがなくて、聴いたことがある曲・・・というか、聴いた「記憶がある曲」がぜ~んぜんない。今日のコンサートで一回聞いただけで結論云々という話じゃないけど、個人的に好みの傾向ではないかも。というのも、楽想から、作曲者が何を言いたいのか、どんな感情を込めて書いたのか、・・・そういった思いがあまり伝わってこない。なんか、淡々と曲が進んでしまう感じで、・・・・でも第2番の最終楽章は良かったけど。
そんなワケで、このコンサートの感想を客観的に書けるには程遠い聴き手で終わってしまったんだけど、このカルテット、かなり巧いですねー。いや、たぶん初めて聴くカルテットなんだろうケド、艶やかな1stの音がリードした4人のアンサンブルはかなりの高水準。機能的にも、この曲を聴く限りにおいては申し分なし。
アンコールは2曲。今度は、ぜひ別の曲で聴いてみたいカルテットだ。