2008年09月07日

奄美のシマ唄を聴く〜中村瑞希

8月最初の金土日に行われている奄美まつりは、奄美大島で一番大きなお祭りだ。3日間を通して、シマ唄大会、オリオンビアパラダイス、花火大会、舟こぎ競争(沖縄風に言えばハーリー)、奄美で盛んな相撲大会、街頭を埋め尽くす八月踊りとパレード、・・・・・奄美の人たちは、まるでこの日のために一年を過ごしてきたのかと思うほどのエネルギーを、この祭りに傾ける・・・・と言ったらオオゲサか(爆)。

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今日の写真は8月1日に行われたオリオンビアパラダイスでのひとコマ。公民館で活動しているフラダンスやフラメンコなどのあとには、シマ唄で有名な歌手たちが登場する。ワタシもオリオンビールのナマを飲みながら芝生に座って聴いていた。その中で登場した一人が、写真の中村瑞希(なかむらみずき)さん。

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この人の名前はずっと前から知っていたけど、その声を聴いたのは初めて。すごい良い声である。張りがあって、密度感もある。どこまでも通るような声は、歌い手の強い意志を感じさせる。彼女の出番が終わって、さっそくステージ裏に駆けつけて本人からブログへの掲載許可をいただいた。最初は無精ヒゲが伸びたオジサンに声をかけられて驚いた様子だったが(爆)、快くOKしてくれた。話した時間はすこしだったけど、とっても気さくで優しい感じでした。

帰ってきてから彼女のCDを2枚注文。中村瑞希のソロの「KAFU」と、吉原まりかとのコンビで「マリカミズキ」という名前で出している「ルミネッサンス」の2枚だ。HMVのネットショップだったのだが、手元に届くまで3週間くらいかかった・・・。彼女の声をメインに堪能するなら伴奏は三線ソロの前者のCDがオススメだし、ちょっとBGM風に楽しむなら様々な西洋楽器を使っているマリカミズキがオススメ。

ステージが終わると、港を舞台にした花火大会。これがスゴイ。大迫力!!!!

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都会の花火大会では味わえないような距離感で、巨大な花火がどんどんと打ちあがる様は圧巻だ。もし、この時期に奄美に行くのなら、ぜひともこの花火大会を見に行ってほしい。

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2008年09月08日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その1 (7月27〜31日)

7月27日の朝、喜界空港売店にバイクを返却し、9時50分発の第一便の飛行機で喜界空港を離陸した。10分もしないで奄美空港に着陸したのだが、これからが大変な一日=トラブルの始まりだった。まず第一のトラブルが、空港から名瀬に向かうバスが、予定より5分も早く出発してしまったこと。本来なら10時15分発の空港から名瀬に向かうバスに余裕で乗れたンハズなのだが、バスのチケットを買っているうちに「あれっ!バスがいないっ」ってことになって、バス券売り場のねーねーも大慌て。急いで奄美交通に電話してくれたのだが、飛行機が予定よりも早く着いたので、速めに出発したとのこと。ここで大きく言っておこう「ふざけるな、奄美交通!!!!!バカヤロー」なのだよっ(爆)。

チケットを売ってくれた観光案内所のねーねーも悪いと思ってくれたのか、その後のルートなどもいろいろと考えてくれて、後の行程に大きな影響はなかったけど、結局、次のバスまで奄美パークで時間をつぶし、この日の目的地=古仁屋には予定よりも2時間くらい遅れて午後3時過ぎに到着。そして、この日はトラブルその2があったのだが、ここでは省略。とにかく、この日はトラブル続きでメゲた。でも、気を取り直して古仁屋からからフェリーに乗ってカケロマ島の港である生間(いけんま)に。

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カケロマ島では2つの宿に泊まった。まず1泊目は「民宿・和の夢」だ。

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「和の夢」は、生間の港から歩いて2〜3分のところにある宿で、新築一年以内でとっても新しい。外観もちょっとオシャレな感じだが、港から近いとは言っても宿から海を見ることは出来ない。

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客室は2部屋。部屋の中はこんな感じでとってもキレイ。ロフトと部屋固有のシャワーが付いているけど、なぜかトイレは共用。これはもともと食堂として設計を考えていたけれど、途中から民宿としても使えるように設計をしなおしたためらしいけど、設計にはちょっと不思議なところも多い。ロフトは、子ども連れなら喜ぶと思う。

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この宿のウリは、何と言っても食事だ。とにかく2食付6,500円の宿としては最強の食事と言ってよい。魚の揚げ物、刺身、貝、煮物、サラダ、汁物、・・・どれもウマイ。ただし注意点は、量がちょっと多すぎること。もともと、料理が大好きなおかあさんが、美味しい食事を食べてもらいたいと思って始めた宿(食堂)だから、「おもてなししたい」と言う思いがとっても強くて、それが食事の量が反映してしまうのかも。夕食が上の写真の感じなら食べきれるのだが、翌朝の朝食も概ね同レベルの食事が出てきたのは、さすがに食べ切れなかった(汗)。

それに、喜界島もそうだったけど、九州圏の醤油は「甘い」ので、慣れていないワタシとしては刺身にはどうも合わないと思うのと、ニラを使った料理が多く、特に味噌汁にニラが入っていると強烈なにおいがするのだ。醤油に関しては奄美諸島のすべての宿・食堂で同じ傾向なので、この宿に限った問題ではないし、ニラはカケロマ島の食文化なので、これもこの宿に限った問題ではない。ニラが苦手なら、あらかじめそのように言っておいたほうが良いと思う。

で、全体的には、清潔で新しく、居心地が良い宿だ。昼食で油ソーメンも作ってくれて、とっても感謝!! オススメの宿のひとつです。

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で、この宿のねーねーに車で連れて行ってもらったのが、野見山という集落で、生まれたばかりのウミガメの保護をしているところ。子どもたちと一緒にウミガメの放流をするはずだったのが、海が大荒れで延期になってしまったらしい。

写真は生まれて1週間くらいのアオウミガメの赤ちゃん。むちゃくちゃカワイイっ!!!

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2008年09月14日

町田エイサー祭り

9月13日と14日の2日間、東京の町田駅周辺を会場としてエイサー祭りが行われている。その初日に行ってきた。・・・・とは言っても、初日の会場は商店街にある駐車場で、すでに人垣に覆われていて、遅めに行ったワタシが見る場所はさなげ。ようやく端っこのほうに隙間をみつけて、40分ばかりエイサーを見ることが出来た。

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写真は、初日のトリを勤めた本場=沖縄から来た諸見里青年会のエイサーだ。その前に登場した団体と比べると、動きがダイナミックで迫力がある。

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伝統的なエイサーを踏襲している団体らしく、太鼓=バーランクは男性のみ。女性は手踊りで、たおやかな雰囲気をかもし出す。

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14日(日)は、メインの道路も使ってエイサーが行われる。見に行くなら14日のほうが圧倒的にオススメ。町田エイサー祭りにホームページにはスケジュールも掲載されているので、興味があればどうぞ。

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カケロマ島、そして瀬戸内町へ その2

7月28日、カケロマ島に到着した翌日、トラブルで前日に借りることが出来なかったレンタバイクがフェリーで生間港に到着した(もちろん、通常はフェリーで配達してくれることはない)。バイクはヤマハのJOG、原付ながら2サイクルでパワーがあり、古いけど整備も行き届いていてとても走りやすいバイクだった。バイクを借りるのは、古仁屋にある「かけろまトラベル」という旅行代理店だ。レンタル代は、・・・・ここでは前代未聞なほど安いとだけ書いておこう(爆)。

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「和の夢」に荷物を預けて、午後からバイクで島の東側を周ることにした。生間港を玄関とするカケロマ島の東部には、みどころが比較的集中している。特別な目的があるなら別だけど、カケロマを初めて訪れるなら東部のほうに宿を探すほうが良いかもしれない。

生間(いけんま)から歩いても20分くらいで行ける場所だが、島の反対側にある諸鈍(しょどん)の集落には立派なデイゴの並木がある。そしてここは「男はつらいよ」の最後の作品となった「虎次郎 紅の花」の中心的なロケ地となった場所でもある。

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この写真には写っていないが、集落のおじいやおばあがベンチに腰掛けて、ぼんやりと海を眺めている姿をよくみかける。このカケロマ島では、そんな、沖縄よりも沖縄らしい光景を、どこの集落に行っても見ることができる。

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諸鈍にいた、フーテンの猫さん。海風に吹かれて、気持ち良さそう。

そして、島の最も東にあるビーチ=徳浜。当初は、ここにあるHiro Island Styleという宿に泊まろうと思ったのだが、ハイシーズンは一人だと難しいとのことだった。徳浜は、波は高く砂は粗いけど、水の透明度は高くて長い海岸線が美しい。

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奄美の場合は、サンゴ礁が沖縄と比べて発達していないので、リーフエッジまでの距離が短い。

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徳浜は、小さな製塩所がある程度で、先ほどのHiro Island Styleという宿があるくらい。そのほかはな〜んにもない小さな集落だけど・・・こんな海の色を眺めながら、一日のんびりと過ごしてみたいものだ。

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そして、安脚場戦跡公園は、第二次世界大戦の要塞の跡地に作られた絶景のポイントだ。断崖絶壁が連なり、まさに天然に要塞だ。喜界島のところでも書いたが、もし終戦が遅れたら、ここカケロマ島=奄美大島が沖縄に次ぐ主戦場になっただろう。

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最後に、4年前にカケロマ島に来たときに泊まった「来々夏ハウス」前のビーチ。ここは大島海峡の内海なので、ほとんど波はない。子どもたちでも、安心して遊ばせることができる。

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カケロマ島東部をまわった後、「和の夢」の戻って、原付バイクで次の宿に向かった。

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2008年09月15日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その3

7月28日夕方、生間の「和の夢」から次の宿である伊子茂(いこも)にある海宿5マイルに向かった。地図で見るとたいした距離ではないんだけど、ノースフェイスのダッフルバッグMを背負い、さらにパシフィックアウトドアの防水バッグをかごに入れて走ると原付ではキツイっ!生間からなんだかんだで30分以上かかって瀬相の港についてガソリンを給油、そして島の反対側にある伊子茂に向かった。この宿は2回目なので、迷わずに到着。4年前と変わりのない風景だった。

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この海宿5マイルは、ワタシ的にお気に入りの宿。ホントは秘密にしておきたいのだが、まぁ、奄美空港から3時間以上かかるカケロマ島に限っては予約が取れなくなるほど人気が出るとは思えないので、紹介してしまおう。

この宿は、基本的にトイレ・風呂は共同で6,000円の部屋がスタンダードだが、写真の部屋は1泊2食付で8,000円。コテージ風のバス・トイレつきの部屋だ。この建物、なんとオーナーの手作りだ。ワタシも建築については多少聞きかじったほうだが、この建物についてはホントに素人の手作りとは思えないレベルだ。4年前はベットは2台しかなかったけど、今回は1台増えていた。

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浴槽つきの風呂も広いし、窓の外はもう砂浜が見える。そう、この宿のウリは、部屋を出て10mも歩けばもう伊子茂湾に面した砂浜なのだ。

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子どもだったらハンモックに揺られるのもいいし、夕暮れ時はビーチに椅子を持っていって缶ビールを飲みながら時間が過ぎるのを楽しむのもいい。ただ、この場所は伊子茂湾の奥まった場所なので、夕陽を見ることはできない。

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夕食にはオーナーが取ってきた魚が並ぶ。毎晩、新鮮な魚の尾頭付きが並ぶのだ。黒糖焼酎の水割りを飲みながら、暗くなった窓の外を眺めつつ、刺身をつまむ。贅沢な時間だ。

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食堂はこんな感じで、ビリヤードの台もある。壁にはオーナーが写したと思われる写真が展示されている。貸切でないときは、食事だけの利用もOK。私が宿泊中も、隣の集落の人が誕生パーティで使っていた。

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この宿で飼われている老猫。とっても人懐っこいけど、近所の猫とケンカしたらしく、かなりの痛手を負っていた。

海宿5マイルは、エアコン、テレビ、洗濯機は無料だし、食事も文句なくウマイ。これで8,000円ならナットクの水準だけど、冷蔵庫が部屋の外で共用なのがちょっと気になるところかも。もちろん、スタンダードな6,000円の部屋でも値段以上のよさは味わえるはずだ。

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この宿から原付で20〜30分走ったところにある西阿室(にしあむろ)の集落の手前には、夕陽が良く見える高台がある。この島でも有数の夕陽ポイントかも。ただし、この日は雲が多く、お天道様は顔を見せてくれなかった。

カケロマ島の外洋側の海岸線は、上の写真のような感じでたくさんの岬が突き出ている。岬の延長線上にある小島の多くは「立神」=たちがみと呼ばれ、信仰の対象となっている。神々が地上に降りるときにはまず立神に降り立って、神道(かみみち)を通って、集落の裏手にある山に宿ると言われている。

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カケロマ島、そして瀬戸内町へ その4

7月29日、宿を「海宿5マイル」に移った翌日は、島のガイドさんに案内をお願いすることにした。この島の唯一?のガイドは、カケロマドットコムの寺本さんだ。4年前に来たときにも、当時は島のガイドを始めたばかりの彼女に2日間のガイドをお願いしたので、島の見どころの多くは案内してもらっていたのだけれど、原付で周るにはこの島は大きすぎる(それに暑いっ!)。今回も一日だけガイドをお願いすることにした。

個人的なオススメとしては、カケロマ島を訪れるのであれば、少なくとも半日〜1日はガイドをお願いしたほうがこの島を楽しめると思う。島の東部にはモデルコースもあるけど、島の行事や集落の成り立ち、島の見どころなどをリクエストに応じて案内してくれる。この島の見どころを彼女なりのこだわりで周ると、2日間くらいはかかると思うけど、ガイド付きであればそのくらいの見どころはあると言うことでもある。また、料金もかなりリーズナブルで、今回、ワタシが回ったコースで10,000円也。一人だったらレンタカーを借りるよりも安いかもしれない。(複数人だったら人数分かかるのかな、やっぱり・・・)

この日は、宿に9時に迎えに来てもらって、まずは隣の花富(けとみ)の集落の中を歩いた。この集落の家は、堤防の上に門があるような感じ。いつも波の高い海岸ではないけれど、台風のときなどは大波が打ち寄せることもあるので、この集落の門は鉄板で封鎖できるようになっていて、水が浸入しにくい構造になっている。この家はシーサーあり。

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沖縄にも多いけど、海岸に漂着した浮き玉をつかってデコレーションしている家もある。

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その後、西阿室小学校に行って校長先生の話を聞いたり、島にIターンした人のお宅に行ったり、・・・・そして、そういう場所に訪問するたびに麦茶や果物をもらったりして、この日に貰ったペットボトルは全部で3本だったかな?(爆) 寺本さんにガイドをお願いするとこういう良い点もある(笑)。彼女はこの島の生まれではなく、この島に旅行で訪れて、ペンションで数年働いてから、4年ほど前にガイドとして独立したらしいんだけど、いまやこの島の観光では欠かせない人になっているのではないかと思う。

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カケロマ島西部の集落にある個人の庭園。すごく立派だけど、いまこの島ではマツクイムシの被害が広がっていて、この家の立派な松の木も葉がピンク色に染まって枯れ果てようとしていた。上の写真の背後の山にも、ところどころピンクの木が見えるけど、これらはみんなマツクイムシにやられてしまった松の木だ。

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お昼は実久(さねく)の海岸にある茶屋で、ハヤシライスを注文。奄美にきてからずーっと島料理ばかり。さすがに飽きてきていたので、時にはこういうメニューがうれしい。値段は600円だったかな。

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この景色を眺めながら、ハヤシライスを喰いますた(爆)。実久と芝は、たぶんカケロマ島でも最も海が美しいビーチ。この日は波が高くて砂が舞い上げられ、ソーダ色になっていた。子どもたちが2人、海で遊んでいたけど、そのほかは誰もいない。

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この写真の色、すごいでしょ。この日の実久の海の色は、あの波照間島のニシハマに勝るとも劣らない美しさ!

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実久からとなりの芝の集落に行く道の途中で撮影。写真中央の島は、江仁屋離(えにやぱなれ)という無人島。某TV番組の無人島生活でお笑い芸人が0円生活をしたのがこの島だ。

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芝のほうが外洋から遠いので波も低いが、その分、砂も粗い。水の透明度は実久よりも高くてクリアー。こっとの海は、ホントに誰もいなかった。写真の右奥に小さく見える2階建ての建物がペンション芝。新しい建物ではないけれど、窓からは美しい海を眺められる。こんなところに宿をとるのも悪くない。

ホントはこの日、カケロマ島でも最強の景勝地=秋向に行きたかったんだけど、諸事情で行くことができず残念。でも、この日は一日、クーラーが効いた車で周れて満足。佐知克の西田精糖でお土産を買ってから、宿まで送ってもらって寺本さんと別れた。いつもながら丁寧なガイドで感謝。

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宿から西阿室に向かう途中にある花徳峠から望む伊子茂離(いこもぱなれ)。夕陽が沈んで光跡が天高く伸びる。

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連泊した海宿5マイルで出た尾頭付き!そのほかに煮魚や揚げ物もあるけど、あくまでも魚がメインのメニューだ。

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宿のすぐ前のビーチから宿の方向に魚眼レンズを向けて長時間露光。やっぱりノイズが多いなぁ、・・・長時間露光のノイズの少なさではCanonの独壇場なのかも。

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2008年09月16日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その5

7月30日、今日は3泊したカケロマ島を離れ、奄美本島に戻る日だ。ホントはもっとカケロマでまったりとしたかったのだけど、日程的に仕方がない。今度来るときにはカケロマ島西部の宿に泊まってみたい。

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海宿5マイルでの朝食。東向きなので、朝日がさわやか。食後のコーヒー(別料金だけど・・・)も美味しい。

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ちょっと時間があったので、原付で於斎(おさい)のガジュマルの大木。寅さんの映画でも登場した巨木だけど、これは見事。魚眼レンズで下から見上げてみた。

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瀬相港からフェリーに乗って奄美本島に戻る。

古仁屋の港に着くまでは25分ほど。この日の目的地は、カケロマ島の対岸にある瀬戸内町嘉鉄(かてつ)の集落だ。・・・あ、ちなみにカケロマ島も行政上は瀬戸内町ですケド(爆)。昼食は古仁屋からバイクで30分くらい走ったところにあるマリンステーション奄美でパスタを注文。とにかく、このときは島料理以外を食べたかった。

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写真はないけど、マリンステーション奄美の目の前にはヤドリ浜と言う大きなビーチがあって、家族連れで楽しめるマリンスポーツがメニューとして用意されている。

で、マリンステーションから近いところにあるホノホシ海岸の写真が下。常に強い波が海岸線を洗い、角が取れた丸い石が波によって打ち寄せられ、そして海に引きずりこまれる。そのたびに大きな音でカラカラカラ・・・と、大迫力の音を奏でる。

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マネン崎展望台の近くから大島海峡を望む。

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この日の宿は、瀬戸内町嘉鉄という集落にあるネプスダイブリゾート。1泊2食付で6,000円の宿だ。部屋は和室で6畳、テレビ付き、ただしエアコンは2時間100円のコインクーラーだ。共用の冷蔵庫もないけれど、宿の人にお願いすれば預かってくれる。

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部屋も共用の水廻りも清潔だし、宿から海岸までもすぐ近く。ダイニングも広々していて、この日に泊まったのはワタシだけだったので、とっても静かだった。

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夕食も、家庭的な島料理でとっても美味しかった。ビール(300円だったかな?)を注文すると、黒糖焼酎は無料となるシステム。

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夜は更けて、公民館近くの堤防にて。天然記念物らしいムラサキオカヤドカリがたくさんいる。

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堤防から三脚を立てて南の空を長時間露光。明かりが見える島影は、昨日まで泊まっていたカケロマ島だ。914秒(約15分)の星の光跡だ。ノイズが多かったので、ニートイメージで処理済。

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ネプスダイブリゾートも、居心地が良くて、ホスピタリティも暖かく感じられて、オススメの宿のひとつ。名前からダイビング系の宿だと思うけど、実際に泊まってみるとふつーのペンションとして考えても良さそう。今回の旅は、みんないい宿に恵まれたと思う。

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2008年09月17日

カケロマ島、そして瀬戸内町へ その6

7月31日、やっと旅の終わりも見えてきた。ネプスダイブリゾートの朝食は、「うちは一応ペンションなので・・・」と言い訳しながらトーストをメインとした洋食。毎回島料理だと胃が疲れるので、こういうバリエーションはむしろ嬉しい。

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お世話になったネプスさんにはお土産までいただいて、ホントにお世話になりました。

ふたたび、でっかい荷物を背負ってまずは古仁屋へ。そこで荷物を預けるところを探すために新しく港にできた「せとうち海の駅」に行って観光案内所にいったんだけど、「ここには荷物を預けるところはありません」とにべもない返事。そーゆーNeedsってないのかなぁ? 来るときにも「和の夢」の電話番号を聞いたら、「観光協会に加盟していない宿なので、電話番号はわかりません」という返事だったし・・・・。

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個人的には、以前のスーパーマーケットの隣にあったローカルな雰囲気の待合所が好きだった。どうも、こういうハードウエア優先の「海の駅」って必要性に疑問を感じざるを得ない。

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「海の駅」には、瀬戸内町の物産即売のお店がいくつか入っているし、2階にはレストランや展示コーナーみたいなものもある。でも、そんなに賑わっているような感じもしない。どうも、観光客のニーズや情報発信のあり方などはあまり検討されずに、まずは建物ありきで作られてしまったモノのような気がした。

やむなく荷物を預けるために、バイクを借りた「かけろまトラベル」に行くことにした。ここでは気持ちよく荷物を預かってくれた。身軽になったところでバイクを飛ばして、まずは油井岳高知山の展望台へ向かった。

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ここはいずれも絶景!やや雲が多いのが残念だったけど、大島海峡が一望できて、カケロマ島の全貌を見ることができる。ホントはここで夕陽を見たかったなぁ。

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こうやって眺めてみると、この町が「瀬戸内」と名づけられているのもナットク。

展望台の帰りには、トカゲを捕まえていた猫さんと遭遇。びっくりして側溝に逃げ込み、トカゲを逃がしてしまった猫さん、ごめん。

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そして、名瀬行きのバスの時間まで、原付でできるだけ西の方向に走ってみようと思って出発!古仁屋に戻って、進路を西の方向へ。

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ところが、1時間くらい走って深浦の集落のあたりまで行ったところでガソリンの残量がこころもとなくなり、安全を考えて古仁屋に引き返すことに。昼食は、以前にも入ったことがある味園という店で鶏飯を注文。以前は1階はカウンターだったのに、今回は座敷に改装されていてちょっと驚いた。

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ここでカケロマ・瀬戸内編はおしまい。この日は、お昼を食べてからバスに乗って名瀬に向かった。ホントはカケロマや瀬戸内でもっとゆっくりしたかったんだけど、この時期(8月最初の金土日)はちょうど名瀬で「奄美まつり」が始まるのだ。今回はゆったりした旅というよりも、ちょっと急ぎめの旅になってしまったかも・・・。

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2008年09月19日

名瀬にて その1

7月31日午後、古仁屋からバスに乗って夕方に名瀬に到着。旧奄美交通のバスターミナルはホテルに変わっていたけれど、そのほかは4年前に見た街並みと大きくは変わっていない様子。この日から3泊するのは、奄美では最も有名な宿と言っても過言ではない「たつや旅館」だ。バスを降りて1〜2分くらいのところにあって、繁華街の近く。便利この上ない宿だ。まぁ、この宿については、あまりにも有名なので以下省略(爆)。素泊まり3,000円の宿としては最強の宿だと思う。

チェックインすると2階に案内され、前回と全く同じ部屋に泊まることになった。エアコンが新しいものに変わっていた。早速スイッチを入れたが・・・・、これが電源を入れても全然冷えない。いくら待っても冷えない。仕方がないので宿のマスター(ちあきさん)に言ったのだが、「そんなはずないんだけどねぇ、新しく付けたばかりだし、昨日泊まった人も何も言っていなかったし・・・」と言いながら調べてくれたが、やっぱり冷えない。マスターの同級生?の工務店に人に来てもらったら、やっぱり冷媒のガスが漏れていたことがわかった。

ワタシが近所のスーパーに買い物に行って、夕食を食べに行っている間に修理完了。4年前はなかなか冷えないエアコンだったが、修理後の新品エアコンはさすがに快適だ。

夕食は、名瀬で鳥料理がいちばん美味しいとの評価を聞いて行った「鳥しん」。メニューはこんなかんじ。カウンターに座って、とりあえず店員さんにオススメを尋ね、キハダマグロの刺身、鳥刺身、そして、もものひらきを注文。もちろんビールも。

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お店はそれなりに混んでいて、地元でも人気のある店と言う感じがする。写真は鳥のさしみ。味はふつーに美味しいけど、東京でも同等もしくはそれ以上に美味しい鳥料理を出してくれるお店はあるかも。

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山盛りのねぎがのった「もものひらき」。焼いたもも肉をポン酢で食べる。鳥のモモをこんな感じで食べるのは初めて。鳥の油と、さっぱりとしたねぎとポン酢が、いいコンビネーション。でも、ひとりだとちょっと多いかも。 0920-23
キハダマグロの刺身。
南国の刺身って、油がのっていないイメージがあるけど、これはもっちりした感じが美味しい。
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翌8月1日は、まずは足となる原付バイクを借りることにした。ネットで調べた範囲だと、名瀬には三軒のレンタバイクの店があるみたいだけど、まず奄美南国旅行サービスに電話したところ、すでに全部貸出中。次に内山商事に電話したところOK。宿からちょっと離れているけど、すぐに内山商事に行ってバイクを借りた。バイクはSuzukiの新型Lets4G、ワタシが持っているバイクと同じエンジンを搭載している姉妹機種で、しかも新品同様!店主は、「バイクにトラブルがあると大変だから、新しいのを貸してるんだよ」とのこと。ありがたい。こんな良いバイクを借りられるなんてラッキー。ちなみに2,200円/24hで、3日間レンタル。

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早速、バイクに乗って出発。さすがに4サイクルなので、前日まで乗っていた2サイクルのバイクと比べるとパワーが足りないけど、新品同様のバイクは気持ち良い。上の写真は、名瀬市街地を写したもの。残念ながらこの日はモヤがかかってしまって、見通しが悪い。こんな日は、良い写真は撮れそうもない。

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上の写真は、たぶん秋名という集落の先の海。潮が引いていて、海では漁をしている人が点在している。何が採れるのかなぁ。

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道に迷いながらも奄美自然観察の森に到着。しかし、・・・・なんか・・・・あまり見るべきものがないというか・・・・・。すぐに退却。

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0920-05 そして、上の写真は、この日の目的地のひとつ。安木屋場(あんきゃば)のソテツの群生地。ソテツは岬の先端など、他の植物が生えない場所にもたくさん生えている。スゴイ生命力だ。そしてこの景観は見事!、迫力がある。

そして、昼食は有名な「鶏飯ひさ倉」へ。とっても立派な建物で客席数も多いけど、お客さんもいっぱい入っている。ワタシは鶏刺しつき鶏飯を注文。鳥刺しは、実にウマイ!鶏飯も、鳥の味が濃くて、これまで食べた中で一番ウマイと思った。オススメ。

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さらにバイクを飛ばして、空港を超えてあやまる岬へ。このあたりで暑さでバテバテ・・・・。

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奄美本島で最も美しいビーチとの評価も高い土盛海岸。潮が引いているのでこの写真だとイマイチだが、光線の状態が良くて潮がもう少し満ちていればヒジョーに美しいのではないか。

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もうここまで来て疲れ果ててしまったので、途中、ばしゃやま村で休憩してから名瀬に戻ることにした。さすがに原付ではキツイし、トンネルでは後ろの車のプレッシャーを感じるし・・・(汗)。でも、バイクだと写真を撮りたいと思ったところで、気軽の止められるのがイイ。

宿に戻ってシャワーを浴びて、夕方からはオリオン・ビアパラダイス。たくさんの出店が出て、ステージでは踊りや歌が披露されている。ワタシもオリオンビールを片手にステージを鑑賞。中村瑞希さん、ハシケンも登場したし、かなり充実したステージを見させてもらいました。

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ステージが終わると、名瀬港で花火大会。すげー迫力!

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この日の花火は、ホントにすごかった。これを見るために名瀬に行くのもアリかも・・と思うほど。でも、この日は朝からバイクツーリングに花火大会と、一日中動き回ってさすがに疲れた・・・。夕食は宿の近くのラーメン屋さんでとんこつラーメン。夜はゆっくりとしようと思ったけど、宿の1階のダイニングでは、夜遅くまで大騒ぎ。年に1回のお祭りだからいいかっ。でも、翌日宿のマスターに聞いたところ、ステージに登場していたハシケンも来ていたとか。えーっ、ハシケンと話をしたかったよーーーーっ!!!

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2008年09月20日

名瀬にて その2

8月2日、この日は土曜日。こうやって旅を続けていると曜日の感覚がなくなってくるけど、旅の終わりが近づいているのはひしひしと伝わってくる。

さて、奄美まつりについて。ちょっと感じたことを一言。「踊るアホウと見るアホウ」という言葉があるが、このまつりは明らかに「踊るアホウ」のためのお祭りだ。観光客誘致のためのまつりだったら、空港でまつりのパンフレットを配るとか、市内の観光客が泊まりそうなホテルや宿でも広報紙などが置かれているハズなのだが、こんなものは全くない。ホントに見事なまで外部向けのPRがされていないのだ。「奄美まつり」でググっても、公式サイトが見当たらない。ワタシの探し方がマズイのかもしれないけど、これだけ大規模なまつりなのに、いまどき公式サイトもない祭りっていったい・・・・(爆)。

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そんなワケで、もし、このまつりのプログラムを知りたいと思たら、地元紙の南海日日新聞に折り込まれていた特集号を見るしかない。たつや旅館でも、その新聞を見せてもらって、やっと祭りの詳細がわかるという感じなのだ。花火とビアパラダイスは別だけど、その他のプログラムは基本的に地元の人向けの参加型のお祭りなので、そういう意味では通りすがりの観光客が見ても「あ、何かやってるな・・・」という程度で終わってしまうかもしれない。ワタシ的には、奄美の文化を知る上で、とっても興味深いと思うけど。

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で、この日は舟漕ぎ競争、沖縄風に言うとハーリーだ。泊まっているたつや旅館からも歩いてスグのところが会場で、名瀬港の周りには各集落=チームごとのテントがたくさん出ていてスゴイ熱気。

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私が見た午前中は、たぶん・・・まだ1回戦だったのか、出場するチームの力はいろいろ。コースをどんどん曲がっていく船や、フラッグをまわるのに戸惑っている船がある一方で、2位以下を余裕で引き離して余裕でゴールする船もある。この後の予定などがわかれば、もっと見ても良かったのだが、プログラムが手元にないので決勝が何時ごろに行われるのかもわからない。このまま見続けても先が見えないので、バイクを飛ばして大浜海浜公園に行ってみることにした。

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前に来たときは、観光ネットワーク奄美の水間さんに自転車を借りて行ったんだけど、今回原付で行ってみて改めて思った。4年前はよく自転車でココまで来たなぁ・・・・(爆)。写真では良くわからないかもしれないけど、やっぱり水蒸気でモヤがかかっている。奄美の夏はこういうときが多く、風景写真を撮るのには難しい。きれいな写真を撮るには、空気が澄んでいる午前中早くから動き始めることが大事だし、海を写す場合は順光になる時間帯、満潮になる時間帯を調べた上で出かけたほうがイイ。

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大浜海浜公園内にある水族館にいるウミガメ。水族館そのものは小さくて、・・・見るべきものは少ないかも。

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奄美伝統の高倉作りの休憩所。大浜海浜公園は、名瀬から近い割には海がキレイ。夕陽の名所でもある。

しばし大浜海浜公園にいて、昼ごはんを食べようと思ったんだけど、海浜公園内にある食事処ではあまり食べたいものがなくて、名瀬に帰ってきてから昨日も行った「鳥しん」へ。注文したのは地鳥ラーメン(600円)なのだが、これは鳥のダシが出ていてウマイ。翌日にはさらにこの店で鶏飯も食べたんだけど、個人的にはもっと味が濃いほうが好み。したがって、個人的には、鳥しんで一番のオススメは地鳥ラーメンだと思う。

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そして名瀬市内でお土産探しの散策に出発。その前に泊まっている「たつや旅館」を一枚。外観からはそんなにイイ宿だとは思えないが(爆)、泊まってみればわかるその良さなのだ。

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おもやげを探しに某酒屋に行くと売り物の米の上で爆睡する猫をハッケン。

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宿に戻ってからシャワーを浴びてちょっと昼寝。そして夕食はちょっと早めにたつや近くの居酒屋喜多八で軽く飲んで、八月踊りがはじまる時間を見計らって店を出た。

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名瀬の繁華街の通りは、島の各集落ごとの踊りの輪で埋め尽くされる。人数が多くて活気のある輪もあれば、そうでない輪もあるけど、どの踊りも集落の総力を挙げた出し物だ。下はたつや旅館前での1コマだ(たつやは写真右端)。

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写真を撮って歩いていたら、青年会の人に生ビールを貰ったり、観光ネットワーク奄美の事務所前に立ち寄ったら、4年前にガイドとして1日半案内してくれた水間さんに缶ビールを貰ったり・・・。

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八月踊りも終わって宿に戻ったら、たつや旅館の食堂で黒糖焼酎をのみながら「ゆんたく」(=沖縄の言葉でおしゃべり)が始まった。4年前は毎日のようにたつや旅館で、宿のマスターのちあきさんを囲んでの飲み会があったんだけど、今回はこの日が初めて。ちあきさんの同級生には4年前にも会ったことがあるハズ。

同宿の人や、これから旅館のヘルパーになる人たちとの話も弾んで、11時過ぎには近所のカラオケバー「ミスティ」に。宿に戻ってきたのは2時くらいだったかな・・・・よく覚えていないデス。

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2008年09月21日

名瀬にて その3 (最終回)

8月2日(日曜日)。今日は奄美諸島の旅の最後の日。前日の夜はたつや旅館で飲んで、ミスティまで行ってしまったために、朝起きたのが9時半ごろ。急いで朝食&荷造りし、宿に荷物を預けてチェックアウト。

奄美まつりもこの日が最終日で、子どもたちの相撲大会と、夜は名瀬市街地でパレードも行われる。とりあえず名瀬中学校で行われている相撲大会を見に行くことにした。バイクを走らせて10分ほどで名瀬中学校に到着すると、そこには常設と思われる立派な土俵があって、まわりには家族関係者と思われる人たちが陣取っている。これもやっぱり「参加型のまつり」なんだろう。

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相撲が盛んなところは奄美群島の大きな特徴だ。どこの集落に行っても公民館の広場には土俵があるので、島の行事には相撲は決して欠かせないものになっているのだろう。

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取組表みたいなものがないので、いつ、どんな取り組みが行われているのかさっぱりわからなかったのだが、ワタシが着いたときには中学校の団体戦、ついで小学校の個人戦みたいだった。たぶん私が着く前には小学校の団体戦が行われていて、私が帰ってから中学校の個人戦が行われたんだろうと思う。

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相撲の取り組みも、体の大きさに差があるのに、小さいほうのが圧倒的に強いということもあって、見ていて結構面白い。

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以下は小学生の個人戦。女の子も二人出場していた。二人とも一回戦を突破していたのは立派!だけど二回戦では二人とも負けていた。

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小学生とはいえ、なかなかの力戦だ!

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0919-08小学生の個人戦の途中で退却。昼ごはんは、またもや「鳥しん」で鶏飯。島料理は飽きてきても、この鶏飯だけは飽きがこない。もう新しい店を探すのがめんどくさくなってきた(爆)。

そして「やっちゃば」でパッションフルーツを購入。4年前に食べたパッションフルーツよりも、ずっと甘かった。

ガソリンスタンドで給油して、内山商事にバイクを返却。宿に戻って荷物を受け取って、バスターミナルから空港行きのバスに乗り込んだ。飛行機は19時だったので夕方のパレードの最初のほうを見ようと思えば見れたのかもしれないけど、それよりは奄美パークに行って田中一村の絵を見たかったのだ。

奄美パークは、旧空港跡地のできた観光施設。その中には、日本のゴーギャンと呼ばれることもある田中一村の美術館がある。ここに入るのは4回目だが、何回入っても田中一村という人物の生き方、その絵が醸し出す生命力に圧倒させられる。

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一村の絵を見て、資料室でビデオを見ていたら、あっというまに数時間過ぎてしまう。もし奄美に行く機会があるなら、絶対に行くべき場所のひとつだと思う。

そして奄美パーク内を散歩し、ちょっと早い夕食を食べてから、再びバスに乗り奄美空港へ。19時発の羽田行きの飛行機は厚い雲の中に吸い込まれ、島影は見えなくなってしまった。

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今回の旅は10泊11日の旅。この時期にしては天気にはホントに恵まれた。雨が降ったのは喜界島での1回だけスコールに見舞われたのと、喜界からカケロマへの移動日にちょこっと降られただけ。4年前のこの時期に旅したときも天気が良かった。奄美とは相性がいいのかもしれない(爆)。でも、もうちょっと島人たちといろいろな話ができればよかったなぁ。あとシマ唄の「かずみ」や「吟亭」にも行けなかった。それは次の機会に譲ることにしたい。

今回は初めての島=喜界島を旅し、これで与論、沖永良部、徳之島、請島、与路島を含む奄美諸島の有人島は全島制覇。奄美は、沖縄と日本本土との中間にあって、その両方の文化や生活、宗教観がクロスオーバーしているところが多い。自然風土もそうだ。どこか日本的でありながら、沖縄的でもある。単純に海の美しさやサンゴ礁の大きさを比較すれば、沖縄のほうが見ごたえがあるかもしれないけど、奄美にはまだ観光化されていない手付かずの自然が多く残されている。誰に見られることがない美しい海岸を独り占めできる贅沢さを味わえる。そして、島人たちと話せば、日本人が忘れかけている優しさがある。また数年のうちに奄美の島々を訪ねてみたいと思う。

PS. 最後に、同じ時期に奄美を旅行していた人のブログをハッケン。なんと同じ「たつや旅館」に同じ日程で泊まっていて、さらに4年前に初めて奄美大島に行ったときには同じ飛行機に乗っていたらしい。こちらのブログを読むと、別の角度からの奄美を知ることができると思います。

posted by のら at 00:50| Comment(4) | TrackBack(0) | Trip-Amami

2008年09月23日

沼尻竜典&東京交響楽団 MUZA名曲全集

21日(日)はMUZA Kawasakiのコンサートに行ってきた。なんと9月に入ってから初めてのコンサートで、とっても久しぶり。会場は9割以上の入りで盛況だった。

・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
・ムソルグスキー=ラヴェル編曲:展覧会の猫

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ラフマニノフを弾いたニコライ・ルガンスキーは、ステージに登場するとまず長身ぶりが目にとまる。推定185cm程度?たぶん、手も大きいのだろう・・・・難曲のラフマニノフを軽々と弾いている感じだ。軽めのタッチで流れるようなテクニックを見せ、音色は透明感があって美しいのだが、ちょっとメリハリは不足気味か。あっさりしすぎ・・・という評価もあるだろう。8月に同ホールで同曲を弾いた小山実稚恵とは対照的な演奏だが、ワタシ的には両方ともきらいじゃない。沼尻&東響のサポートも堅実で満足。

後半は、聞きなれた名曲だけに、ふつうの演奏では高い評価はしにくい。演奏そのものは堅実で、大きなミスはなかったが、いささかダイナミックレンジが不足していたような感じだ。曲そのものに深みが少ないだけに、オーディオ的な意味で面白い演奏を期待してしまうのだが、音色そのものの磨きこみには向上の余地があると思うし、フォルテシモに近づくとリミッターがかかってしまうようなもどかしさを感じてしまう。その意味ではもの足りなさが残ったなぁ・・・ちょっとキビシイかもしれないけど。 アンコールは、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」。

PS. 本文と写真は、直接関係はありません。

posted by のら at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | orchestra-TSO

波照間

今日の午前は、天気が良くて涼しくて・・・ということで、久々に原付の「猫之助号」のエンジンをかけて(爆)、多摩川をお散歩。堤防の上でバイクを止めて一休みしていたら、なぜか鳩が寄ってくる。ええいっ!鳩どもっ、お前らに用はないっ! こうやって寄ってくるところを見ると、だれかがバイクで来てエサを与えているな(爆)。

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散歩が終わって川崎の沖縄料理店「波照間」でランチ。幻の「泡波」のデカイ瓶(三升くらい?)があったけど、よく見たら中身は入っていない。

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久々に沖縄そばを食べたかったので、アーサそば定食を注文。

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そばの上にはアーサ(アオサ)と錦糸玉子、豆腐(ゆし豆腐?)がのっている。定食は、ジューシー(炊き込みご飯)、もずく、漬物(野沢菜)、冷やした汁粉がついて980円。ちょっと高いけど、こっちのテナント代などを考えるとまぁ妥当な線なのかなぁ。味はふつーに美味しい。

でも、この店、私が店に入った11時半ごろはまだ空席が多かったけど、店を出る12時過ぎにはもうたくさんの空席待ちの人たちが並んでいる。ココにいくなら早めの時間に行きましょう。で、この店はお客が来ると「めんそーれー!」って言ってる。「めんそーれ」は沖縄本島の「いらっしゃいませ」。波照間なら八重山らしく「おーりとーり」と言わなきゃいかんゾ(笑)。

posted by のら at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Monologue

2008年09月28日

マーク・ストリンガー&都響

9月26日(金)はサントリーホールで行われた都響の定期演奏会に行ってきた。今月の定期はAB両定期が同一プログラムであるにもかかわらず、チケットは完売。会場はもちろん満員となった。

出演者
指揮:マーク・ストリンガー
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ

曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 (ハース版)

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今回の定期の目玉は、やはりデュメイの登場だろうと思う。ずーっと以前、都響が創立20週年記念ということでヨーロッパ演奏旅行を行ったとき、フランスでソリストを務めたのもデュメイだったような記憶がある。ステージの登場した彼は、かなりの巨人だ。たしか身長は190cmを大きく超えていたはず。持っているヴァイオリンが子供用のスケールに見えるのが可笑しい。そこから奏でられるヴァイオリンの音色は、しっとりとした落ち着きのある美音だ。明らかにアメリカのジュリアード系の硬質な音色とは違い、艶やかで柔らかな音色は何よりの魅力だ。

しかし、この演奏が楽しめたのかというと、ちょっと違う。まずは演奏のテンポが遅すぎ・・・、たぶんこの遅めのテンポはデュメイの指示によるものなのだろうと思うjケド、音楽の流れが停滞していてベートーヴェンらしい様式感が感じられない。ディメイのソロも、自由奔放なテンポの揺らし方で、・・・・もしこれがヴァイオリンソナタやむ伴奏の曲だったら別の感想になるのかもしれないが、このテンポの揺らし方ではオーケストラとの噛み合わせが悪すぎる。終演後のカーテンコールは盛大だったので、私のような感想は少数派かもしれないけど。

後半のブルックナーは、たぶん実演でははじめて聞く曲だ。前半のベートーヴェンのテンポが遅かったので心配していたんだけど、後半はプログラムに記載されていた通りの57分でぴったりと演奏が終わった(爆)。曲全体の構成は、7番と似ていて、美しいアダージョが第2楽章に配置され、第3楽章がスケルツォなのも同じだ。しかし、親しみやすい旋律が多い7番と違い、6番は洗練されているとは言いがたい。そのあたりが演奏回数が少ない理由なんだろうけど、しかし、何回か聞くと滋味深いものがありそう。

演奏は好演。低弦が記帳となった重心が低いオルガントーンをベースに、大いなる賛歌を描き出す。ストリンガーは、なかなかオケの統率力もありそうで、聞きなじみの少ないこの曲を聴き応えのある演奏で聞かせてくれたと思う。

posted by のら at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | orchestra-TMSO

アルミンク&NJPの「ばらの騎士」

新日本フィルの新たなシーズンの幕開けを飾る9月の定期演奏会は、R・シュトラウスの歌劇の中でも最も高い人気を誇るであろう「ばらの騎士」、その演奏会形式での上演だ。ホントは26日(木)のチケットを持っていたんだけど、仕事の都合で振替制度を利用し、ランクアップの差額を払ったもののなんとか土曜日の公演に振り替えが可能となった。会場のトリフォニーホールは、9割強の入り。

指揮:クリスティアン・アルミンク
元帥夫人:ナンシー・グスタフソン
オクタヴィアン:藤村実穂子
オックス男爵:ビャーニ・トール・クリスティンソン
ゾフィー:ヒェン・ライス
ファーニナル:ユルゲン・リン
マリアンネ:田中三佐代
ヴァルツァッキ:谷川佳幸
アンニーナ:増田弥生
歌手:佐野成宏
合唱:栗友会合唱団・東京少年少女合唱隊

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今回の座席は、3階のバルコニーR側。ステージは、後方にオーケストラ、前方左側に三角形のステージが作られ、コンサートオペラの形式ながら、そこで物語が展開される。したがって、私の席=バルコニーR側からは、ちょっと見にくいステージになってしまった。ちなみに上の写真は第2幕が終わっての休憩中のステージだ。

まずは飯塚励生のつくった演出から。このステージの一番の特徴は、たぶん元帥夫人の幼少時代と少女時代をイメージした天使が登場し、その二人がずっと物語の進行を見守り、そしてハッピーエンドに導くために舞台上で狂言回しを演じていることだろうと思う。この天使は劇団ひまわりの子役が演じていて、最初は何かな?と思ったし、天使がいなくても十分に物語としては成立するだけに必然性には乏しいと思うけど、まぁ、新しい試みとして率直に面白かったと思う。

登場人物の衣装を見ると、時代設定は20世紀前半か。飯塚の演出は、アイデアに満ちていて、それが最もたくさん凝らされていたのは第2幕。ばらの騎士が登場するシーンでは、1階客席通路に合唱団を並ばせて「ロフラーノ!」の合唱、そしてサイドの扉からオクタヴィアンが登場し、ステージに駆け上る。さらにオックス男爵の手下のチンピラが、ファーニナル家の女中たちを追い掛け回すシーンも1階と2階の客席だ。このようなコンサートオペラ形式の場合、客席とステージを一体化させる手法は定番だけど、とても効果的だ。このような形式での上演としては、やや演出過剰という声もあるだろうと思うけど、個人的には好きな系統の演出だ。また飯塚の演出する舞台を見てみたいと思う。

次に歌手。一番の収穫は、ゾフィーを歌ったヒェン・ライス。リンク先をごらんいただければお分かりの通り、とっても美人。ステージでの姿も良く映える。よく営業用の写真と実物で、「何年前の写真を使ってんねん」とか、「どんな修正してんねん」とか、その格差に驚かざるを得ないヒトも多いけど、この人に関してはそんな心配はご無用。声は、硬質でよく通るコロラトゥーラ系か。第2幕冒頭での結婚にあこがれる夢見る少女としての表現はイマイチだったけど、その後の気丈でしっかり者のゾフィーは、とても澪力的に演じてくれた。

ついで、オクタヴィアン役は初めてといいう藤村実保子。いまや日本を代表するメゾである藤村が、少年の役を歌うというのは注目だ。それにしても彼女の声量はスゴイ。メゾとして美しい声を保ちながらも、ホールを満たす声量の豊かさには驚くばかり。ビャーニ・トール・クリスティンソンの演じたオックス男爵も、往年のクルト・モルを思わせるような声で、これからが楽しみな歌手だ。ナンシー・グスタフソンの元帥夫人も良かったが、もう少し地位の高さに裏付けられた凛とした強さを感じさせても良かったのではないかと思う。ファーニナルを歌ったユルゲン・リンは、この役柄としてはちょっと声が強すぎるイメージかも。歌手の佐野は、端役であるにもかかわらずサスガです。

オケは、R・シュトラウスの官能的な色彩感が不足気味。それに旋律の歌わせ方が浅い感じがしたし、歌手も含めた全体のアンサンブルとしてはもっともっと向上が望めるのではないかと思う。私の席の位置に原因があるのかもしれないけど、声とオケのバランス、歌手同士の声のバランスがイマイチのシーンも多かった。

それでもこの「ばらの騎士」を見終わった後は、あの三重唱〜二重唱の美しさが心に残る。やっぱり、「ばらの騎士」はいいオペラだよなぁ。

posted by のら at 18:30| Comment(0) | TrackBack(1) | orchestra-NJP

2008年09月29日

E-3の欠点

ヨーロッパ最大の写真ショー「フォトキナ」が開催され、その前には各メーカーから最新機種の発表され、発売される。私のメイン機種OLYMPUS E-3が発売され、使い始めてそろそろ1年になろうとしているけど、やはり欠点も目立ってくる。どんなカメラでも欠点はつきものなのだが、ワタシ的な使い方だと、ポートレート撮影では概ね問題ナシ。たまに夜間ポートレートでは高感度ノイズに弱いところを感じることはあるけど、オリンパスの場合はF2クラスの明るいレンズがあるし、何と言ってもSummilux25mm F1.4もあるので、カバーはできる。しかし旅の持っていくカメラとしては、やはり不満が出てきた。

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その第一は大きさと重さ。142.5mm x 116.5mm x 74.5mm(幅×高さ×奥行き 突起部含まず)で、重さ810gは、やはり大きすぎるし重過ぎる。ソニーがこの秋に発表した35mmフルサイズの撮像素子を搭載したα900は、約156.3 (幅)x 116.9 (高さ)x 81.9 (奥行)mm、約850g(電池、付属品含まず)。もちろんE-3よりも大きいけど、α900の撮像素子の面積ははE-3の約3.8倍だ。そしてE-3と同様、視野率100%のファインダーを搭載し、ボディ内手ぶれ補正をも搭載して、重さは850g。これは軽い!防塵防滴性能や剛性などの差はありそうだけど、フォーサーズだったら現在の性能を維持したままで650gくらいの重さにできないとナットクできない(爆)。

さらにキャノンのフルサイズの新機種5D mark2は、152.0(幅)×113.5(高さ)×75.0(奥行)mmで810g。幅はE-3よりもちょっと広いけど、概ね同じ大きさ、重さといってよい。NikonのフルサイズD700は、約147×123×77 mmで、995g。これはE-3よりも一回り大きいし、重いと思うけど、E-3よりも撮像素子が圧倒的に大きいことを考えればナットクの大きさ・重さだ。長々と書いたが、こんな風にフルサイズのカメラと大きさ・重さが比較できてしまうということ自体、フォーサーズにあってはならないことだと思う。

そんな批判があったのか無かったのか、・・・・オリンパスはE-3とE-520の中間に位置する中級機の開発発表をした。写真を見るとE-3よりも多少小型化されているみたいなので、ちょっと注目している。

第二の不満点は高感度&長時間露光時のノイズの多さだ。ISO400までは常用域だが、ISO800が実用域限界点、ISO1600は非常用という感じだが、少なくともあと1段階はレベルアップして欲しい。あと長時間露光時のノイズの多さは、かなりヒドイ。60秒程度であれば問題はないが、5分を超える露光となると画像は盛大なノイズにまみれることになる。最初はカメラの故障かと思ったほどだ。これはノイズリダクションをかけてもたいして改善しないのがさらに悲しい。

ワタシは星の軌跡を写すのも好きなのだが、熱ノイズが派生しやすいCCDならともかく、熱ノイズが原理的に少ないはずのL-MOSでこのレベルというのはちょっと信じられない。ずーっと前にはCanon EOS10Dで写した乗鞍高原での星の軌跡写真は30分でも目立つようなノイズが発生しなかった。この面ではCanonに5年以上遅れていると言わざるを得ない。

こんなことを書いていると、E-3が問題だらけのカメラに見えてくるけど、逆に言えば上記の2点だけが大きな不満点で、それ以外はなかなか良くできたカメラだと思っている。カメラとしての完成度やバランスではEOS 50Dや、D90に譲るかもしれないけど、ハードな使い方をするのであればE-3は今でも有力な選択肢となりえるカメラだと思う。

※掲載の写真は、E-1で写した竹富島西桟橋の夕陽。

posted by のら at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Photograph